この記事では、SNSでも人気なシンプルでスタイリッシュなバックパックWEXLEY「STEM BACKPACK(ステムバックパック)」を購入した筆者が1年以上使ってみた感想をレビューしています。
普段使いはもちろん、ビジネスでも使えるシンプルでかっこいいバックパックが欲しいな。
WEXLEYのSTEM BACKPACKが気になっているんだけど、実際どうなんだろう?自分で購入した人の評価が知りたいな。
この記事はそんな方に向けて書いております!
STEM BACKPACKはシンプルでスタイリッシュなデザインながらも、機能性や耐久性の評価も高いバックパックです。
この記事では、STEM BACKPACKを自腹で購入した筆者が、1年以上仕事やプライベートで愛用しているからこそわかる商品のメリットやデメリット、購入前に知っておきたい注意点などを紹介します。
レビューと合わせて、その他のモデルの違いやSTEM BACKPACKを検討中の方におすすめの比較商品もピックアップしていますので、購入の際の参考にしていただければ幸いです。
- モノは入るのに主張しない「ちょうど良いサイズ」
- PCを入れても重く感じない
- 外ポケットからはモノを取り出しやすい
- PCを裸で入れられる安心のクッション性
- 小物を入れるちょうど良いサイズのポケットが少ない
- 自立しにくい&底が汚れやすい
- おろす時に肩掛けが引っかかって勝手に長くなる
※この記事はアフィリエイトリンクを使用していますが、メーカー提供ではなく、筆者自ら購入したリアルな感想です。
WEXLEYのSTEM BACKPACKとは?
STEM BACKPACKの特徴・スペック
機能性とシンプルでスタイリッシュなデザイン性を兼ね備えたWEXLEYの人気バックパックです。
0.85kgで17Lと軽さと使いやすい容量があるため、ビジネス使い・小旅行・カジュアルユースまで幅広く使うことができる点が気に入り購入しました。
- サイズ:48(H)×29(W)×16(D)cm
- 容量:17L
- 重量:0.85kg
- 素材:CORDURAナイロン(一部PVC補強)
- 外ポケット:5個(メイン含む)
- 内ポケット:4個(PC収納含む)
- 耐水性:あり(一部布地)
- 収納PC:最大16インチ(クッションあり)
WEXLEY公式ECサイトはこちら
WEXLEYというブランドについて
1994年にフランスのパリにて前身となるブランド「Covertec brand」を設立。翌1995年から携帯端末専用のケースを開発&販売を開始し、アメリカ・カナダ・アジアへ進出。その後、2017年に「消費者に寄り添い、機能的で高品質なプロダクトを生み出す」をコンセプトとしたバッグブランド「WEXLEY」を設立し、2020年には日本に進出し取扱店舗数を300店舗に拡大した。
公式サイトはこちら
使ってわかったSTEM BACKPACKのいいところ(メリット)
①モノは入るのに主張しない「ちょうど良いサイズ」
以前はTHE NORTH FACEの30Lのバックパックを使っていたのですが、サイズが大きくて収納力がある反面、結構な重さ(1.065kg)と大袈裟に見えてしまう妙な主張がありました。
WEXLEYのSTEM BACKPACKは17Lと容量は小さめなので、ちょっと出かける時も主張し過ぎず、必要なものは入るというちょうどいいサイズ感です。
デザインもかなりシンプルなので、普段使いでもビズネス使いでも万能に使うことができます。
②PCやガジェットポーチを入れても重さを感じにくい
本体サイズが適度で重量も0.85kgと軽いことに加えて、背面やショルダー部分のクッション性が高いので、PCやガジェットポーチなど重量のあるものを入れても重さを感じにくいつくりになっています。
主張の際に着替えや充電器等一色詰め込みましたが、1日歩き回ってもほとんど痛みを感じませんでした。
以前のモノは行きの新幹線で既に痛みがありましたので驚きです。
③外ポケットからはモノを取り出しやすい
バックパックは下ろすことなくモノが取り出しやすいかどうかがとても重要ですが、外ポケットのジップがほぼフルサイズ大きく開くので、かなり取り出しやすい構造になっています。
背負ったままでも手を伸ばせばギリギリ届くので、財布程度ならサッと出し入れできます。
メインのポケットのジップにはジップに引っかかりがあるので、スリ防止ができるようになっています。
邪魔だから使いたくない場合は、輪っかの手前で止めればOKです。
④PCを裸でも入れられる安心感あるクッション性
背面とPCポケットの衝撃吸収性がかなりしっかりしているので「これなら大丈夫」という安心感があります。
PCに接触する面はファブリック素材になっているので、PCの外観に擦り傷がつく心配もありません。
背面のクッションは殴っても曲がらないくらいの厚みと硬さがありますが、背負って負荷になるほどではないちょうど良い硬さになっています。(耐水性もある素材になっているそうです)
使ってわかったSTEM BACKPACKの気になるところ(デメリット・購入前の注意点)
①細かいポケットが少ないので小物が入れにくい
つくりがシンプルで使い勝手は良いのですが、ポケットが全体的に大きいものとかなり小さいものと両極端です。
モバイルバッテリーや充電器、カードケースや財布などを入れるちょうど良いポケットがもう少しあったら嬉しかったですね。
