この記事では、AnkerのMacBook用のUSBハブ「PowerExpand 8-in-1USB-C PD」のレビューをしています。
- 現在MacBook用のUSBハブの購入を検討している。
- Ankerの「PowerExpand 8-in-1」が気になるんだけど、実際どうなの?
- クラムシェルモードでテレワークをしたい!
MacBookを購入したら、一緒に買っておきたい必須アイテムが「USBハブ」。
様々な外部ガジェットを接続してより快適な作業環境を実現してくれます。
今回はAnkerの「PowerExpand 8-in-1USB-C PD」を購入した私が、実際に使ってみて感じたメリットやデメリットを徹底的にレビューしていきます。
現在、購入を検討中の方の参考になれば幸いです。
- HDMI端子でクラムシェルモードにできるのでPC作業が快適
- 有線LUN接続もできるので、高速回線で作業できる
- 端子が豊富なのでカメラやマイク、SDなどいろんな外部接続に対応できる
- 持ち運びならもう少しコンパクトなものがいいかも
- いつか来るケーブルの断線が少し不安
- 若干発熱がある(特に問題はない)
Macbookを買ったらUSBハブは必須アイテム
Macbookは接続端子が少ない…
MacBookはシンプルでかっこいいのですが、USB Type-C端子が2つとイヤフォン端子しかありません。
そのため、USB-A端子のガジェットやSDカード、映像出力ケーブルを接続したい時は外付けのハブが必要となります。
そこで一緒に購入しておきたいのが、複数の端子接続を中継してくれる「USBハブ」です。
USBハブはクラムシェルモードの必須アイテム
デスクワークの際には大きなモニターで作業した方が健康的にも生産性的にも快適なため、MacBookからHDMIやUSB Type-Cケーブルを使ってモニターに映像を出力する方も多いですよね。
MacBookを閉じた状態で映像出力をし、外付けのキーボードやマウスで操作するスタイルのことを「クラムシェルモード」と言いますが、このクラムシェルモードで作業する際には、USBハブの存在が不可欠です。
USB Type-C接続で電源・映像出力できるモニターもありますが、値段が高いんですよね。
「PowerExpand 8-in-1 USB-C PD」の特徴
「PowerExpand 8-in-1 USB-C PD」は8つの外部機器を接続できるUSBハブ
今回私が購入したのは、Ankerの「PowerExpand 8-in-1 USB-C PD」というUSBハブです。
お値段は7,990円(税込)と少し値が張りますが、計8つもの接続端子があるため、これ一つあれば一通りの外部接続には対応できるようになります。
- PD (電源供給用のC端子)
- USB Type-C 3.1
- HDMI(4K対応)
- USB-A 3.1×2
- SDカード
- microSD
- イーサネット(有線LAN)
また、MacBookへの給電は最大85Wまで対応とのことで、動画編集など電力が必要な作業の際にも十分な給電を行うことができます。
それでは実際に外観を見ていきましょう。
PowerExpand 8-in-1は2種類あるので買い間違いに注意!
PowerExpand 8-in-1は、背面が「HDMI(映像出力)2発のもの」と「USB-C2発のもの」の2種類あります。
デザインは全く同じですし、名前もほぼ同じ。
「お!こっちの方が安い!」と思って買い間違えないように要注意です。
「USB-C2発」の方が少し値段が高くなるため、用途に合わせて購入することをオススメします。
開封レビュー:思ったより高級感あるデザイン!
小さいのでクリックポストで投函される。
楽天ポイントが溜まっていたので、楽天で購入して3日後に到着。
無印の商品かというくらい無機質な箱ですね。
商品が小く日本郵便のクリックポストで発送されているので、気づいたら家のポストに投函されていました。
受け取らなくていいのって楽ですよね。
かなりシンプルないつものパッケージ
縦20×横7cmくらいの箱が登場。
これでもかとシンプルなパッケージです。DtoCブランドは店頭に箱が並ばないのでパッケージに広告要素は必要ないんでしょうね。
にしても真ん中の余白が気になるパッケージです。笑
中には本体・説明書・スリーブが入っています。
箱の中には、本体と説明書、本体を傷から保護するスリーブが入っています。
皮と布の中間みたいなスリーブ、高級感があるのですが、きっと使うときはないだろうな。
説明書とサポートの案内も入っていますが、操作方法もクソもないので、読まずに食べましょう。
説明書は日本語対応しており、外国人が書いた日本語ではないので「安心感プラス」くらいにはなります。
高級感ある外観デザイン
外観はMacBookのスペースグレーと合いそうなメタリックなグレーになっています。
表面はサラサラしていて、プラスティックではないため想像よりも高級感があります。
前面にはUSB-AとSDスロット
ハブの前面になる側には、使用頻度の高いUSB-AとSDカードの端子、一番左には電源供給中に光る電源ランプがあります。
背面はHDMIとUSB type-c端子
背面にはPD(電源供給のUSB-C)とUSB-C、HDMI端子があり、後ろ側にある電源やモニターに向けた配線がまとまっています。
この向きがおかしいとデスク上がケーブルでぐちゃぐちゃになるので、USBハブを購入の際はデスクに置いた時の配線までイメージしておくのは必須ですね。
側面にはイーサネット端子
サイドには有線LANを接続するイーサネット端子。普通のブラウジング作業程度ならwi-fiでも問題ないのですが、動画のアップロードやWEB会議の際には有線があると快適。なくても困らないけど、あると便利なやつですね。
設置レビュー:クラムシェルモードの配線スッキリ
それでは、実際に「PowerExpand 8-in-1」をMacBookに接続してクラムシェルモードで使っていきましょう!
