急速充電器を4機種一気にレビュー|InnergieのOne For Allシリーズ

innergieの電源アダプターを比較
One For Allの充電器の比較レビュー

この記事はデルタ電子の電源ブランドInnergie(イナジー)の充電器「One For Allシリーズ」のレビュー記事です。

オフィスや客先に持ち歩くPCやスマホ用の充電器ってたくさんあって何がいいのかよくわからないな。

できるだけ「これ一つでOK」と万能に使える充電器で荷物を減らしたいな。

今回はそんな方のためにInnergie(イナジー)というブランドの充電器「One For Allシリーズ」をレビュー、シリーズの特徴やモデルによる違いを比較していきたいと思います。

ホリ

この記事があなたの充電器選びの参考になれば幸いです。

充電器のパッケージ

※この記事はデルタ電子さんから製品提供をいただいてレビューしており、Amazonアソシエイトリンクを含んでおります。

この記事の内容を簡単にまとめると

Innergie(イナジー)の急速充電器「One For Allシリーズ」とは?

One For Allシリーズは「早く・軽く・コンパクト」

One For Allとは?

スマホにPC、ワイヤレスイヤホンなど、複数のデジタルデバイスを持ち歩いて仕事をするのは当たり前になっています。

同時に大切な仕事の際に「充電がない!」とならないよう、充電器も持ち歩くのですが、デバイスごとに充電器やケーブルを分けると結構な荷物になりますよね。

今回紹介するInnergieの充電器「One For Allシリーズ」は、充電が早く・軽く・コンパクト・1つで様々なデバイスを充電できるというコンセプトになっています。

One For Allシリーズは全4種類のラインナップ

充電器は持つデバイス、使い方によってベストアイテムが変わります。

One For Allシリーズの充電器は4つのラインナップからあなたに合わせて最適なものを選べるようになっています。

この記事では4つの充電器の特徴とそれぞれの違いを解説していきたいと思います。

Innergieのデルタ電子とはどんなメーカー?

Innergieは「デルタ電子(Delta Electronics, Inc.)」の電源ブランドです。

デルタ電子は台北市内湖に本社を置く、電源とトランスシステムに特化した台湾の電子機器メーカー。世界200カ国で関連施設を運営する。

Wikipedia調べ
ホリ

日本ではあまり馴染みのないブランド名ですが、ちゃんとした会社のようですね。

Innegie公式サイトはこちら

One For Allシリーズ4機種を一気に比較

InnergieのOne For Allシリーズ

それでは、One For Allシリーズの全4機種を比較しながら、実際に使用してみたレビューをご紹介していきたいと思います。

主観でこんな人におすすめ!
  • C6:PC等にハイパワーでコンパクトな急速充電器が欲しい人
  • C6 Duo:PCと別のガジェットを同時に急速充電したい人
  • C3 Duo:コンパクトにガジェットを2台同時に充電したい人(PC不可)
  • 45H:ケーブルの向きに拘りたい人(USB-CとA同時充電可)

※MacBook Proは60W以上の電力が必要とされています。

サイズや電力で選ぶ3種類の急速充電器「C6/C6 Duo/C3 Duo」

C6/C6Duo/C3Duo
C6/C6Duo/C3Duo(L to R)

若干方向性が違う45Hを除き、まずは3機種(C6/C6Duo/C3Duoの)を比較していきたいと思います。

どれも「ハイパワー・軽く・コンパクト」という特徴は持ちながらも、それぞれ若干タイプが違うので、合うものはどれかと見ていただければと思います。

3機種を比較表(サイズ・電力・ポート数)

サイズ
スクロールできます
サイズ(接続部除く)電力ポート数価格
C63.04×3.04×6cm60WUSB-C×14,990
C6 Duo3.04×4.7×5.6cm60WUSB-C×25,990円
C3 Duo4.56×4.28×3.04cm30WUSB-C×23,990円

3機種は「サイズ・電力・ポート数・価格」で違いがあります。

カラーは全てホワイトに統一されており、Appleガジェットとも相性がよいですね。

どれも純正MacBook Airの充電器よりもコンパクトで持ち歩きに便利です。

電力とコンパクトさで選ぶなら「C6」

innergieのC6

1ポートでもいいからハイパワーでコンパクトな充電器が欲しいという方は「C6」がおすすめです。

55cc、85gというコンパクトなボディながら、60Wのハイパワーな充電が可能。30W必要なMacBook Airも軽々電力供給できますし、USBハブなどで他のデバイスに電力供給していても電力不足になる心配はありません。

