巷ではApple Watchを使う人が多く、購入を考えてみるものの「4万円もするのか」と購入をためらった人も多いのではないでしょうか?
無くても生活に支障がなく、数年経てばバッテリーの寿命が来て使えなくなるものに4万円。
使っている人に「何がいいの?」と聞いても、買う価値を感じるプレゼンしてくれる人に出会ったことがありません。(むしろ価値を感じさせてほしい)
そんな私でも「これならコスパが合うな」と感じたのが今回のスマートウォッチ「FOSMET QS40」。
1万円以下という価格ながら、必要十分な機能と安さを感じさせないデザイン、フル充電で6日使えるバッテリー性能を備えたコスパの高いスマートウォッチです。
今回は実際に使用して感じたメリット・デメリットをユーザー目線でレビューしていきます。
「安いスマートウォッチって機能的に大丈夫なの?」「デザインが安っぽかったりしないの?」と心配している人の参考になれば幸いです。
- 1万円で購入できるコストパフォーマンス
- フル充電で6日使えるバッテリー
- IP68の防塵防水性能
- TPOにあわせてデザインを変えられる
- 充電に専用ケーブルが必要
- Apple Watchほどデザインが充実してない
- タッチ決済には非対応
※この記事はメーカーから製品提供をいただき作成しており、記事内にはアフィリエイトリンクを含んでおります。
FOSMETのスマートウォッチ「QS40」とは?
FOSMET QS40とは1万円以下で購入できるスタイリッシュなスマートウォッチ
- 1万円以下で購入できるスマートウォッチ
- フル充電で6日間使用可能、充電30分で1日稼働
- スマホアプリとの連携(通知や操作)
- 文字盤やリストバンドのカスタマイズが可能
- IP58の圧倒的防水性能
- 強固なHDサファイアガラス
- 鮮明で見やすいAMOLEDディスプレイ
FOSMET QS40はFOSMETから販売されているスマートウォッチです。
FOSMETは2016年に創設されたブランドで「昔ながらの時計の技術にデジタル技術をとりいれることで、よりスタイリッシュに。健康的な日常生活や仕事のサポートを目指しているブランド」とのこと。(公式サイト)
QS40は、1万円以下という手頃な価格でスマートウォッチ体験ができ、人気のAppleWatchよりもバッテリー駆動時間が長い。金属とシリコンの2種類のベルトが付属しているので、カジュアルシーンでもビジネスシーンでもTPOに合わせて使えるものになっています。
FOSMET QS40でできること
- 各種SNSの通知(スマホ連携)
- 電話の発信/受信(スマホ連携)
- 心拍数計測や歩数計、運動記録
- 睡眠記録
- 音楽アプリの操作
- 天気予報の表示
- タイマー/ストップウォッチ
- 電卓機能
- カメラのリモコン撮影(スマホ連携)など
QS40のカタログスペック
価格(Amazon) | 9,890円 |
重量 | 58g |
画面サイズ | 1.43インチ |
文字盤の形 | 円形 |
ベルト素材 | 金属またはシリコン |
対応OS | Android5.0、iOS10.0 以降 |
Bluetooth | 5.3 |
防塵防水性能 | IP68(浸水対応) |
連続使用時間 | 6日(常時表示は2-3日) |
フル充電までの時間 | 2時間 |
FOSMET QS40のメリット(購入すべき良いところ)
①これで十分!1万円以下のコストパフォーマンス
FOSMET QS40の魅力はなんといってもコストパフォーマンスの良さです。
1万円という価格ながら、時計としての機能は全く問題ないし、安っぽさも感じない。
スマホを連携した通知系(電話やLINEなど)も問題なく、心拍・歩数・睡眠の計測といったデジタル機能も必要十分と感じる。
また、シリコンバンドと金属ベルトが付属していて、カジュアル使いとフォーマルで使い分けられるのも嬉しい。(Apple製品って結局アクセサリーに結構なついか予算が必要ですしね)