ケーブル1本ですべて解決
MacBookへはUSB-Cケーブル1本で接続できるので、とてもスッキリしました。
もう一つのUSB-C端子が自由に使える心の余裕も。
SSDドライブ(データ管理用)をさっと接続できるので1つは空けておきたいですね。
配線はすべて裏側にスッキリ
MacBookの裏側に今回購入した「PowerExpand 8-in-1」を設置したので、正面からはハブや配線が見えないようになっています。
ハブ自体が程よく重厚感があるので、ケーブルに引っ張られてハブがズレていってしまうということもありませんでした。
手で触れば動くので、固定したい方は下面にグリップになるものを置いた方がいいかもしれませんね。
Macbookを上下正しく設置できた!
ようやく上下正しくMacBookを設置することができました。
上下逆でも機能的には全く変わらないですが、以前のハブと比べるとPC周りがかなりスッキリしましたね。
※左側のケーブルは3.5インチのオーディオケーブルです。
実際に使ってわかったPowerExpand 8-in-1のメリット
それでは、以前使用していた直付けタイプと「PowerExpand 8-in-1」を比較してメリットをご紹介します。
①クラムシェルモードで配線スッキリ!
ケーブル1本でMacBookに接続、USBハブ本体は背面に隠してしまえば視界から見えるケーブルは1本とかなりスッキリしました。
クラムシェルモードで使う場合はケーブルタイプのUSBハブの方が向いているということを実感することができました。
欲をいえば、3.5インチオーディオケーブルもUSBハブに挿せたら最高ですね。
②有線LUNがやっぱり快適
RAWデータや撮影した写真をクライアントに共有したり、WEB会議をする際には速度の早いネット環境が欲しくなります。
アップロード中は別の作業をすればいいのですが、その時間が長いほど速度の遅いPCでの作業を強いられるので、有線LANが使える方が圧倒的に作業やWEB会議でのコミュニケーションが円滑になりますね。
以前使っていたUSBハブはイーサネット端子が死んでいたので、ようやく有線での作業が始められそうです。
③USB Type-C端子が多いと便利!
最近はUSB-C端子で充電・データ転送をおこなうガジェットが増えてきました。
私のイヤフォン、スピーカー、SSD、モバイルバッテリーなどはすでにUSB-C充電になっています。
そのため、ハブやMacBook本体のUSB-C端子に余裕があると「今、端子が埋まってて使えない!」というストレスから解放されます。
実際に使ってわかったPowerExpand 8-in-1のデメリット
今度は「PowerExpand 8-in-1」のデメリットをご紹介します。正直、そんなにデメリットが見当たらないので、無理やりひねり出してみた形になりました。参考までに。
①持ち運びは直付けタイプを使うかも
以前使っていた直付けタイプのUSBハブは「PowerExpand 8-in-1」の半分くらいの重量でしたので、このUSBハブを自宅据え置き、直付けタイプを持ち歩き用として使いたいと思っています。
外出先でUSBハブが必要になるといえば、セミナーなどでモニターにHDMI出力したり、USBメモリーでデータを受け取ったりというくらいしか想像できないので、自宅用のものをいちいち取り外しして持ち歩く必要がないからです。
これに関しては今後考えが変わるかもしれませんけどね。笑
②ケーブルのタイプはやっぱり断線が心配
過去に使用していたケーブルタイプのUSBハブ断線の記憶があり、どれくらいこの商品のケーブルが断線せずに使えるのかは使っていかないとわからないところです。
ただ、以前のように垂れ下がってケーブルに負荷をかけたり、折れ曲がった状態で持ち歩くこともないので、よっぽどケーブルが軟弱でない限りはしばらく使えそうと期待しています。
ケーブルを折りたたんで持ち歩いたり、PCスタンドで持ち上げたPCから垂れ下げて使う方は断線しやすくなると思うので、ケーブルをいたわりながら使ってあげましょう。
③発熱はある程度ある
アマゾンのレビューを見ていた際に、「発熱がある」という口コミがあったので少し心配していました。
ただ、以前使っていたUSBハブもかなり熱をもっていたので、それに比べれば「温かい」くらいの温度になっています。
写真編集や映画を見るなどの負荷のかかる作業時でも同様なので、特に問題はなさそうです。
まとめ|クラムシェルモードやマルチディスプレイで使うならオススメ!
最後までご覧いただきありがとうございました。
今回は「USBハブのレビュー」ということでAnkerの「PowerExpand 8-in-1」をご紹介しました。
アマゾンだと7,000円を超える商品ですが、一通りの外部接続に対応し、最大85W給電、4K映像出力というスペックの高さに納得の商品です。
なにより、デスク上の配線がかなりすっきりしたので大満足です。
よかったらUSBハブを検討中の方の参考にしてください。