ブログのアイキャッチは、記事を見ていただくため、読み進めていただくためにとても重要なものですので「記事の内容やブログのイメージに合ったものを使いたい」とこだわっているブロガーさんも多いのではないでしょうか。
この記事では、ブログのアイキャッチに使う画像をAI「Cici」に作成してもらう方法と使ってみた感想をご紹介します。
AI初心者の私でも簡単に使うことができましたので、これから画像生成AIを使って記事のクオリティや作業効率をアップさせていきたいという方にも分かりやすい内容となっているかと思います。
加えて、AI「Cici」を使ってアイキャッチ作成をする際のポイントも解説していますので、アイキャッチ作成の参考にしていただければ幸いです。
今回アイキャッチ作成に使ったAI「Cici」とは?
Ciciとはブラウザで利用できる会話型AIアシスタント
Ciciは、会話形式で文章や画像を生成できるAIツールです。
ユーザーが質問をすると回答を提供、関連する情報や質問の候補も提示してくれます。
Ciciの便利な点は、会話の流れをスムーズに保つことができることです。
ユーザーは自分の質問を入力し、Ciciはそれに対して即座に回答を返してくれます。
また、Ciciはフィードバック機能も備えており、ユーザーの要望や改善点に対しても柔軟に対応してくれます。
Ciciの使い方は非常にシンプルで、AIに詳しくない人でも簡単に利用できます。
Ciciは、検索エンジンとは異なり、自然な会話形式で情報を提供してくれるため、より直感的に使うことができます。
ちなみにこの文章はCiciに「Ciciとは何か1000文字程度でAI初心者にも分かりやすくまとめて」とお願いした文章です。
Ciciでできること
- 文章作成(企画やキャッチコピーの考案も)
- 画像生成(写真・イラストなど)
- AI検索(複数のWEBページから情報をまとめてくれる)
- 特定のWEBページからの要約や検索
- PDFから要約・検索
- 翻訳
CiciとChat GPTの違いは?
CiciとChatGPTの主な違いは、それぞれのツールの使用目的と機能です。
Ciciは、特定の情報を素早く提供することに特化しています。ユーザーが質問をすると、Ciciは関連する情報や回答を迅速に提供します。Ciciは、短い文章や簡潔な情報の取得に優れており、特定の質問に対して的確な回答を返すことが得意です。
一方、ChatGPTは、より自然な文章生成に重点を置いています。ユーザーとの対話形式で広範なトピックに対応し、自然で流暢な文章を生成することができます。ChatGPTは、会話のフローを保ちながら文章を生成するため、より複雑な対話や文脈を理解する能力があります。
したがって、Ciciは特定の情報の取得や短い質問に対応する場合に適しています。一方、ChatGPTはより広範なトピックや複雑な対話に対応し、より自然な文章生成が可能です。
どちらのツールも、異なる使用目的に応じて役立つAIツールです。
この文章もCiciに「CiciとChat GPTの違いを教えて」と指示出しした結果です。
ブログのアイキャッチに使う画像をAI(Cici)に作ってもらう方法
Ciciの公式サイトからアカウントを作成していきます。
Googleアカウント等でログインすることもできますので、登録時間はほんの数分です。
毎回のログイン承認も必要ありません。
次にプロンプト(指示)入力欄から用途(文章・画像・検索・翻訳など)を選択します。
今回はブログのアイキャッチに使う画像を作成するので、画像生成を選択してプロンプト「リモートワーク中の男性」と入力していきます。
プロンプトを入力すると、1分もしないうちにCiciが画像を作成してくれますので、出されたものに対して修正依頼をしていきます。
今回はハリーポッターの世界観の中で勉強する人のようなSFな画像だったので「リアリティのあるリモートワーク風景にしてください」と指示をしました。
この際に、ブログアイキャッチのサイズ指定も行うと良いです。(同時に指示する理由は後述)
STEP3でよかった画像と男性を主人公にしたいという要望で複数展開してもらいました。
この時も画像サイズとセットにして指示するのが良いです。
何度か指示を繰り返して、イメージに近いものが完成したら、ダウンロードしたい画像をクリックして展開。
ダウンロードをクリックするとPCに画像がダウンロードできます。