ネックをあえていうなら、SuicaやApplePayなどのタッチ決済に対応していないことくらいでしょうか。
ただ、それだけのために4万円出してまでApple Watchを買う価値はないと思っている。
②フル充電で6日使えるバッテリー性能
Apple Watch SE(34,800円)の連続使用時間は18時間となっているのに対して、FOSMET QS40は通常使用で6〜7日とバッテリー性能が高い。
実際使ってみても、2〜3日に1回充電していても70%を下回ることがほとんどないので、出張の朝に「充電し忘れた!」となっても心配ない。
スマホにワイヤレスイヤホン、モバイルバッテリーやPCなど、充電機器が多くなっている中で、毎日充電しなければならないものは1つでも少ない方がいい。
③水没にも強いIP68の防塵防水性能
FOSMET QS40はIP68の防塵防水性能があり、防水規格上は軽い水没にも耐えられるものになっています。
なので、運動時の汗や雨はもちろん、手洗いやシャワーの時くらいなら、わざわざ外す必要はありません。
ちなみにApple Watch(Series 2 以降)には、水深50mの耐水性能(ISO 規格 22810:2010)があるとのことで、いずれもプール等での使用への耐性はあるようだ。
価格の安いガジェットは防塵防水性能が低いことが多いのですが、IP68ならよっぽどの使い方をしなければ安心と言えます。
IP規格は防塵防水性能を表示する国際規格です。
IPの後ろに2桁の英数字が入り、1桁目が防塵性能(0〜6等級)、2桁目は防水性能(0〜8等級)を示します。
IP68の場合は、防塵性能が6等級で防水性能が8等級となります。
IPX8と記載があった場合は、防水性能はIP68と同等、防塵性能は未測定のものになります。
④カジュアル&ビジネスシーンに合わせてベルトと文字盤のデザインを変えられる
FOSMET QS40は付属品として金属とシリコンの2種類のベルトがあるので、追加購入しなくてもビジネスとカジュアルで使い分けることができる。
クラシックな丸型デザインなので、Apple Watchのようなスクエア型が好きでない人にもおすすめだ。
こちらが実際のシリコンベルトの装着写真ですが、カジュアルながら安っぽさはないし、肌触りがとても良いサラサラとした質感です。
シリコンガジェットによくある「埃がつきやすく取れない&目立つ」も全くなく、サラサラだからなのか、埃がつかない。
非常に軽量で撥水性も良いので、運動時も含めた普段使いはこのスタイルにしている。
シリコンベルトはかなりシンプルなので、文字盤のデザインはPOPで派手目のモノにしてみた。
金属ベルトは、金属ながら見た目以上に軽量なのですごく使いやすいものになっている。(流石に運動用としては重いし、激しく動かすとジャラジャラと音が鳴る)
ビジネスシーンはもちろん、冠婚葬祭などでも使える質感になっていて安っぽくないのに驚いた。
文字盤はビジネスシーン用にアナログっぽいものを選んでみた。
文字盤のデザインはFOSMETのアプリから選んで好きなものを設定することができる。
アプリ上には、シンプルなものからメカニカルで複雑なものまで200種類以上のデザインがあるので、何かしら気に入ったものがあります。
もちろん、お気に入りの写真や画像を設定することもできます。
時計側にいくつか文字盤デザインを設定しておけば、ダイアルを回すだけでデザインを切り替えられるので、TPOに合わせたファッションアイテムにできるのも便利です。
ちなみに金属ベルトの裏面はこんな感じで、ワンタッチで取り外しできるタイプです。
長さ調節は専用の工具でピンを外して簡単に調節できるのもありがたいです。(工具の写真は後述)
FOSMET QS40のデメリット(購入前の注意点・気になるところ)
①充電に専用ケーブルが必要
FOSMET QS40の充電には専用のケーブルを使用する必要がある。
ワイヤレス充電という人はもちろん、デバイスごとにケーブルが必要になるのが嫌という人は要注意です。
