この記事では、SOUNDPEATSのワイヤレスイヤホン「SOUNDPEATS Air4」を実際に使用してみた感想をレビュー形式でお届けします。
長時間つけても疲れないワイヤレスイヤホンが欲しいな。
インナーイヤー型のワイヤレスイヤホンを探しているんだけど、音質にもある程度こだわりたいんだよね。
今回紹介する「SOUNDPEATS Air4」そんな方にピッタリな軽量で長時間つけても疲れない高音質なインナーイヤー型のワイヤレスイヤホンです。
マルチポイント接続やノイズキャンセリング機能までついて1万円以内とコストパフォーマンスに優れたプロダクトとなっていますので、インナーイヤー型のワイヤレスイヤホンをお探し中の方は是非参考にしてみてください。
- 4gのインナーイヤー型だから長時間使用しても疲れない
- マルチポイント接続対応でデバイス切り替えがスムーズ
- 1万円以下のインナーイヤー型とは思えない高音質
- ノイズキャンセリング機能は補助程度
- ワイヤレス充電には非対応
※この記事はSOUNDPEATSさんに製品提供をいただき、Amazonアソシエイトリンクを含みます。
SOUNDPEATS Air4の特徴
SOUNDPEATS Air4の特徴
- 長時間つけても疲れない軽さ
- 耳穴に圧迫感のないインナーイヤー型
- インナーイヤーなのに低音もしっかりいい音
- マットでスタイリッシュなデザイン
- 繋ぎ直しがいらないマルチポイント接続対応
- インナーイヤー型なのにノイズキャンセル機能つき
「Air3 Deluxe HS」の後継機となる本作。
音質の強化はもちろん、マルチポイントやノイズキャンセルに対応してデザイン性もグレードアップしています。
Air3 Deluxe HSもかなりコスパの高いインナーイヤー型でカジュアルユース用として愛用しているので、今作にもかなり期待です。
SOUNDPEATS Air4のカタログスペック
価格 | 9,980円(税込) |
サイズ | 5.35×2.4×5.8cm |
重さ | 片耳4g(ケース込みで38g) |
タイプ | インナーイヤー型 |
カラー展開 | 2色(マットブラック・ホワイト) |
素材 | プラスチック |
Bluetoothバージョン | 5.3 |
連続使用可能時間 | 6.5時間(ケース込み26時間) |
マルチポイント接続 | 対応 |
ノイズキャンセリング機能 | あり |
片耳4gという軽さは前作「Air3 Deluxe HS」と同様、連続再生時間も5時間だったものが6.5時間まで進化しています。
何よりマルチポイントやノイズキャンセル機能まで搭載してこのお値段というコスパには驚き。
果たして実際どうなのでしょうか?
開封レビュー(サイズ・デザイン・質感)
- ケース
- イヤホン本体
- 取扱説明書・保証書
- 充電ケーブル(USB Type-C)
ブラックマットな丸型充電ケース
SOUNDPEATS Air4の充電ケースはブラックマットなプラスチック素材で丸型。
中央の丸いボタンを長押しするとペアリングのやり直しができます。
前作の「Air3 Deluxe HS(右)」と並べると質感は一目瞭然。
前作はいかにも安いイヤホンというツヤツヤプラスチックだったのですが、マットブラックになるだけでかなり印象が変わりました。
サイズ感は5.35×2.4×5.8cmと一般的なサイズ感になっていますが、前作がかなりコンパクトだっただけに、縦幅が増えてしまったのは残念なポイント。
充電端子はUSB-Cとなっていますが、端子周りがゴールドで高級感があります。
ケーブルを接続した感触もとてもしっかりしているので文句なしです。
片耳4gの軽さとブラック&ゴールドなデザイン
耳穴を塞がないインナーイヤー型のスタンダードな形状ですが、マットブラックにゴールドがアクセントで高級感があります。
片耳4gしかないので、持った感じもとても軽いのですが、ケースから取り出す時にポロリすることなく持ちやすいのは助かります。
前作の「Air3 Deluxe HS(右)」と比べても本体のサイズや形状、ボディカラーは同じ。
違うところは、ゴールドパーツが少し濃いゴールドになったのと、スピーカー部分が金属製になったというところでしょうか。
耳穴に隠れる内側はツヤツヤのブラックになっています。
ファッション性・装着感・操作感のレビュー
【ファッション性】シンプルだけどアクセントもある黒うどん型
インナーイヤー型の定番形状かつ黒いボディなので、耳に装着しても主張の激しい感じは全くありません。
シンプルなデザインではありますが、タッチ部分のゴールドがワンポイントになっていてかっこいい。
後ろから見ても、大きく飛び出していたりすることなく収まっています。
【装着感】軽くて圧迫感がない上に動いても取れない
片耳4gとかなり軽量な上に、カナル型とは違って耳穴を圧迫する感じがないので、つけていることを忘れるような装着感です。
ブログ執筆中や料理中のBGM、映画などにも使用してみましたが、痛くなったり疲れたりすることが全くありません。
インナーイヤー型ならではの魅力ですね!
