この記事ではTRUEFREEのイヤーカフ型ワイヤレスイヤホン「Clip C10」をレビューしていきます。
耳を塞がないオープンイヤー型で、まるでイヤーカフのように耳に挟んで使う本製品は、5,000円以下という価格以上のサウンドや快適性を実現。ミニマルなデザインはどんなファッションやシーンにも馴染み、主張しすぎないスマートさが魅力です。
実際に使ってみると、その見た目からは想像できないほど、低音から高音までバランスの取れたクリアなサウンドに驚かされました。特に、ロックやポップスといったラウド系の音楽との相性も抜群で、5,000円以下とは思えないほどの高音質を実現しています。
本記事では、実際に使ってみて感じた音質はもちろん、洗練されたデザイン、長時間つけても疲れにくい装着感、そして直感的な操作性について詳しく解説します。また、メリットだけでなく、正直なデメリットについても触れています。
5,000円以下で手軽に使えるワイヤレスイヤホンをお探しの方、特に「耳を塞ぎたくない」「デザインにもこだわりたい」「でも音質は譲れない」という方の参考になれば幸いです。

- 片耳5.1gの超軽量ボディ
- 主張の少ない細身のアーチ
- 5,000円とは思えない迫力のサウンド
- 誤操作の少ない物理ボタン搭載
- 質感は値段相応のプラスチック
- アーチ部分が細くて折れないか心配
クーポンコード:TFC10X0802
割引率:5%OFF
対象商品:TRUEFREE Clip C10
有効期間:2025/8/17 00:01 – 2025/9/16 23:59
通常価格:4,680円
こちらのAmazonページから決済画面にて上記クーポンコードをご入力ください。
商品ページにある割引クーポンとも併用可能です。
※この記事はメーカーから製品提供をいただき作成しています。レビュー内容は忖度のない内容となっておりますが、記事中にはアフィリエイトリンクを含んでおりますので、ご了承ください。
TRUEFREE Clip C10とはどんなイヤホン?

製品の特徴

- 耳を塞がず取れにくいイヤーカフ型
- 片耳5.1gの超軽量
- 主張の少ない細身デザイン
- 本体8時間の連続再生
- Bluetooth 5.4搭載&マルチポイント接続対応
- 12mmデュアルマグネット&空間オーディオ
Clip C10はワイヤレスイヤホンなどを販売するTRUEFREEから2025年に販売開始されたイヤーカフ型ワイヤレスイヤホンです。
片耳5.1gという超軽量で線が細く主張の少ないシンプルなデザイン、12mmドライバー搭載の迫力のサウンドに8時間連続再生できるバッテリー性能。
耳穴を塞がずにリスニングできるので、仕事や家事、運動中など様々なシーンでの「ながら聴き」に最適。
5,000円以下で購入できる高コスパなワイヤレスイヤホンです。
カタログスペック

価格(Amazon) | 4,680円(税込) |
サイズ | 本体約2.7×2.7×2.7cm(ケース約6×5×3.2cm) |
重さ | 本体5.1g(ケース込み44g) |
カラーバリエーション | 1色(黒) |
ドライバー径 | 12mm |
連続再生時間 | 本体8時間(ケース28時間) |
充電速度 | 10分充電で1.5時間使用可能 |
Bluetooth | Bluetooth 5.4 |
対応コーデック | AAC/SBC |
マルチポイント接続 | 最大2台 |
防水性能 | IPX5 |
音質レビュー:高コスパ・しっかりとした低音と抜けの良い高域!
【音の特徴】高音の抜けが良いドンシャリサウンド
普段使っているAeroClip(Anker)と比較すると、ギターの高音やシンバルの音がしっかり抜ける煌びやかなサウンドであるというのが第一印象です。
低音もしっかりと出ており、AeroClipに負けず劣らずの迫力。ベースやバスドラの音がくっきりと聞こえます。
安いイヤホンによくあるサウンドレンジが狭くこもったような印象は全くありませんね。
AeroClipが1.7万円でClip C10が5,000円以下、値段を聞かずに聞き比べたら違いや良し悪しを説明できる人は決して多くないはず。
AeroClipは中低域がかなり強いので、人によっては低音が強すぎると感じる人もいそう。そういう方はこっちの方が好みの音かもしれない。
AeroClipより安い音ではあるのは致し方ないが、1.7万払うのを躊躇する人はこっちで十分だと思う。
【向いている用途や音楽】ギターロックやシティーポップ、動画や音声配信
高音がよく抜けるので、クランチ系のギターロックや最近流行りのシティポップ系なんかにはピッタリだと思う。
インスト系のマスロックとかノイズロックのような変態的なギターサウンドはさらにその異質性が際立つかも。
ただ、高音が抜ける分、耳が疲れやすい可能性があるので、長時間聞くならEQでハイカットするのがおすすめ。
低音もガッツリ出るドンシャリ設計なので、メタルやハードコア、EDMなんかも全く問題ないですね。
利用用途としては、音楽視聴には幅広く対応。動画視聴や音声配信なども幅広く使えます。
本体が5gと軽いので長時間使用しやすいのに加えて、低音が出過ぎている訳でもないので、ポッドキャストやYouTube動画の音声もとてもクリアに聞こえます。
AeroClip(Anker)は中低域が出過ぎていて「寝ながらポッドキャスト再生は向かないな」と思っていたので、これはちょうどいい。
【指向性・音漏れ】オープンイヤー型なので周囲への迷惑には注意
オープンイヤー型イヤホンは耳を塞がないので、長時間使用やながら聴きに最高。
とはいえ、耳を塞がないことで低音が外に逃げてしまったり、周囲の音に負けたり、周囲に音漏れして迷惑になることもあります。
Clip C10は、しっかり低音が出るし、耳穴に直接音を届けているような感じがあるので、外出中に使用しても物足りなさを感じることはほとんどありませんでした。
交通量の多い道路を散歩してみても、メインのメロディーははっきり聞こえるくらいには問題なしです。流石にベース音まではかき消されてしまう。(周囲の音が聞こえる安全性とのトレードオフ)
音漏れについては、ベースの音が聞こえるくらいまで音量を上げるとそこそこの音漏れは致し方ないといった感じ。満員電車の中では音量を絞り目にしないと、周囲に迷惑をかけてしまうかも。
満員ではなく、隣と距離があれば電車のノイズにかき消されるレベルです。
デザインと構造レビュー:軽量でシンプルな構造
【デザイン・質感】お値段相応のプラスチック感だけど主張のなさはグッド

