この記事では、FIFINEのゲーミングマイク「AmpliGame A8」を自宅のリモートワーク環境で使ってみた感想をレビュー形式でご紹介しています。
WEB会議用の外部マイクを探しているんだけど、1万円以内で使い勝手のいいものってないかな?
FIFINEの「AmpliGame A8」が気になっているんだけど、実際どうなんだろう?
Ankerの「PowerCast M300」というSNSマイクを使用していたのですが、私用と会社用とPCを切り替える度に集音量を調節しなければならなかったり、イヤホンからのモニター音の音質があまりよくなかったりと気になる点はいくつかありました。
そんな時にFIFINEさんからお声がけをいただき「AmpliGame A8」を実際に使ってみることに。
仕事でのWEB会議やプライベートのPC作業などで使ってみると、今まで感じていたストレスが一気に無くなりました。
1万円以内で購入できる高音質なゲーミングマイク。
音質や操作性、リモートワークでの使いやすさまで色んな角度で使用感を紹介していきたいと思います。
- クリアな音質でWEB会議の印象もアップ
- 音量を物理ボタンで操作できるので楽
- モニターの音質も良い
- LEDを好きな色に変えられる
- プラスチックなので高級感はない
- サイズは比較的大きめ
- LEDの光量を調節できない
- 付属のケーブルがUSB-A
※この記事はメーカーから製品提供をいただき執筆、記事中にはアフィリエイトリンクを含みます。
FIFINE「AmpliGame A8」とは?
AmpliGame A8の特徴
- 1万円以内で高音質な音声収録が可能
- 7色RGB+グラデーションから好きなライティングを選択可能
- ワンタッチでできるミュートのON/OFF
- ゲイン(集音量)は物理ノブで調整可能
- イヤホンジャック搭載
- スタンド/アームどちらでも対応可能
- USBを接続するだけ、難しい設定は不要
ゲーミングマイクだから音質も実用性も求められるんですね。
AmpliGame A8のカタログスペック
価格(Amazon) | 8,099円(税込) |
サイズ(マイク本体) | 長さ14.3 × 直径5.6 cm |
重さ | 700g |
カラーバリエーション | 3色(黒・白・ピンク) |
指向性 | 単一指向性 |
接続端子 | USB-C |
付属ケーブル | USB-C to A |
対応デバイス | Windows/MacOS/PS4/PS5/OBS |
単一指向性は1方向からの音をしっかりと拾ってくれるマイクのことです。
それでは「AmpliGame A8」を実際に開封・使用してみた感想をご紹介します。
開封レビュー(デザイン・サイズ・重さ・同梱物)
丁寧に梱包されたパッケージ、上にも緩衝材がしっかりなので、配送中に壊れることはまずないです。
オールブラックのプラスチックパーツ
ボディは集音部分以外基本的にプラスチック素材で、決して高級感があるわけではありません。
カラーはマットブラックになっているので、触らなければ特別チープな感じもありません。
手で触るとやはりプラスチックの安っぽい感じはあります。(値段相応)
スタンドに立てると全長21.5cm、横幅10cm、奥行き12.3cm。
以前使っていたAnker「PowerCast M300」に比べるとボディが大きく感じます。
スタンド部分のパーツを取り替えると、マイクアームに取り付けることも可能。
デスクを広く使いたい人はマイクアームという選択肢も。
マイク本体の底面には、電源とデータ通信用のUSB-C端子とモニター用の3.5mmイヤホンジャックがあります。
付属のケーブルはUSB C to Aとなっていますが、PowerCast M300に付属していたUSB-C to Cケーブルでも問題なく使用できたので、A端子が嫌いな人はケーブルを交換するのもありです。
デスクからの衝撃を吸収する構造
マイク本体とスタンドを繋ぐ部分はゴムっぽい素材になっているので、タイピングなどデスクからの衝撃も吸収してくれます。
メモしながら会話する時って結構音声が入ったりするので、これはありがたいです。
集音部分は金属素材になっていてかなり本格的。
単一指向性なので、背面からは集音されないはずですが。