散歩や軽く飛び跳ねてみたりしても取れる様子は全くないので、よっぽどの激しい運動でない限りは問題なさそうです。
【操作性】うっかり触れてしまうことはあるが、レスポンスは良い
ゴールドの部分でタッチ操作ができます。
- 右1回タッチ:ボリュームアップ
- 左1回タッチ:ボリュームダウン
- 2回タッチ:再生/一時停止
- 右長押し:曲送り
- 左長押し:ノイズキャンセルのON/OFF
タッチ操作を覚えるのがめんどくさいというタイプなので、基本的に「再生/停止」以外はスマホで操作しているのですが、操作しようと思って反応がなかったり、間違った操作になることはほとんどありません。
作業をする時に手がうっかり当たってしまってボリュームが1段階上がるということは稀にありますが、1段階なのでそんなに気になるほどのことはありません。
【マルチポイント接続】スマホとPCの切り替えもかなりスムーズ
マルチポイント接続とは、複数のデバイス(PCやスマホなど)をイヤホンにペアリング登録しておいて、イヤホンを装着したら双方に接続、音が鳴っているデバイスの音をイヤホンで流してくれる機能です。
マルチポイント非対応の機種の場合、別のデバイスで使いたい時は一度ペアリングを解除して、新しいデバイスにペアリングし直す必要があるので結構めんどくさいのです。
SOUNDPEATS Air4のマルチポイント接続は最大2台のデバイスにペアリングが可能なので、PCで映画を見た後にスマホで音楽を聴きながら料理という切り替えもスムーズ。
今の所イヤホンが接続先を迷ってうまく再生されないということもありません。
前作の「Air3 Deluxe HS」にはなかった機能なのでめちゃめちゃありがたい!
音質やノイズキャンセリング機能に関するレビュー
【音質】インナーイヤー型とは思えない低音の存在感
インナー型イヤホンは耳穴をイヤーピースで塞がないので、カナル型(写真左)に比べると遮音性に劣ります。
そのため、音が外に漏れたり外音に音楽が被ってしまったりして、低音が不十分で迫力に欠けがちです。
ところがSOUNDPEATS Air4は、インナーイヤー型とは思えないほどに低音がしっかり感じられるので、迫力のサウンドが楽しめます。
バスドラムやウッドベースの音がしっかりと聞こえて、ライブハウスや映画館で感じるような地鳴り感も体感できるほど。
よくある低音強調した格安イヤホンのように、音がこもって輪郭がしっかりしていないということもありません。
もちろん、外の音を遮断して大迫力で楽しみたいという要望には少し足りないかもしれませんが、カジュアルにMVや映画を楽しみたい時は付け心地と音質のバランスからこのイヤホンを私は選んで使っています。
騒音の多い屋外でもある程度の低音は感じられますね!
