今回はVOLTMEの充電器「Revo 30 Duo」のレビューをしていきます。
この記事はこんな方におすすめです。
スマホやMacBook Airの充電に使える充電器が欲しいけど、そんなにハイスペックでなくてもいいので、コンパクトでコスパの高いものが欲しいな。
PCは家で充電すれば問題ないから、私用と会社用のスマホ2台が同時充電できる充電器が欲しいな。
今回「VOLTME」というメーカーさんから充電器「Revo 30 Duo」をご提供いただきましたので、実際に使ってみた感想や購入のメリット・デメリット(注意点)をレビュー形式で紹介していきたいと思います。
- 54gと圧倒的な軽さとコンパクトさ
- 30WなのでMacBook Airも充電できる
- USB-Cが2ポートなのでスマホ2台を急速充電できる
- 2,980円という高コスパ
- MacBook Airとスマホは同時充電できない
- 軽い素材なので高級感はあまりない
※この記事はAmazonアソシエイトリンクを含みます。
今回使ってみたVOLTMEの充電器について
Revo 30 Duo (C+C) 急速充電器
- 54gと圧倒的な軽さとコンパクトさ
- 30WなのでMacBook Airの充電も可能
- USB-Cが2ポートあるのでスマホ2台同時充電も可能
Revo 30 DuoはVOLTMEというメーカーから発売されている、30W給電の充電器です。
コンパクトでありながら、MacBook Airも充電できる高出力な充電器なので、オフィスや自宅用としてはもちろん、出張や出先でのPC作業の際に持ち歩きやすくなっています。
VOLTMEとはどんなメーカー?
充電分野で20年以上の実績を持つ中国メーカーです。
複数の有名なメーカーにOEMという形で製品提供しているため、認知度はあまり高くないのですが、最近独自ブランド「VOLTME」を設立。独自技術の「V-Dynamic」をもって、一般顧客へのダイレクト販売を拡大しています。
VOLTME公式サイトはこちら
- PD充電器:Revoシリーズ
- 充電ケーブル:Mossシリーズ
- モバイルバッテリー:MagPakシリーズ
- ポータブル電源:Hakoシリーズ
使ってわかったRevo 30 Duoのメリット(いいところ)
①54gという圧倒的軽さとコンパクトさ
30W出力で44×37×33mmと非常にコンパクトなので、荷物もコンパクトでコンセントでも場所を取らないというメリットがあります。
ただ、それだけならAnkerやCIOの30W充電器でも同じようなものがあります。
Revo 30 Duoの魅力は軽量素材を使うことによる54gという軽さ。
コンパクト充電器で人気のCIOの30W充電器でも78gの重量がありますので、その軽さは圧倒的です。
②2,980円というコスパの良さ
「30W(急速充電対応)、USB-C2ポート、軽量コンパクト」と今のデバイス充電器に求められるスペックを満たしながら、2,980円という低価格を実現しているのは、有名メーカーのOEMをする会社だからこそできる強みなのでしょう。
AnkerやCIOの同程度スペックの充電器なら3,500円以上しますので、スペック対価格で考えれば、こちらを購入した方がお得ですね。
③MacBook Airにもつかえる30W給電
iPhone付属品の20W充電器と同じくらいのサイズ感でありながら、30Wの出力があるため、MacBook AirやiPadなどのPC・タブレットの充電も可能です。
なので、スマホもPCも充電が切れた時はこれ一つ持ち歩けばOKです。
ただし、30WなのでMacBook Airとスマホの同時充電は難しいです。
④USB-C端子が2ポートなのでスマホ2台同時充電可能
USB-C端子が2つ搭載されていますので、これ一つでスマホ2台を同時に充電することができます。
同時充電の場合は15W+15Wとなりますので、それだけの出力があればかなりの速度で充電完了します。
プライベート用と仕事用で2台常に持ち歩いている人は充電器をまとめられるのは嬉しいですね。
使ってわかったRevo 30 Duoのデメリット(購入前の注意点)
①30WなのでMacBook Airとスマホの同時充電はできない
Revo 30 Duoの最大出力は30Wですので、MacBook Airを接続すると他のデバイスに電力供給することはできません。
そのため、出先でPC作業をしながら、スマホも充電したいという環境にはあまり向いていません。
また、電力を消費するタイプのUSBハブを使用すると、MacBook Airへの電力供給も低下しますので、そのような環境で使用する方は65Wや100W対応のモデルを購入することをお勧めします。
②軽い分、高級感はあまりない
54gという圧倒的な軽さを実現するため、ボディはプラスティック素材になっています。
叩くとカツカツというTHEプラスチックな音がします。
ただ、表面は艶消し加工や模様が入っているので、決して安っぽいということはありません。
個人的には軽さを優先して正解だと思います!