充電の際はマグネットでパチっと接続でき、充電の速さも申し分ない。
ただし、ケーブルの向きが決まっているのが少し気になった。(写真は左から接続しているが、右側からは充電できない)
ただ、1度フル充電すれば、少なくても5日は充電しなくてもいいので、そんなに煩わしさは感じない。
毎日充電いなければいけないデバイスの方がストレスだ。
②文字盤デザインはAppleWatchほど豊富ではない
一応200種類以上の文字盤デザインがあるので、何かしら気に入ったデザインは見つかるのですが、Apple Watchほどは存在しない。
自分で撮影した写真やネットからダウンロードした画像を設定することも可能ですが、時計表示はデジタル式のみでアナログ時計のデザインは選べません。(縁にメモリがある意味…)
いくつかデザインを設定しておいて、右上のスイッチを回せばデザインの変更も簡単にでき、利用シーンに合った文字盤にすることができます。
③そもそも私には通知や連携など必要なかった(製品の良し悪し関係ない)
AppleWatchなどのスマートウォッチを使っている人に「スマートウォッチって何がいいの?」と聞くとだいたいこんな回答がくる。
- LINEや電話の通知が見れる
- 心拍数や睡眠の質をチェックできる
- 1日の歩数をカウントできる
- スマホを出さずに決済ができる
「4万近く払って3年ほどで(バッテリー寿命がきて)壊れるのに、得られるメリットがそれだけ?」と思っていたし、今でもそれは思う。
実際使ってみても、LINEを即座にチェックする必要はないし、電話もかけ直せば良いことで通知にメリットを感じない。
むしろ、時間に縛られている感じがして気持ち悪いので、バイブレーターはOFFにしたくらいです。
心拍数や睡眠のチェックに関しては、健康診断と日頃の運動と食事管理をしていれば必要ないし、それができない人の計測は無意味だ。
スポーツやダイエットのために運動する人が運動記録としてはモチベーション維持の意味でも便利だと思う。スマホをポケットに入れておかなくても歩数カウントができるのでランニング時にちょうど良い。
ということで、FOSMET QS40を使って改めて「スマートウォッチに4万は無駄」と再確認できた。
ただ、FOSMET QS40はタッチ決済に対応していないので、SuicaやApplePayの決済をしたい人は要注意です。
同梱物と取り扱い説明書について
厚みがあり質感の良いパッケージなので、プレゼントにも良さそう。
- 金属ベルト
- 金属ベルト用ピン抜き
- 取り扱い説明書
- SNSの案内
- 専用充電ケーブル(画像は以下に掲載)
ベルトはシリコン製と金属製の2種類が付属しているので、ビジネスでもカジュアルでも利用シーンに合わせて雰囲気を変えられます。
金属製のベルトはとても軽量ですが安っぽさはないので、ビジネスでも問題ありません。
ただし、激しく動かすとジャラっと音がするし重みを感じます。メーカーも水泳や汗をかくスポーツには適しておらず、シリコンベルトを推奨とのことです。
付属の充電ケーブルはUSB Type-Aから始まる専用のケーブルとなっています。
マグネットでピタッと張り付くタイプになっています。
バッテリー性能が高く、たまにしか使わないので、なくさないように要注意です。
まとめ|これならApple Watchいらないな!これで十分
最後までご覧いただきありがとうございました。
今回は、FOSMET QS40というスマートウォッチを使ってみて感じたことをレビューしていきました。
4万円もするスマートウォッチにコスパを感じなかった私ですが、1万円以下でこれなら大満足と感じさせてくれる「費用対効果」の高いスマートウォッチでした。
バッテリーデバイスは、何を選んでも数年後にバッテリー持ちが悪くなって使えなくなるので、そこも踏まえて価値のあるものを買っていきたいですね。
この記事がスマートウォッチの購入検討の参考になれば幸いです。