もちろん、スマートフォンの急速充電にも対応しており、50分の充電で70%まで充電が可能とのことです。(参照元

充電器

画像のように、スペースの限られたコンセント周りでも1タップ分のスペースからはみ出すことなく設置できます。

コンセントは折りたたみ式になっていますので、ガジェットポーチ内で他のものを傷つけることはありませんし、折りたたんだ状態であれば6cmとコンパクトになります。

高電力2ポートが必要なら「C6 Duo」

innergie C6 Duo

60Wという高出力はそのままに、USB-C端子が2ポートになったのが「C6 Duo」です。

サイズは3.04×4.7×5.6cm(140g)とC6やC3 Duoよりも大きくなるものの、MacBook AirとiPhoneの同時充電が可能になります。(2ポート使用時は45W+18Wまたは30W+30Wに自動振り分けされます)

充電器比較

縦幅は4.7cmとC3 Duoよりも若干大きくなりますが、MacBook Airの純正アダプタよりも若干コンパクトになっています。

イナジーの充電器比較

横幅も5.6cmと純正アダプターとほぼ同じサイズになっています。

純正に比べると2ポートになり30Wほど供給電力がアップしていることになりますね。

こちらもコンセント部分は折りたたみ式になっています。

2ポートでコンパクトさ重視なら「C3 Duo」

innergie C3 Duo

60Wも必要ないけど、2デバイス同時に充電できるコンパクトな充電器が欲しいという方はC3 Duoがおすすめです。

最大30Wなので、MacBook Air単体もしくはiPhoneやiPad・ワイヤレスイヤホンなどの低電力デバイスを2個同時に充電可能です。(2ポート使用時は1ポート最大15W、合計最大24Wとなります)

C3-duo
左上がC3 Duo

4.56×4.28×3.04cm(70.5g)とC6 Duo(右上の60Wモデル)よりも一回りコンパクトになっています。

正方形になっているので、ガジェットポーチなどに収納しやすい形状ですね。

向きを360℃変えられる45W急速充電器「45H」

innergie 45H

45Hは他の3機種とコンセプトが異なり「本体を360℃回転させて使える」というのが特徴となっています。

これによって充電器使用時によくある「ケーブルをこっち向きにしたいな」というプチストレスから解放されます。

個人的には、持ち歩き用というよりも自宅やオフィスなどの固定用として使って、配線整理をきっちりさせたい時におすすめです。

「45H」のスペックまとめ

デルタ電子45H
One For All 45Hのスペック
  • サイズ:5.6×5.6×2.8cm
  • 重さ:96g
  • 端子:2ポート(USB-A&C)
  • 供給電力:最大45W(2ポート同時の場合最大30W+12W)
  • カラー:ホワイトのみ
  • コンセント部分:海外用などに取り外し交換可能(別売り)

配線整理のストレスから解放される

この充電器最大の特徴は、本体を360℃回転させられるので、ケーブルを遠回りさせることがなくなります。

「この向きだと隣の穴を塞いでしまうな」「本当は右側にケーブルが来てくれたらスッキリするのに」などといったケースを解決してくれます。

回転させられる仕組みは、本体と独立したアダプター部分にあります。

こちらが独立していることで、本体をクルクルと360℃回転させることができます。

このアダプター部分は交換可能で、海外でよく使われる丸穴タイプや3穴タイプに換えることができます。(60C Pro Intl:別売り

USB-CとAの2ポート(単ポート最大45W、2ポートは最大30W+12W)

45H

サイズは5.6×5.6×2.8cmですが、横から見た形状はプラグ側に向かって細くなる台形になっています。

端子はUSB-AとCの2ポートなので、ここ最近のガジェットなら一通り充電可能、MacBook AirとiPhoneも問題なく同時充電できます。

ベストな充電器は一人ひとり違う

最後までご覧いただきありがとうございました。

今回はInnergie(イナジー)の充電器「One For Allシリーズ」4機種を比較しながらご紹介しました。

使うガジェットや利用シーン、使い方によってベストな充電器は違うので、自分に合った充電器選びをしていきたいですね。

この記事が少しでも参考になれば幸いです。

One For Allシリーズはこちら

この記事の内容を簡単にまとめると