この記事ではSwitchBotの「温湿度計プラス」を実際に使用した感想や購入のメリット・デメリットを紹介しています。
エアコンや加湿器などをいちいちチャンネルで操作するのが面倒なので、自動で室温調節してくれる方法はないかな?
留守の間、飼っている愛犬が快適に過ごせるように温度管理してあげたいな。
今回はそんな方におすすめの「エアコンや加湿器と連携できる温湿度計」をご紹介します。
- SwichBotハブ連携でエアコンや加湿器を自動操作できる
- 出先でも部屋の状態を確認できる(お子様やペットのために)
- 遠目から見やすく、どこにでも設置できる
- 単体での購入メリットは少ない
- 光らないので暗い場所で見づらい
※この記事はSwichBotさんから製品提供をいただいており、アフィリエイトリンクを含みます。
SwichBotの温湿度計プラスは何が違うの?何ができるの?
①温度・湿度で家電を自動操作できる(SwichBotハブ連携必須)
SwichBotの「温湿度計プラス」はSwichBotハブという中継機と連携することで、エアコン・加湿器・空気清浄機などの家電を自動操作することができます。
例えば、「室温が30度を超えたら冷房を入れる」「湿度が40%以下になったら加湿器を起動させる」などが可能です。
これによって、暑くなってきたからリモコンの場所まで歩いて操作という手間どころか、音声操作すら必要なくなります。
②スマホアプリで温度・湿度をチェックできる
SwichBotのスマホアプリで計測した気温・湿度をグラフ化することができます。
また、ペットを飼っている人は外出先からペットのいる部屋の温度を確認することもできますし、自宅の乾燥状態を把握することでお子様をインフルエンザなどのウイルスから守る対策を打つことも可能です。
さらに、睡眠中の気温・湿度を把握することで、睡眠に適した環境を作れているかというチェックもできるので、睡眠の質を改善したいという方にもおすすめです。
③温度・湿度のアラート通知をしてくれる
あらかじめ設定した温度や湿度を超えたり下回った際に、スマートフォンに通知することが可能です。
Bluetooth通信であれば単体でもこの機能は使えますし、SwitchBotハブと連携させれば、外出先からも通知を受け取ることができます。
外出先から「室内気温が30度を超えた」と通知があれば、家に帰る直前にエアコンを起動させておくことも可能です。
開封レビュー(サイズ・色・デザインなど)
サイズは7.9×6.5×2.2cm、重さは64gのコンパクトサイズ
スマートフォンの半分くらいのサイズ感(厚みは1.5倍くらい)なので、小さなスペースでも設置することができます。
また64gと軽いので、背面のマグネット設置の際も自重で落ちてくるといったこともありません。
カラー展開は白一色・3インチのTNパネル
カラーはSwichBotデバイスのホワイトのみです。
非常にシンプルなデザインなので、場所を選ばず設置することができます。
画面は3インチのTNパネル、文字が大きいので遠くからでも見やすくなっています。
温度・湿度・コンディション(設定できる)・電池残量が表示されます。
裏面はボタンとスタンド、電池は単4×2本
背面には、壁掛け用の穴とリセットボタン、パカっと開くスタンドの下に単四電池が2本入っています。
Bluetooth低消費電力チップを採用しているため、AAAバッテリー2本で約1年使用できるとのことです。
4種類の方法で設置できる(通常・スタンド・マグネット・壁掛け)
通常の縦置き以外にスタンド、マグネット、壁掛け3つの設置方法ができます。
①スタンドで卓上に設置可能
背面のスタンドは42度と65度の2種類の角度がつけられるので、設置環境に合わせて見やすい角度にすることができます。
マグネットで金属に設置可能
背面にはマグネットが搭載されているので、冷蔵庫やデスク脚などにも設置することができます。
本体が64gと軽量なので、写真のようにフェンスに貼り付けることもできました。
箱の中に「両面テープ付きメタルプレート」が同梱されているので、それを設置すれば金属面がない場所でも設置できます。
時計のように壁掛けも可能
背面上部には掛け時計のように壁掛けできる穴があるので、ピンやフックに引っ掛けて壁掛けすることもできます。
スマホアプリで温湿度の管理をしてみた
①SwitchBotアプリで管理が可能
温度の管理はSwitchBotのスマホアプリですることができます。
ダウンロードが完了したら、ユーザー登録をして、温湿度計をデバイス登録していきます。
アプリの案内に沿って、背面のボタンを長押しするとペアリングが完了します。
②気温や湿度をグラフで確認できる
登録が完了したら「温湿度計プラス」というアイコンをタップし、温度や湿度のグラフを見ることができます。
1時間、1日、1週間、1ヶ月、1年と期間を絞って温度の変化を見ることができるのは、結構面白いですね。
温度の直下に湿度のグラフがあります。