開封・外観&サイズ感をチェック
シンプルな箱と内容物
グレーをベースにブランドカラーであるイエローオレンジを合わせたシンプルなパッケージです。
開封すると、中には本体と説明書・サンクスカードが入っています。
艶消し感のあるプラスチック素材
本体は艶感のないマットなプラスチック素材になっています。
値段の割にはスタイリッシュで質感もいい感じです。
シンプルでデジタルな感じのロゴと箱にも入っていた四角の集合体がデザインされています。
持ってびっくり54gという軽さ
CIOのNovaPort Duoとほぼ同じくらいのサイズですが、持ってみてわかるのは圧倒的に軽いということ。
NovaPort Duoが78gに対して、Revo 30 Duoは54gです。
CIOの30W2ポートモデルでも78gなので、軽さで選ぶなら圧倒的勝利です。
44×37×33mmというコンパクトさ
持っている充電器とサイズ感を比較してみました。
言わずもがなとてもコンパクトなボディです。
ほぼiPhone付属の5W充電器と同じくらいのサイズ、Revo 30 Duoはプラグ部分が折り畳めるので、むしろこちらの方が小さいのではという感じです。
厚みについても、iPhone付属充電器より一回り大きいかな?というくらいでほとんど同じサイズ感です。
こうしてみると、MacBook Air付属の充電器って大きいですね。
USB-C端子が2ポート、幅があるのも嬉しい
ケーブルを接続する端子はUSB-Cタイプが2つ。
端子部分がコーポレートカラーのイエローオレンジになっています。
端子と端子の間にはロゴマークのような模様が刻印されています。
折り畳みできるプラグ
プラグ部分は、折り畳めるようになっていますので、使用しない時に他のガジェットを傷つけたり、嵩張らないようになっています。
プラグを折りたたむ時は「カチッ」っとスマートな感触になっています。
折り畳まれている時に振ってもCIOのNovaPort Duo45Wのようにチャカチャカ音が鳴ったりしないので高級感があります。
実際に使用してみた感想
場所を取らないのでどこでも使える&接続すると光る
コンセント1つ分のコンパクトなボディなので、他のアダプターを邪魔することなく設置できます。
オフィスやカフェの共有コンセントだったり、複数ガジェットを繋ぐ電源タップは接続できるサイズや形に制限がある場合が多いので、どんな環境でも使用することができそうです。
デバイスを繋ぎ充電が開始されると、中央のロゴマークが点灯するようになっています。
暗闇で眩しいほどではありませんのでご安心ください。
2ポート使用の場合は15W+15W
iPhone2台同時充電などの際には、30Wを均等に分割して15W+15Wでの給電になります。
まれに「片方は5Wしか給電されない」という充電器もありますが、Revo 30 Duoならそういったことはありません。
間にロゴマークがあるからなのか、中の構造上なのかわかりませんが、端子と端子の間には1cm程度のスペースが空いていますが、特に便利なことも不便なこともないです。
MacBook Airに使えるのは便利
最近のMacBook Airはバッテリー性能も高いので、カフェで事務作業やブラウジングをするくらいなら充電せずとも使用できてしまいますが、WEB会議や動画視聴、長時間のPC作業ではまだ充電器を接続しながら使いたいことも多くあります。
そういった時に、大きな充電器を持ち歩くよりも、これくらいコンパクトなもので充電できると荷物も減って楽になります。
オフィスやカフェ・新幹線のコンセントって大きい充電器がさせない場所もあるので、どこでも挿せるコンパクトさはありがたいです。
ただ、PCを充電しながらスマホも充電したいという時に電力が足りないのは残念ポイントです。
まとめ|多くの人はこれで十分だと思う。
最後までご覧いただきありがとうございました。
今回はVOLTMEの充電器をレビューということで、「Revo 30 Duo」を実際に使ってみた感想をご紹介しました。
結論としては「スマホとPCの同時充電がほとんどない人はこれで十分」です。
W数を45Wや60Wにアップさせるほど、サイズ上がり値段も高くなってしまいますので「30Wの急速充電、2ポートでコンパクト」という条件で考えると、2,980円という価格はとてもコスパに優れたプロダクトだと思います。
この記事がスマホやPCの充電器を検討中の方の参考になれば幸いです。