屋内ならメタルやジャズなども十分楽しむことができます。
屋外だと、低音が周囲の騒音に負けてしまうので、大迫力とまではいかないです。
こればかりはインナーイヤー型なので仕方がない。
【EQ】アプリで自分好みに音質をカスタム可能
SOUNDPEATSのスマホアプリにあるイコライザーを使えば、自分好みの音質にカスタム可能です。
とはいえ、デフォルトの音のバランスがかなり良いので、極端な音質にしたいという場合を除けばデフォルトで十分迫力も音抜けもあります。
プリセットも10種類程度ありますが、デフォルトが一番いいかなという感じでした。
【遅延】弾いてみた動画やアクション映画でも問題なし
Bluetooth接続のワイヤレスイヤホンでは、映像と音声のタイムラグが発生しますが、弾いてみた動画や動きの速いアクション映画、台詞回しの早い映画でも違和感なく視聴することができます。
私はゲームをしないのでわかりませんが、遅延の少ないゲーミングモードもあるのである程度のゲームにも対応できそうです。(こだわるなら有線を使った方がいいでしょう)
ゲーミングモードのON/OFFはスマホアプリから可能です。
【ノイズキャンセリング】音をよりクリアに効くためのノイキャンという感じ
ノイズキャンセリング機能というと、ONにした瞬間に周囲の音がパッと消えるようなものをイメージするかもしれませんが、SOUNDPEATS Air4のノイズキャンセリングは、音を再生していない時にON/OFFしても正直違いがわからないくらいのレベルです。
耳穴を塞がないインナーイヤー型なので、そこを期待するのがお門違いなのかもしれません。
再生時の音をよりクリアに聴くための補助的なノイズキャンセリング機能という程度のものというくらいの期待感がちょうど良いです。
とはいえ、インナー型にノイキャンをつけようというこだわりに感服。
バッテリーの持ちについてのレビュー
映画を見ても遠方出張時もストレスなく使える
カタログスペックではイヤホン本体で6.5時間連続使用可能とのことですが、こういうスペックって基本的にその通りではないことがざらですよね。
では実際どうなのかと検証してみましたが、さすがに6.5時間ずっとイヤホンで音楽を流しっぱなしなんて環境はそうそうなく、ブログ執筆のBGM・家事や料理中のBGM、睡眠前の動画視聴などで使い続けてみましたが、一度も「Buttery Low」のアナウンスは流れませんでした。
節目節目にイヤホンケースに戻しているのもありますが、4-5時間は普通に使えるのではないでしょうか。
もちろん、音量やノイキャン、ゲーミングモードの有無によってバッテリーの消費量は変化しますので、参考程度にしていただければと思います。
まとめ|カジュアルユースでも音質にこだわりたいなら超おすすめ!
最後までご覧いただきありがとうございました。
今回はインナー型イヤホンのレビューということで「SOUNDPEATS Air4」を実際に使ってみた感想をご紹介しました。
片耳4gとかなり軽いインナーイヤー型ということで、長時間使用してもストレスを感じることなく音楽や映像を楽しむことができる上に、音質に関してもインナー型とは思えないほどの低音の迫力で、室内ならメタルサウンドやアクション映画視聴も問題なく楽しめます。
マルチポイント接続も可能なので、仕事用BGMにPCで使用してからスマホに切り替えて音楽鑑賞という切り替えもスムーズ、日常使いに使いやすいイヤホンだと感じました。
音質最優先・がっつりノイキャン希望という方にはおすすめできませんが、音質にこだわりのある人もライトユース用のサブ機としては十分満足できる音質になっているかと思います!
YouTubeや動画・ドラマの視聴に長時間使用する用のイヤホンとして確定しましたのでこれからも使っていきたいと思います。
「SOUNDPEATS Air4」はこんな人におすすめ!
・長時間使っても疲れないイヤホンが欲しい人
・ある程度は周囲の音が聞こえた方がいい人
・インナーイヤー型でも音質に妥協したくない人