1日の期間に絞って、寝ている間の湿度をチェックして乾燥対策が必要かといったチェックをすることも可能です。
③アラート通知する温度・湿度を設定できる
温度・湿度グラフの右上にある歯車マークの先に「アラート設定」の画面があります。
温度・湿度アラート、アラートを通知する範囲、インバース(矢印の内側をアラートエリアとする)の3つの設定をすることができます。
SwitchBot 温湿度計プラスを購入するメリット
①SwitchBotハブ連携でエアコンや加湿器などを自動操作できる
「ちょっと寒いけどリモコンを取りに行くのがめんどくさいな」「昼間は日差しで暑くなるから30度を超えたらエアコンをつけたいな」など、そんな時に温度や湿度を感知して勝手にエアコンや加湿器が稼働してくれたら便利ですよね。
エアコンのタイマーを使って、時間指定で操作するという方法もありますが、その日の天気によって温度や湿度は結構違うので、実際の状態に合わせて空調できるのがベストです。
※エアコンや加湿器などとの連携はSwitchBotハブが別途必要となります。
②部屋の温度・湿度を出先で確認できる(子供や動物などのために)
ペットやお子さんがいらっしゃるご家庭では、温度や湿度の管理に気を使われている方も多いことでしょう。
ちょっとした温度や湿度の異常や変化で体調を崩してしまったり、インフルエンザなどのウイルス感染の原因となることもありますので、そういった環境を出先からも管理して防ぐことができます。
自宅に戻る前に温度や湿度のチェックをして、エアコンや加湿器が必要であれば稼働させておくということができれば、家に入る時には快適な環境で過ごすことができます。
③遠目からも見やすく、どこにでも設置できる
温度計や湿度計ってコンパクトに作られているのはいいのですが、近寄らないと数値が確認できないというものが結構あります。
そういうものって面倒になってしまって、結局見なくなってしまいますよね。
この温湿度計プラスなら、3インチのモニターに最大限の文字サイズで表示されているので、少し遠目からでも数値をチェックすることができます。
これって意外に大切なことかもしれませんね。
SwitchBot 温湿度計プラスを購入するデメリット(注意点)
①単体で購入しても恩恵は少ない
基本的に結局この製品はSwitchBotハブとセットで購入するものと思った方がいいかもしれません。
単体で購入した場合にできることと言えば「温度・湿度の表示・アプリでの記録」「近くにいる時だけアラート通知(Bluetooth)」くらいです。
これだけなら、SwitchBot製品でなくても安いものでいいかとなってしまうので、SwitchBotハブを一緒に購入して、エアコンや加湿器などとも連携して活用しておきたいところです。
②画面は点灯しないので夜間は少し見づらい
画面にはバックライトが搭載されていませんので、夜間に表示確認する際にクッキリ見えるということはありません。
ただ、よほど真っ暗な部屋でない限りは、少し灯りがあれば読み取れる程度ではありますので、寝室で使えないということはないでしょう。
絶対にバックライトがないと嫌という人には向いていないです。
よくある質問
- 屋外や浴室にも設置できますか?
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防水機能はありませんので水のかかる場所では使用できません。
- 過去の温度・湿度のデータの期限はどれだけ?ダウンロードは可能ですか?
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ローカルストレージで68日間データを保存することができ、SwitchBotハブミニと連携して履歴データを保存できます。また、取得したデータはCSVでエクスポートすることが可能です。
- SwitchBotカーテンと連携することは可能ですか?
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「シーン」の設定をすることで、30度を超えたらカーテンを閉めてエアコンをつけるといった活用方法も可能です。
レビュー|SwitchBotの自動開閉カーテンのメリットとデメリット 朝の目覚めを良くしたい人必見!この記事ではカーテンを指定の時間で開閉させられる「SwitchBotカーテン」のレビューをしています。この記事を読めばメリットやデメリット、設置設定方法や購入前の注意点まで全てわかります。
SwitchBotハブと組み合わせればスマートホームが実現する
最後までご覧いただきありがとうございました。
今回はSwitchBotの温湿度計プラスを実際に使って見た感想をご紹介しました。
リモートワークが増え「できるだけ快適な温度管理をしたいけど、無駄な電気代は使いたくない。」という方には温度や湿度に合わせて必要な時だけ空調できるスマートホームは理想的な環境ではないでしょうか。
SwitchBotハブとセットで購入しても1万円以内なので、一度試して見てみるのも良いかもしれませんね。