今回作成した画像はこちら!右に余白もあり、文字入れしやすそうだったのでこれを使用することにしました。
この画像にCanvaなどで文字入れをしてブログ用に使っていきます。
アイキャッチの画像をAI(Cici)で作ってみた感想
①素材写真を使うよりはオリジナリティを出せる
この記事のように、写真を撮るような内容でもないし、スクリーンショットばかりでは寂しいという時、O-DANなどのフリー素材写真を使うことがあるのですが、フリー素材っていかにも素材感が出るし、探してもイメージとちょっと違うということも少なくありません。
イメージに合うものが見つかっても、他のサイトでもよく使われているものだったりします。
そういう時にAI生成なら、自分のイメージしているものの条件を伝えるだけで、ある程度のレベルまでは作成してくれるので、記事やコンテンツのイメージに合うもの、他のサイトとはかぶらない画像が使用でると言えます。
②テイストの統一感はなくなってしまう
テイストはある程度は要望に合わせて作成してくれますが、作成ごとに微妙に違いが出てしまうので、こればかりは仕方がない部分ではあります。
Ciciであれば、映画風・サイバーパンク風・日本アニメ風・ドット絵風などとテイストを選ぶことができるので、その範囲内であれば、ある程度のテイストは統一できると言えなくもないですね。
③納得いくものが完成するまでにある程度の時間はかかってしまう
プロンプトを入力すれば1分もしないうちに4枚の画像を作成してくれますが、そこに追加で修正を繰り返していくと5〜10分くらいかかってしまう場合があります。
大体のイメージが合えばOKくらいの気持ちであればすぐに完成しますが、かなりイメージが具体的でこだわりがある場合は、なかなか理想通りのものにたどり着かず時間がかかってしまうので、それなら素材サイトで探した方が早かったと思う場合もあるでしょう。
ブログのアイキャッチをAI(Cici)で作る時のポイント
実際に画像生成AIを使ってブログのアイキャッチを作成してみて感じた作成のポイントをご紹介していきます。
PCのデスクトップ背景の画像を作成していきます!
①大まかにテーマを決めて、後から細かい注文をしていく
人間に依頼する時は、後出しで注文使用ものなら「先に言えよ」とデザイナーさんに言われてしまいますが、AIなら文句は言われませんし、むしろ出されたものに対して追加注文していく方が理想の画像に仕上げることができます。
最初に「近未来の荒廃した街並みに佇むロボット」とざっくりイメージを伝えてから
「主役はもっと壊れた印象にしたい」
「主役はもっと小さくしてください」
「空は青空にしたい」
「体の数字はいらない」
などの追加注文をしていきます。
②100点にはならないので80点くらいで妥協する
追加で注文していくと、前の指示を忘れて先祖返りしてしまう場合があります。
最初に「花はいらない」と指示したのに、注文をつけていくと、イメージは近いのに花が咲いていしまっているなどです。
回数を重ねていくとイメージ通りとなる場合もありますが、かなりの時間がかかるので、細かいところはある程度妥協することも大切です。
③いい画像を逃さないようにサイズ指定をセットにする
イメージに合った画像ができたので、アイキャッチに使えるようにサイズ指定しようとすると、サイズは合っているのにイメージが変わってしまうことがあります。
せっかく気に入ったデザインができたのに…と落胆することがないように、プロンプト(指示)とサイズ指定はワンセットで行うことをオススメします。
例:荒廃した近未来の街に佇むロボット(1200*630px)
例:青空にしたいです(1200*630px)
指定したサイズに作ってくれない時はアスペクト比(16:9や4:3など)で指示
まとめ|手間とオリジナリティのバランスを考えて使うのがグッド!
最後までご覧いただきありがとうございました。
今回は「ブログ記事のアイキャッチに使う画像をAIに作成してもらう方法とコツ」ということで、「Cici」で画像作成する方法を解説していきました。
ブラウザ上で簡単なプロンプト(指示)を入力するだけで、イメージに合ったテイストの画像を作成してくれるので、イメージに合った素材写真が見つからない時や他のブログと被りたくないという時にはとても便利なツールだと感じました。
私もまだまだ使用し始めて間もない初心者ですので、使っていきながら腕を磨いていければと思います。