カラーは黒一色で統一されており、耳穴側のスピーカーは球体、バッテリー側は角丸形状のスタンダードなデザインになっています。

バッテリー部分はカーボン風のストライプ模様が入っていて、チープな印象はなく、使用中に耳裏に装着する部分としてデザイン性を大切にしている感じがします。

一方で耳に入るスピーカー部分はTHEプラスチックのツヤツヤなブラック。この部分は少し安っぽさを感じますが、マットにすると皮脂のあとが残りやすいので、機能性重視であえてそうしているかもしれません。

ケースはマットブラック(グレーとの中間色)になっていてシンプルでスタイリッシュです。

ケースの中はスピーカー部分とバッテリー部分の形状の違いを活かした縦置き配置になっています。
どっちにスピーカー側を入れればいいのかわかりやすいのはとても便利。
【サイズ・重さ】本体5.1gで超軽量、バッテリー部分がでかい

本体が5.1gですが、バッテリー部分が結構大きいというのが第一印象。
とはいえ、ケース含め一般的なイヤーカフ型と同等なので気になるほどではない。

持っているイヤーカフ型2種とサイズを比較してみた。
左が今回紹介するClip C10、中央がAeroClip(Anker)、右がPearlClip Pro(SOUNDPEATS)です。
大きさに違いはそこまでない(むしろ小さく見える)ですが、ツル?の部分が異様に細いのでとてもコンパクトに見えますね。

ケースのサイズは一般的なイヤーカフ型と同じくらい。
正方形なので若干縦幅が広いかも。

厚みについても3機種比較すると若干分厚い印象ではあります。
【ボタン・端子】物理ボタンで誤タッチのストレスが0に

一般的なイヤーカフ型はタッチ操作がメインですが、Clip C10にはバッテリー側面に物理ボタンが搭載されています。
タッチ操作だと、装着位置を調整するために触った時に誤操作する時があるのですが、物理ボタンならその心配はありません。

スピーカー部分は12mmのマグネットドライバーが搭載されていて迫力のサウンドを耳穴に向けて直接飛ばしてくれます。

ケース背面には充電用のUSB-C端子とペアリングリセット用の物理ボタンがあります。
1点気になったのが、ケースの蓋の開閉が少し安っぽく感じました。実際に安いので価格相応ではあるのですが、長期間使用していたらバカになりそうな、不安な軽さがあります。(スプリングが無いからかも)
装着感と操作性のレビュー
【装着感】軽いので長時間使用してもノンストレス、アーチが細いのも良し悪しあり

片耳5.1gとイヤーカフ型イヤホンの中でも特に軽いので、長時間使用しても耳への負担がかなり少ないです。
肌に優しいTPU素材と多点調整されたイヤーフックによって、耳への負担を軽減しているとのこと。
イヤーカフ型は仕事や家事・運動などのながら聴きにとても便利なイヤホンなので、長時間耳が疲れない・違和感を感じないというのはとてもポイントが高いですね。
バッテリーサイズが大きいので体積は大きめに感じますが、耳の裏側に綺麗に収まるようなサイズと形状なので、そこまで邪魔には感じないです。
イヤーカフ型なので、メガネをしたままでも邪魔しないのはいいですね。

