SMARTCOBY SLIM 5Kを自腹レビュー!充電速度や容量についてのリアルを解説

SMARTCOBY SLIM 5Kを自腹レビュー!

この記事では、CIOのMagSafe対応モバイルバッテリー「SMARTCOBY SLIM 5K」を自腹レビューしています。

1日中スマホを使っていると、夕方ごろにはバッテリーが少なくなって来てしまうことが多い。携帯性が良くて手軽に使えるモバイルバッテリーはないかな?という方にSMARTCOBY SLIM 5Kはおすすめです。

iPhoneの背面に磁力でピタッと装着できるサイズ感、厚さ8.7mmの極薄バッテリー。最大15W(Qi2対応)の無線充電(MagSafe)にiPhone 16を0.8回分の充電が可能(カタログスペック上)というコンパクトで実用的なスペックのモバイルバッテリーです。

  • 本当に持ち運びやすいサイズ、重さなの?
  • 磁力は十分?使用中に取れたりしない?
  • MagSafe充電って充電速度は遅くないの?
  • 本当にiPhoneを0.8回分充電できるの?
  • 公式サイトで見逃してしまうようなデメリットはないの?

今回は、SMARTCOBY SLIM 5Kの購入前に気になる点について、実際に使って検証していきたいと思います。

ぜひ購入検討中の方は参考にしてみてください。

SMARTCOBY SLIM 5K
総合評価
( 5 )
メリット
  • 軽くてコンパクトなので携帯性抜群
  • Qi2対応で充電速度が早い
  • iPhoneにぴったりのシンプルデザイン
デメリット
  • 黒は傷や手の脂が目ちやすい

※この記事は案件ではなく、筆者が自腹購入して作成していますが、記事中にはAmazonアソシエイトリンクが存在しますので、その点ご了承ください。

目次

SMARTCOBY SLIM 5Kの特徴とスペック

SMARTCOBY SLIM 5Kの特徴

「スマホの充電がなくならないか不安…」そんな悩みを解決してくれるのが、SMARTCOBY SLIM 5Kです。

厚み8.7mmと薄いのに、iPhone16なら80〜90%の充電ができるモバイルバッテリー。重さたったの約117gで、カバンやポケットに入れても邪魔になりません。

アルミ合金のシンプルなデザインはiPhoneのデザインやサイズ感ともマッチしており、スタイリッシュな印象を与えてくれます。

MagSafeやQi2充電にも対応しており、MagSafe対応機種や対応ケースを装着していれば、背面にくっつけるだけで充電が可能。Qi2充電に対応機種であれば最大15Wの充電も可能です。

USB-C端子からの有線給電(最大20W)にも対応。スマホはもちろん、ワイヤレスイヤホンなど様々な機器も充電できます。

SMARTCOBY SLIM 5Kのカタログスペック

価格税込5,980円
カラーバリエーション2色(黒・銀)
素材アルミ合金(設置面はラバー)
サイズ102×70×8.7mm
重さ117g
容量5,000mAh
ワイヤレス出力最大15W(Qi2対応)
有線出力最大20W(USB Type-C)
パススルー充電対応(5W)
本体充電150分