バックインバックとしてガジェットポーチの併用をおすすめします。
②底面が斜めで自立しない&汚れやすい
絶対に自立しないというわけではありませんが、PCと小物を少し入れただけの重心が下の方にない場合は自立しません。
そのため、電車で立っている時は足の間に挟んだり、椅子に座っている時は椅子やデスクに立てかける必要があります。
また、底面が布地になっているので、コーティング素材に比べて汚れやすいという点も気になりました。
デスクがあればClipaのよなバッグハンガーで引っ掛けておく方が良さそうです。
③おろす時に肩掛けが引っかかって勝手に長くなる
ショルダーの長さ調節部分がとても滑らかで操作しやすい反面、鞄を下ろす時に手に引っ掛かると、勝手に長さが伸びてしまうことが稀にあります。
慣れてくると気をつける癖がつくので問題ないのですが、ベストな位置で調節したものが勝手に変わってしまうとストレスになります。
デザイン・サイズ感・ポケットをチェック
外観・デザインをチェック
正面はシンプルで無駄のないデザイン
黒一色で無駄な装飾がなく、斜めジップが個性的なデザインになっています。
ロゴも腰周辺にあり、かなり控えめなので飽きがこないデザインですね。
撥水加工のコーティング
STEM BACKPACKはコーデュラ(特殊布地)とPVCのコーティング素材の2つから作られています。
コーデュラ素材は強度・軽量性・耐水性に優れた万能素材とのことで、一般的な布地の鞄同様の見た目でありながら耐水性があるという点が魅力的です。
ちなみに、全面コーデュラ素材のモデルもあります。(記事下部参照)
クッション性の高く、凹凸で通気性のある背面デザイン
背中に当たる部分は立体形状のクッションになっていて、背中への負担を減らしてくれます。
非常に厚みがあるので、背面がグニャっと曲がるのを防いで支えてくれます。
また、蜂の巣形状の凹凸が通気性向上に役立っていますので、夏場の蒸れを軽減させてくれます。
幅広でクッション性の高いショルダー
ショルダー部分は素材ひとつひとつがかなりしっかりしたつくりになっていますので、背面のクッション性と相乗効果で体への負荷を軽減してくれます。
一般的なバックパックより一回り厚めに作られたショルダークッション、適度な硬さが安心感を感じさせてくれます。
容量・サイズ感をチェック
大き過ぎず日常使いしやすいサイズ感(17L)
バックパックって大きすぎると日常使いしにくかったりするのですが、17Lというちょうど良いサイズ感のため、ちょっと出かける時でも1泊2日の出張でも使うことができます。
20Lを超えてくるバックパックは、それだけで1kg超えてくるものも多く、PCとガジェットポーチを入れたら3kg近くになることも珍しくありません。
そういう意味では0.85kgという軽さはとても使いやすいですね。
個性的なイエローでシンプルな仕切り
外観はシンプルなブラックですが、内面は個性的なイエローとブラックの2色構成になっています。
ジップを開けると、ガバッと大きく開くことができますので、大きなものも収納しやすい構造になっています。
全8つのポケットをチェック
メッシュの収納
メインポケットを開けるとメッシュ素材のジップポケットがあります。
深さは20センチ程度の深さで取り出しやすく考えられています。
メッシュなので、適度な伸縮性があり、どこに何があるか視認しやすくなっています。
開閉部分にはジップポケットとボトルホルダー
ジップポケットの向かいにはボトルホルダーがあります。
かなり伸縮性のある素材なので、ペンケースから500mlペットボトル・折り畳み傘まで幅広く収納できます。
吸水性もあるので、多少の水滴ならカバンの中のものを濡らさずに守ることができます。
ボトルホルダーの横には、深さ20cmくらいのジップポケットがあります。
ちょうどKindle PaperWhiteが縦に収まるくらいのサイズです。
こちらも簡単に取り出しやすいつくりになっていますね。
16インチまでOKなクッション性の高いPCスリーブ
背中部分の裏側に当たる部分にはノートPCを収納することのできるクッションポケットがあります。
衝撃吸収性の高い背面はもちろん、逆サイドもかなり分厚いクッションになっているので、裸でPCを入れても大丈夫な安心感があります。
公式サイトでは最大16インチとのことですが、13インチMacBook Airでちょうどいいくらいなので、PCケースに入れて収納したいという方はサイズをよく確認することをお勧めします。
大きな外ポケットにはキーホルダーもある
外からアクセスしやすい外ポケットは縦一線に大きく開くことができるので、大きなものでも収納でき、収納したものが取り出しやすくなっています。
スキミング防止してくれる背面右ポケット、左は普通のポケット
背中に当たる部分の両サイドにジップポケットが一つずつありますので、カードケースやハンカチなど薄手のものを収納することができます。
背負って右側のポケットはシルバーになっており、スキミングを防止してくれる素材が使われていますので、クレジットカード等が入ったカードケースの収納に便利です。
逆サイドは通常のポケットとなっていて、黄色に色分けされています。
ショルダーのポケットはフリスクか鍵なら入りそう
ショルダー部分の背負って右側には、小さなポケットがあります。
小銭入れ、カードケースまでは難しそうですが、鍵やフリスクくらいなら収納できます。
WEXLEYの他のモデルとの違いは?