耳への装着のしやすさは60点といったところ。特に悪いところはないですが、アーチの部分に柔軟性はそこまでないのと、細すぎて広げるのが怖いです。
ただ、アーチがとても細いので、装着している時に耳の主張が少ないのはグッドポイント。一瞬黒いピアスをしているのかというくらいです。
ファッション的に「イヤホンしてます感」が苦手な人はいいかも。(逆にリモートワークだと本当にピアスしているやつだと思われるかも)
【操作性】物理ボタンの良し悪しで好みが別れる

本体での操作はバッテリー側面にある物理ボタンで行うことができます。
- 再生/一時停止:左右いずれかを2タップ
- ボリュームアップ:右を1タップ
- ボリュームダウン:左を1タップ
- 曲送り:右を1.5秒長押し
- 曲戻し:左を1.5秒長押し
※その他通話のオンオフや着信拒否、ゲーミングモード、音声操作などもあります
物理ボタンのメリットは、イヤホンの装着位置調整のために触った時に誤操作しないという点があります。
誤操作防止のために1タップに操作を割り当ててないものもありますが、そうすると操作の時は2タップ以上しなくてはならず結構ストレスになることも。
逆に物理ボタンにすることで、しっかりボタンを押さないと反応しないというデメリットもありますので、誤操作対策よりも軽快に操作することを重視する人は要注意です。(反応が悪いということではなく物理ボタン本来のデメリット)
【Bluetooth性能】途切れは少なく安定、ただペアリングに時間がかかる
Bluetoothは5.4という規格になっており、5.3規格比で通信距離2倍・接続切断率30%低減させているとのこと。
実際使って見ても、途切れを感じることは少なく、3倍以上値段するAeroClipと同等の接続性があると感じます。(なんならそれ以上かも)
ただし、イヤホンを取り出して装着してからペアリング完了するまで若干ラグがあるかなと感じることがあります。AeroClipの接続が異様に早く「ピっ」という音のみなのに対して「ペアリング」というボイス通知なのでその影響でそう感じるかもしれませんが、比較すると待ちがあるように感じます。
マルチペアリングについては、最大2台まで接続可能。
今のところ2台切り替えていても不便を感じることはありませんが、性能は価格相応といった印象です。
【バッテリー性能】普通に使う分にはバッテリー切れの心配なし
カタログ上の連続再生時間(バッテリー性能)は、本体8時間、ケース使用で最大28時間となっています。
10分の充電で1.5時間使用できるとのことで、充電速度も十分。
実際に仕事で使っていても「バッテリーLOW」のアナウンスはまだ聞いたことがありません。※3時間に1回くらい休憩(充電)しているのと、ケース充電は3日に1回くらいはしています。
Amazonのレビューを見ているとカタログ性能ほどはないというコメントもありますが、3-4時間連続で使えれば十分です。それ以上連続で使っていると、逆に耳が痛くなりそうですね。
まとめ|圧倒的コスパ音質!高級感を求めるなら要検討

最後までご覧いただきありがとうございました。
今回はTRUEFREEのイヤーカフ型ワイヤレスイヤホン「Clip C10」をレビューしていきました。
実際に使用して感じたことは「これ5,000円!?」というコスパの高い音質です。
AnkerのAeroClip(1.7万円)を愛用していましたが、正直価格差ほどの音質の差はありませんでした。
聞き比べれば音圧やミドルの迫力などは違うのですが、じゃあ友人に「おすすめのイヤホン教えて」と言われたら、安価帯のおすすめはこれかSOUNDPEATSのPearlClipを紹介すると思います。
安価なイヤホンなので細かな機能の精度や質感といった部分では気になる点がありましたが、バッテリー寿命が来たり、失くしたり、壊したりで1-2年で買い替えるという人ならこれで十分なんじゃないかと思います。
これ以上の質を求めるなら1.5万円以上のものを買わないときっと満足しないですね。
それくらいコスパに優れたワイヤレスイヤホンでした。
この記事がイヤーカフ型ワイヤレスイヤホン購入の参考になれば幸いです。
クーポンコード:TFC10X0802
割引率:5%OFF
対象商品:TRUEFREE Clip C10
有効期間:2025/8/17 00:01 – 2025/9/16 23:59
通常価格:4,680円
こちらのAmazonページから決済画面にて上記クーポンコードをご入力ください。
商品ページにある割引クーポンとも併用可能です。