外観デザインと同梱物について

外観デザインについて

外観デザイン

アルミ合金のボディは5,000円台とは思えないスタイリッシュな印象。

これを見て「安っぽい」と感じる人はほとんどいないでしょう。

ボディには同系色のロゴが入っている以外に装飾がないのもシンプルで良い。

設置面

裏面(設置面)はシリコン調(ラバー?)になっていて、iPhoneを傷つけない配慮がされている。

分厚くはないので荒く扱えば強い磁力と相まって傷つける可能性があるので注意は必要。

側面

側面には仕様が記載されているのと、唯一の操作ボタンがある。

ボタンのアクションは以下のようなシンプルな操作になっている。

ボタン操作について
  • 1回押す:残量確認
  • 2回押す:出力のオンオフ

MagSafeで装着しておきたいが充電は必要ないというときにも対応できるのはありがたい。

USB-C

底面にはUSB-C端子がありバッテリーへの給電やiPhoneへの有線給電(最大20W)が可能。

端子のすぐ上には5つのLEDが搭載されていて、充電状態と残量が確認できる。

LED表示について
  • 最左:出力中は点灯(紫)
  • 左から2番目から4段階(25%ずつ)で残量を表示
    ※点滅中はその段階を充電中

同梱物について

パッケージ

パッケージはCIOのコンセプトカラーである紫のシンプルなパッケージ。

安っぽくも高級感もない普通だ。それでいい。

同梱物

充電器と充電ケーブル(CtoC)以外に説明書や製品コンセプトのメッセージカード、会員制度の案内、SNSのシェア誘導などやたら紙が入っている。

前述したように操作はとてもシンプルなので、操作ボタンとLEDの意味さえ理解したら紙類は全捨てでも多分困らない。

購入前に気になることを徹底解説

【サイズ感と重さ】本当に小型?持ち歩きにおすすめ?

サイズ

117gととても軽量なので、携帯性はとても良い。

iPhoneのモバイルバッテリー

102×70×8.7mmというサイズ感はiPhone 16の背面にピッタリのサイズ感。

厚み

厚みもケースをつけたiPhone16よりも薄いのは感動もの。

ポケットに入れていてもパンツが張らないし、ガジェットポーチの薄手ポケットにも入るので持ち運びに便利。

【装着感】磁力は十分?カメラやケースの干渉は問題ない?

モバイルバッテリー

磁力はかなりしっかりしているので、使用中にポロッと取れる心配はない。

試しにケースを外した状態でも試してみたが、それでも問題なさそうだ。

注意点としては、磁力が強いので乱暴に扱うとiPhoneを傷つけそうなので、扱いが雑な人はケースの上から使うようにした方がいい。

チラ見せ

iPhone 16へのカメラ干渉はないので心配はないが、カメラとMagSafeの位置が近いので、装着した時にMagSafe部分が見えるのは少し気持ち悪い。

こればかりはAppleのデザインの問題だから仕方ない。

充電端子

底面はケースをつけるとケースの方が大きいが、裸iPhoneに装着するのであればほぼ同サイズに設計されていて収まりがいい。

【容量】iPhone16を何%まで充電できる?5,000mAhで足りる?

充電開始

バッテリー容量は5,000mAh。公式情報ではiPhone 16を0.8回分充電できるとのこと(MagSafe時)。

試しに実際どれくらい充電できるのか検証してみたので、その結果を報告したい。

検証環境:バッテリー残量5%状態でフル充電にした本機をMagSafeで装着

結果、80%まで充電することができた。つまり75%充電できたということになる。

このコンパクトさでこれだけ充電できるなら期待以上だ。

【充電速度】Qi2充電は早いの?

次は充電速度について検証した結果を報告したい。

Qi2対応のMagSafe充電によって最大15Wの高速充電が可能とのこと。

5%の状態からMagSafeで30分放置したところ、36%まで充電できたので、1分1%の速度で充電できる。

1時間で半分以上充電できるなら十分な速度ではないだろうか。

ゲーム(ポケポケ)をしながら充電もしてみたが、充電しながら使うことは出来た。

バッテリーには優しくないので推奨はできないが、スマホでゲームをする人でも文句はないだろう。

【安全性】過充電や熱暴走はない?

充電

モバイルバッテリーの発熱が心配という方もいるだろうが、今のところ熱いと感じることはない。

ほんのり温かい程度で、ホッカイロよりも熱くない程度の熱レベル。

アルミ合金のボディが熱をうまく逃がしてくれる構造らしい。

以前、AnklerのQi対応MagSafe充電器を使っていたが、充電が遅い上に充電停止するので、まともに充電することができなかったが、これなら全く問題ない。

【耐久性】壊れやすくない?傷や汚れはつきにくくない?