FULL CORDURAモデルは「全面コーデュラ素材(布地)」
ツヤツヤした質感があまり好きでない方には、同じSTEM BACKPACKでもフルコーデュラ素材(布地)のモデルがおすすめです。
普段着からスーツまでオールマイティーに対応できる素材です。
撥水性という点ではコーティングモデルには劣りますのでご注意を。
ACTIVE PACKは「大容量&多ポケット」
20LとSTEM BACKPACK(17L)よりも一回り大きいモデルです。
容量が大きいため、数日の旅行や出張などの際にも着替えなどを収納することができます。
外側のジップを開くと、小物が入れられるポケットが豊富にあるので、ガジェットポーチがなくても安心です。
収納できるPCはSTEM BACKPACK同様最大16インチです。
SHELDRAKE BACKPACKは「コンパクト&多ポケット」
「STEM BACKPACKのサイズ感が気に入ったんだけど、ポケットが少し足りないなぁ」という方におすすめのモデルです。
17LとSTEM BACKPACKと同サイズ(外寸は縦横が各2cm小さい)でありながら、11個のポケットがあり、小物の収納にも困らない仕様になっています。
外側に小さいポケットが少ないので、購入の際はご注意を。
収納できるPCは最大15インチです。
【比較用】STEM BACKPACKを検討中の方に人気の他ブランドを紹介
Aer DAY PACK 2
コーデュラ(布地)と艶のあるコーディング素材という点で比較にあげられるのがAerのDAY PACK2です。
容量やポケットの多さ、キャリーバッグのハンドルを通せるバックパネルベルトなど機能性に優れていて、カラーも中までブラック&グレーで統一されています。
重量が1.3kgとなっている点で、大容量重視の方向けです。(STEM BACKPACKは0.7kg)
Urth 20L Backpack
外観には余分なポケットが一切なく、装飾もロゴのみとかなりシンプルなバックパックとして人気のモデル。
撥水性のあるオールナイロン生地、20Lの大容量ということで、カジュアルなカメラバックとしても使用可能です。
外観はシンプルですが12ものポケットがあるので、デザイン性と収納性のバランスを重視する人におすすめです。
Cote&Ciel ORIL SMALL Eco Yarn
個性的なデザインで他の人と違いを感じたいという人におすすめのバックパックです。
耐水性のあるポリエステル素材で、重量は1.1kg。
20Lの大容量と外側2・内側6の計8つのポケットを搭載し、機能性も考えられています。
デザインも機能性も大満足!仕事でも普段使いにもオススメ
最後までご覧いただきありがとうございました。
今回はビジネスにも普段のお出かけにも使えるバックパックということで、WEXLEYのSTEM BACKPACKをレビューしました。
理想の鞄選びは人それぞれ、どんなものにもメリット・デメリットがあって当たり前ですが、仕事や旅行までどんなシーンでも使いやすく、荷物が多くても体への負担が少ないという点でかなりオススメできるバックパックです。
- オンオフ使えるバックパックが欲しい人(オールシーンOK)
- シンプルでスタイリッシュなデザインが好きな人(黒1色、模様なし)
- PCを入れても重さを感じにくいバッグが欲しい人(クッションがしっかり)
- 日帰り・1泊程度の出張や旅行に使えるバッグが欲しい人(ちょうどいい17L)
- 小物を1つ1ポケットに収納したい人(小さいポケットは少ない)
- 土や汚れた床にバッグを置くことが多い人(底は布地)
- バッグパックを立てて置いておきたい人(自立はしない)
- 2泊3日の旅行に使えるバッグが欲しい人(3日分の服は無理)
半年以上使っても、全然へたらないですし、汚れも落ちやすいので、長く愛用できるバックパックであることは間違いないです!
この記事がSTEM BACKPACKの購入を検討中の方の参考になれば幸いです。