操作性レビュー(設定・操作のしやすさ)
実際にデスクに置いてみた印象としては、PowerCast M300より大きさはあるものの、安定感があります。
PowerCast M300は自分の方向からRGBライトを目視できなかったので、自分好みの色に点灯させられるのはテンションが上がります。
物理ボリュームノブだから操作しやすい
以前のPowerCast M300も物理ノブだったのですが、無段階だったので、接続するたびにボリュームMAXからスタート。会社用と私用のPCを切り替えるたびにボリューム調整をするのが面倒でした。
この「AmpliGame A8」はノブにメモリが付いているので、自分のベストな集音量さえ決まれば、毎回調節する必要はありません。
ただ、ノブの位置が向かって反対側にあるので、メモリを見ながら調整ができないのは気になるポイント。
せめてメモリ位置が手触りでわかるようにしれくれていれば有難かった。
ワンタッチでできるミュートのON/OFF
マイク上部にはマイクのミュートボタンが搭載されています。
中央のマイクマークを触るとON/OFFが切り替わり、緑(ON)と赤(OFF)のライトが点灯します。
直感的にミュートできるのはありがたいですね。
自分色のデスクを作れるRGBライト
正面反対側(ボリュームノブの上)には、RGBカラーを変更することのできるボタンがあります。
指でタップすると、自分好みの色に変えることができます。
- 単色:赤・黄・緑・水色・青・紫・白から1つ選択
- 単色切り替わり:7つの色が順に切り替わる
- グラデーション:上記から2色のグラデーションを選択
- グラデーション切り替わり:グラデーションが自動切り替え
左の写真が単色ver、右の写真がグラデーションverです。
明るいところで撮影したので薄く感じますが、実際は下の宣材写真くらいくっきりとした色になります。
音質レビュー(WEB会議での使用評価)
音質は申し分なしの高音質(とてもクリア)
1万円以内という価格帯ながら、音質はかなりクリアです。
WEB会議で初めて使った時も「今日、いつもと声の印象が違いますね?」と言われるほど。
以前もUSBマイクを使っていたはずなのに、そこまで音質が変わって聞こえるようです。
音を拾いすぎたり、ノイズがのったりということもないので、音声収録も問題なさそうです。
さすがゲーム実況者も使うゲーミングマイク。
モニター音もクリアでリスニングでも問題なし(ただ…)
以前使っていたPowerCast M300は、マイクにイヤホンを接続した際のモニター音質があまりよくなかった。
どこかノイズがのっていて、スカスカした音の印象。
とても音楽や映画を聞けたレベルじゃありませんでした。
一方この「AmpliGame A8」は低音もそれなりに響いてくれるので、ライトなリスニングや動画鑑賞くらいなら十分な音質です。ノイズが乗っている印象もありません。
iPhone付属のEarPodsでのリスニングなので、映画鑑賞やガチの音楽鑑賞の時だけヘッドフォンに切り替えて使っている感じですね。
ただ、1点だけ気になるところが。
PC側の音量をLevel.1にしても結構な音量が聞こえるのでモニター音量をもう少し小さくできたらよかった。(決してうるさいというレベルではない)
まとめ|これ買っておけば間違いない。あとは自己満足の世界。
最後までご覧いただきありがとうございました。
今回はFIFINEのゲーミングマイク「AmpliGame A8」のレビューということで、自宅のリモートワーク環境で実際に使ってみた感想をご紹介しました。
1万円以下という価格帯ながら、音質や使いやすさに配慮されたつくり、RGBカラーで自分好みのデスクを演出できる点もゲーミングデバイスならではの良さがあると感じました。
外付けUSBマイクを検討中の方であれば、これを購入して後悔することはないと言える品質でした。
あとは、素材感やデザインといった好みの世界になるのではないでしょうか。
「音声チャットやWEB会議がクリアにスムーズにできればOK」という方は、一度「AmpliGame A8」を検討してみてもいいのではないでしょうか。
この記事がUSBマイクの購入を検討している方の参考になれば幸いです。