この記事では、Ankerのワイヤレス充電器「MagGo Wireless Charger(Pad)」をレビューしています。
Qi2対応のMagSafe充電器で安くてオススメなものってないかな?iPhoneの充電をもっと手軽にしたいんだよね。
そもそもQi2ってなんなの?どんなメリットがあるの?
この記事はそんな方の参考になるように書いてみました。
Ankerのワイヤレス充電器「MagGo Wireless Charger(Pad)」は新規格Qi2に対応した「高出力充電のできるMagSafe充電器」です。
今回、リモートワーク環境で使うiPhone用の充電器として購入してみたので、実際に使ってみた感想をご紹介していきます。
この記事がMagSafe充電器購入の参考になれば幸いです。
- Qi2対応で最大15Wの出力(充電が早い)
- 貼り付けるだけで手軽に充電できる
- 持ちながら操作ができる
- スタンド機能はない
- それなりに熱くはなる(危険なレベルではない)
- 急ぐ時は有線を使った方がいい
※この記事はアフィリエイトリンクを含みますが、製品は筆者が自腹で購入してレビューしています。
MagGo Wireless Charger(Pad)とは
MagGo Wireless Charger(Pad)の特徴
- マグネットで接続できるMagSafe充電パッド
- Qi2対応でワイヤレスなのに最大15Wの高速充電が可能
- 3,990円(税込)と割とリーズナブルな価格設定
MagGo Wireless Charger(Pad)は充電器ブランドとして人気なAnkerから販売されているiPhone用の充電パッドです。
ワイヤレス充電の中でも、MagSafe・Qi2に対応しているので、iPhoneの背面に近づけるだけで、ピタッと貼り付き充電が開始、最大15Wのスピード充電が可能です。
MagGo Wireless Charger(Pad)のカタログスペック
価格(Amazon) | 3,990円(税込) |
サイズ | 6 × 6 × 1.2 cm |
重さ | 104 g |
ケーブル長 | 約150cm |
充電方式 | MagSafe(Qi2) |
端子 | USB Type-C |
最大出力 | 15W(iPhone12以前は最大7.5W) |
カラー展開 | 2色(ブラック・ホワイト) |
そもそもQi2(チーツー)って何?
最大15Wの出力を可能にしたワイヤレス充電規格
iPhoneの背面にくっつけるだけで充電が開始されるMagSafe(ワイヤレス)充電器。
ケーブルを毎回挿すのが面倒な人にはありがたみしかない。
とはいえ、ワイヤレス充電器って充電速度が結構遅いんですよね。
一般的なケーブル充電が20W出せるものも多いのですが、ワイヤレスだと7.5Wというものが多い。
シンプルに半分以下なので、10分待っても数%しか充電されていない、使いながら充電したらほとんど充電されないなんてことも少なくありません。
そんな不満に対応したのが「Qi2対応」したMagSafe充電器です。
Qi2自体は、iPhone側に対応しているもので、iPhone13以降のモデルがそれに当たります。
これらのQi2対応iPhoneに対してQi2対応の充電器を使えば、最大15Wの出力・高速充電が可能になります。
ちなみにQi2と書いて「チーツー」と読むらしいです。
ちょっと前まで「キューアイツー」と読んでいた…
人気のQi2対応充電器は?
