この記事では、iDsonixの8-in-1USBハブを実際に使ってみた感想をレビュー形式でお届けいたします。
- MacBookで一通りの外部接続に対応できるようにしたい人
- 有線LAN接続をして高速のネット環境にしたい
- 4K映像をモニターに出力したい
- 出費は4,000円以下に抑えたい
MacBookはシンプルな構造の副作用として、USB-C端子以外の接続ができません。
そのため、USB-A端子、SDカード、HDMI、イーサネット端子などの外部接続をしたい時には、別途USBハブを購入する必要があります。
そんな様々な外部接続に一通り対応しながら、価格は4,000円以下で購入できるコストパフォーマンスの高いUSBハブとして、今回iDsonixさんから製品提供をいただきましたので、実際に使ってみた感想をご紹介していきます。
- これ一つで一通りの外部接続に対応できる
- 4,000円以下と安い
- USB-Aが3発搭載されている
- USB-C端子が接続できない
- 説明書が日本語非対応
※この記事はメーカーから製品提供をいただき執筆、アソシエイトリンクを含みますのでご了承ください。
iDsonixの「8 in 1 USB-Cハブ」とは?(特徴・機能)
特徴と機能
iDsonixの「8 in 1 USB-Cハブ」は1つ持っておくだけでMacBookに8つの外部接続をおこなえるようになるUSBハブです。
- USB-A(3.0)×3
- SDカード
- micro SD
- HDMI(4K対応)
- イーサネット(最大1Gbps)
- USB-C(最大100W・給電用)
見ての通り、MacBookに直接接続できない端子は一通り網羅されているので、大切な時に接続できないというトラブルはありません。
ここまで搭載して対応できない端子がある時は流石に誰も責められません。笑
同じく8 in 1 USBハブで人気のAnker「PowerExpand 8-in-1」は7,990円(税込)なのに対して、このUSBハブは3,980円(税込)なので、約半値で購入することのできるエントリーモデルとも言えます。
MacBookってアクセサリー類のコストも馬鹿にならないですよね。
iDsonixのUSB-Cハブの外観(サイズ・デザイン・質感)
サイズ | 11.4 × 4.3 × 1.5 cm |
重さ | 100g |
カラーバリエーション | 3色(グレー・シルバー・ローズ) |
素材 | 筐体:アルミ、側面:プラスチック |
アルミ製のデザインは、MacBookのと親和性を考えて作られたといった印象を受けます。
カラーバリエーションはMacbookの王道カラーに合わせて選べる3色展開です。
私のMacも今回のUSBハブもダークグレーなので、Macと同じカラーを選んだけど色味が違って気持ち悪いということはなさそうです。
横幅11.4cmなので、大体のガジェットポーチには収まるサイズ感。
100gと決して重たくはないので、持ち運びも問題なし。
参考までにiPhone SE2は144gですので、スマホの2/3程度というイメージでしょうか。
背面は製品名と型番、会社名が英語と中国語で記載されています。
Made in Chinaですが、最近の中国製はレベルが高いので侮れません。
片面にはUSB-A端子とSDカードスロットが搭載されています。
USB-A端子が3発なので、普通に使ってポート不足になることはなさそうです。
またUSB-Aの規格も3.0(最大5Gbps)とどれに差しても通信速度が劣るということはありません。
たまに2.0を紛れ込ませているメーカーがあるので要注意です。
反対側は左から、電源供給用のUSB-C、HDMI、イーサネット端子(有線LAN)です。
USB-CはMacBookに電源を供給するためのものなので、ここに外部デバイスを接続することはできません。
HDMI端子に関しては、4K出力が可能なので、モニターとケーブルが4Kに対応していれば高画質の映像を楽しむことができます。
イーサネット端子は1Gbpsの有線LAN接続が可能なので、WEB会議などの回線速度が必要なシーンも気にすることなくおこなえます。(ネット環境が1Gbpsに対応していれば)
側面はプラスチックになっていて、バツ印のような切れ目が入っています。
USBハブは発熱しやすいので、排熱しやすい構造にしているのかもしれません。
Mac側に接続するUSB-C端子は丁寧にキャップがされていて、丁寧な仕事を感じます。
接続部分もアルミ製、ケーブル部分も太くてしっかりした素材なので耐久性も問題なさそうです。
USBハブはケーブル部分が使っていくうちに断線するリスクがあるので、頑丈とはいえ扱いには注意が必要です。
iDsonixのUSB-Cハブの使用感(速度・接続性・発熱)
使ってみて良かったところ
①これ1つ持っておけば一通りの外部接続は対応できる安心感
「何があっても対応できるように」とあらゆる外部機器との接続のためにあれこれとアダプター類を持ち歩くのは、せっかくシンプルなMacbookを持っているのにもったいないですよね。
どうせなら荷物を減らして、ハブは1つにまとめたいものです。
このSNSハブであれば、出先で接続する程度の外部機器は一通り網羅しているので、1つ持っておけば困ることはないでしょう。
これが4,000円とはとてもお買い得です。
②速度・接続・発熱なども今の所問題なし
いくらポートがたくさんあっても、データ通信中に接続が切れてしまったり、速度が遅かったら意味がありませんが、私の使用環境ではそういったトラブルはなく、問題ありませんでした。
USBハブはMacBookや外部機器への給電を行うことから、発熱しやすい外部デバイスですが、今の所異常な発熱は見られません。
使ってみて気になったところ
①USB-C端子が欲しかった
このUSBハブにはUSB-C端子があるものの、給電専用となっており、外部のUSB-Cデバイスを接続することができません。
このUSBハブの使用中はMacBook側のUSB-C端子も1つ埋まっているので、残ったUSB-C端子は1つだけになってしまいます。
最近のガジェットはUSB-AよりもUSB-Cのものが増えているので、WEBカメラや外部マイクなど、複数のUSB-C接続をしたい場合には適さないです。
②説明書が日本語非対応
このUSBハブの取り扱い説明書は日本語に対応していません。
なので、日本語で説明書をしっかり読んでから使いたいという方にはおすすめできません。
とはいえ、操作も設定も必要のないガジェットですので、読まなくても問題なく使えます。
まとめ|がっつり接続しない持ち歩き用なら使えそう
最後までご覧いただきありがとうございました。
今回は4,000円で購入できる8 in 1のUSBハブをレビューしていきました。
記載したようなデメリットもありましたが、4,000円以下でこれだけの外部接続をオールインワンで実現してくれるのはとても魅力的。
とりあえずにおすすめできるコストパフォーマンスに優れたUSBハブだと言えるでしょう。
残念ながら「USB-Cの外部接続ができる」という点で現在使っているAnker「PowerExpand 8-in-1」には劣りますが、そこまでこだわりがないという人ならこのUSBハブでも問題ないと言えるのではないでしょうか。
この記事が、MacBookのUSBハブ購入を検討中の方の参考になれば幸いです。