傷

ボディはアルミ合金なので堅牢性についてはとても安心できる。落としても簡単には壊れないだろう。

ただ、写真のように傷や手の脂は若干残りやすいので、神経質な人は気になるかもしれない。

これは黒ボディならではのデメリットになるので、気になるならシルバーがいいかも。

設置面

写真ではわかりにくが、MagSafeの磁石があるところも跡が残りやすいので、しばらく使っていると磁石の円形に跡が残る。

基本的には内側にある部分なので見えないのだが、気になる人は要注意。

使ってわかったSMARTCOBY SLIM 5Kの良いところ(メリット)

①とにかく薄くて軽いので携帯性が抜群

薄いモバイルバッテリー

とにかくコンパクトは正義。とにかく薄いので装着したままポケットにも入れられる。

117gは装着しながらiPhone操作をすると流石に重量を感じるが、操作できないほどでもないし、薄手なので持ちにくさを感じさせないようになっている。

iPhoneの背面に綺麗に収まる点も高評価。

②ストレスを感じない充電速度と耐熱性能

サイズ

充電速度も文句なく、発熱ですぐ中断することもないので、充電器としての性能も申し分ない。

「気づいたら充電があと少ししかない」という時でも1時間で50%以上充電できれば、その日1日は充電を気にせずやっていける(普通の人は)。

これ一つあればなんとかなるだろうと思えるのは心理的にありがたい。

③置き型充電器になるパススルー機能

パススルー

パススルー充電に対応しているので、充電器に給電しながらiPhoneの充電もできる。(iPhoneへは5W出力 )

デスクで充電

デスク脇に置いておけばパッド式の充電器としても使えるのはとても便利。

写真のように横向き配置しても充電することができる。

カメラ干渉

ただし、ケースによってはカメラ部分に干渉するので要注意。(充電はできるが傷はつくかも)

裸iPhoneならカメラ干渉はないので問題なさそう。

使ってわかったSMARTCOBY SLIM 5Kの気になるところ(デメリット?)

①黒は傷や手の脂が目立ちやすい

SMARTCOBY SLIM 5K

大きなデメリットは見つからないです。強いていうならの2点を紹介していきたいと思います。

1点目は、黒はボディに傷や手の脂が残りやすい点。

手の脂は拭けばある程度は取れるレベルですがよく見るとわかります。

神経質・潔癖症な人は要注意。普通の人は気にならないレベルです。

気になる人は同機種のシルバーを購入した方がいいかもしれない。

②回転するMagSafeリングのケースだとバッテリーも動く

磁力

MagSafeケースの中には、磁力リングがスタンドにもなるように回転するものがありますが、そういったケースにこのモバイルバッテリーを装着すると、バッテリーも回転します。(どのバッテリーでも同じ)

リングにある程度の強度があれば、重力でバッテリーが回るということはありませんが、その辺の作りが弱いケースを使っているとバッテリーブラブラする可能性があります。

私はTORRASのiPhoneケースを仕様しているので、リングスタンド式のケースを探している方はこれを買っておけばMagSafeバッテリーを装着しても安心です。

まとめ|ライトユーザーならこれが最適解!

SMARTCOBY SLIM 5K

最後までご覧いただきありがとうございました。

今回はCIOのMagSafeモバイルバッテリー「SMARTCOBY SLIM 5K」を使ってみて感じたことをレビューしていきました。

シンプルでスタイリッシュなアルミボディ、軽くて薄い携帯性の高さ、Qi2充電で充電速度も文句なしのアイテムでした。

フル充電まではできませんが、気軽に持ち歩けていざという時に何とかしてくれるモバイルバッテリーが欲しいというライトユーザーならこれで十分、普通の人はサイズや重さを増やしてまで大容量は必要ないと感じました。

iPhone SE(第二世代)からiPhone 16に乗り換えて感じたのは、最近のiPhoneはバッテリーの持ちがいいので、そこまで大容量のモバイルバッテリーは必要ないということ。

基本的に1日中GPSや動画視聴、ゲームをするような人でない限りは10,000mAhも必要なく、5,000mAhあれば1日持ちます。パススルー充電対応のものを購入しておけば、充電器として使いながら出先ではモバイルバッテリーとして使えるので、こまめにバッテリーへの充電をすることもできます。

結論、ほとんどの人はこれを買っておけば不満はないと言えるでしょう。

いい買い物をした。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

記事が役に立ったらシェアいただけると幸いです