スタンドタイプ
MagSafeで装着、画面を見ながら充電ができるタイプです。iPhoneだけのものもあるのですが、イヤホンやスマートウォッチも同時に充電できるものもあります。
パッドタイプ
スタンドではなく、平置きして充電するタイプです。画面を見ながらの充電には対応していませんが、デスクの上をスッキリと使いたい人にはこちらがおすすめ。価格も比較的安いです。
MagGo Wireless Charger(Pad)の外観をレビューしていく
購入したら翌日に届きました。
いつもありがとうヤマトさん。
パッケージはお馴染みのAnkerブルーです。
重さ・質感
箱の中身は充電パッドと取り扱い説明書のみ。
メタリックな外観は3,990円とは思えない重厚感(104g)があります。
コンセント側の端子は、USB Type-Cなので25W以上電力供給ができる充電器を別途用意する必要があります。
ケーブル長は約150cmとコンセントから少し距離があっても使いやすい長さです。
10,000回の折り曲げにも耐える、耐久性の高いケーブルになっているそうですが、太くもなくビニル製?なので、見た目は普通のケーブルです。
サイズ・装着面
充電パッドはメタリックで無駄に重々しい感じがガジェット好きにはたまりません。
カラーはブラックとのことですが、どちらかというとスペースグレーって感じでMacによく合います。
パッドのサイズは、6 × 6 × 1.2 cmなのでコンパクトで取り回しが良いです。
裏面はQi2と書かれた装着面です。
この面をiPhoneに近づけるとマグネットでくっついて充電が始まります。
デスクでの使いやすさなど、使用感をレビューする
マグネット吸着で手軽に充電開始できるのは楽
MagSafe充電器なので、iPhoneの背面にパッドを近づけるだけで「パチ!」っとくっつきます。
ケーブル充電だと端子を探して差し込まないといけないですし、MagSafe非対応のワイヤレス充電器だと少しずれただけで充電されないということもあるので、この手軽さはかなりありがたいです。
iPhoneの背面に綺麗に収まるシンプルなデザイン。
安っぽさもないので、所有欲もしっかり満たしてくれます。
パッドタイプなので、持ちながら充電ができる
スタンド式の充電器のデメリットは「操作中に充電ができない」という点ですが、このパッドタイプなら操作しながらでも充電が可能です。
パッドもそんなに大きくないので、手にすっぽりと収まってくれます。
iPhoneの端子部分にケーブル端子が刺さっていないので、横持ちしてゲームをする人はこっちの方が操作がしやすいです。
ケーブルを持ち上げて、少し振り回したくらいじゃ取れないレベルの磁力はあります。
ケーブルの根本をつまんで、他の指でiPhoneを抑えながら持ち上げれば、片手でも取り外すことは可能です。
パッドの重厚感がデスク置きにちょうどいい
メタリックなシルバーボディは、Macを中心にしたデスク環境によく合います。
また、パッドが直径6cmなので、デスク上の場所を取らないのもスッキリしていいですね。
104gと重さがあるのがデメリットと思いきや、重さがあるので上の写真のようにデスクに置いても勝手に動かないのはかなり便利です。
Lightningケーブルとかだと、軽いのでケーブルがデスクから勝手に落ちたりしてイライラしますもんね。
なんなら、使わない時はペーパーウェイトとして使えます。笑
充電している時はこんな感じで、無駄がなくスタイリッシュなのがいい感じ。
画面を上にしても安定しているので、通知があったら見えるようにしたい人でも問題ないです。
充電速度や発熱についてレビューしていく
充電速度はQiよりは早い
Qi2対応ということで15W充電が可能、やはり従来のQi充電よりはスピーディーに充電できている気がします。
スピード優先なのであれば、有線充電をした方がいいのですが、デスクでゆっくり充電なら十分な速度です。
ただ、iPhone12シリーズ以前のiPhoneはQi2に対応していないので、7.5W充電しかされませんのでご注意を。
発熱はカイロくらいに温かい
15Wのワイヤレス充電なので、それなりに発熱はします。
例えるなら、ホッカイロのピークタイムくらいの熱さで、熱くて触ってられないというほどではないけど「熱いな」と感じるレベルです。
パッド背面が金属っぽいので、余計にそう感じさせているのかもしれませんね。
Active Shield2.0という機能によって、常に温度をチェック・制御してくれるとのことで、安全性は特に問題ありません。
ただし、一定の温度を超えるとiPhone側が充電を停止するので急ぎの時は使わない方がいいかも。(安全とも言える)
まとめ|機能は十分、安い割に重厚感がかっこいい。
最後までご覧いただきありがとうございました。
今回はAnkerのQi2対応のMagSafe充電器「MagGo Wireless Charger(Pad)」をレビューしました。
低価格でシンプルな機能・デザインなので、あまりゴチャゴチャした充電器は必要ないという人にはおすすめできる充電パッドです。
最後にメリット・デメリットをまとめておきますので、ぜひ購入の参考にお役立てください。
メリット | デメリット |
---|---|
3,990円と安くQi2充電ができる 重厚感とシンプルなデザイン 最大15Wの高速充電 MagSafeで取り付け楽々 手で持ちながら充電できる | 持たないと見ながら充電はできない 有線ほどの速度ではない それなりに発熱はする |
※iPhone12シリーズ以前のiPhoneでは7.5W充電になりますので、その点だけご注意ください。