この記事では、スマートリモコン「SwitchBotハブ2」をレビュー。
前モデル「ハブミニ」と実際に使い比べたからこそわかる違いを解説していきます。
この記事はこんな方にオススメ。
SwitchBotハブ2って実際何ができるの?
SwitchBotハブミニが進化したらしいけど、何が違うの?
そんな方のために、実際にSwitchBotハブ2を使ってみた感想、ハブミニと使い比べて感じた違いなどを解説していきます。
SwitchBotハブ2の購入を検討している方の参考になれば幸いです。
※この記事はSwitchBotさんから製品提供をいただき作成、アフィリエイトリンクを使用していますが、レビューの内容に関しては、忖度のない内容となっております。
SwitchBot ハブ2とは家中のリモコンをまとめられるスマートホームガジェット
SwitchBotハブ2は、SwitchBotハブミニの後継機となるスマートリモコンです。
- 家中の赤外線リモコンをスマホで操作できる(外出先からも可能)
- SwichBotガジェットと連携できる
- Alexaなどと連携して音声操作も可能
- 温湿度計で室温と湿度がわかる(家電操作のトリガーにもなる)
- 照度センサーで照度と照明操作を自動連携可能
- 本体のON/OFFボタンにコマンドを割り当て可能
このように、家中のリモコン操作をまとめ、スマホや音声操作できます。
また、温度・湿度・照度に合わせて自動でリモコン操作する設定ができたり、複数の家電を同時に起動させたりすることが可能です。
それでは、前モデル「ハブミニ」との違いや使ってみた感想を紹介していきます。
SwitchBot ハブ2をハブミニとのスペック比較してみた
価格・機能比較
ハブ2 | ハブミニ | |
---|---|---|
Amazon価格(税込) | 8,980円 | 5,480円 |
対応リモコン | 8万個以上 | 8万個以上 |
赤外線送信範囲 | ハブミニの2倍 | 標準 |
温湿度計機能 | あり | なし |
照度センサー | あり | なし |
スマートハブ機能 | あり | あり |
Bluetooth | 対応 | 非対応(Wi-Fiのみ) |
コマンドを割り当て | 可能(最大2つ) | 不可能(ボタンなし) |
このように「ハブミニ」のリモコン性能(赤外線送信範囲)が広がっただけでなく、さまざまな機能が追加されています。
以前は温湿度計は独立した製品だったのですが、スマートリモコンに機能が統合され、これ一つで温度・湿度に連動した操作が可能になりました。
- 朝7:00になったらカーテンを開けて・照明とエアコンをON
- 部屋が暗くなってきたら照明を自動でONにしてカーテンを閉じる
- 映画鑑賞モード(カーテンを閉じ、部屋の照明を薄暗くして、TVとスピーカーをON)
サイズやデザインについて
ハブ2 | ハブミニ | |
---|---|---|
サイズ | 8×7×2.3 cm | 6.5×2×6.5 cm |
重さ | 209g | 42g |
カラーバリエーション | 白のみ | 白・黒 |
スタンド | あり | なし |
操作ボタン | あり(2つ) | なし |
壁設置 | 両面テープのみ | 両面テープ・ピンフック |
電源方式 | USB(A to C) | USB(A to micro) |
以前のハブミニはただの正方形の箱だったのに対して、ハブ2はデジタルパネルを搭載した見せるデザインになっています。
それに合わせて、背面にはスタンドが搭載、ON/OFFのタッチボタンも搭載されています。
ハブミニは壁設置に両面テープとピンフックの2種類が選べる形式でしたが、ハブ2は両面テープのみ。
SwitchBot ハブ2とハブミニを使い比べてみた感想
デザイン・インテリア性について
箱の中身はこんな感じになっています。
今回のモデルからUSB-A to Cの端子になっています。(以前はA to micro)
背面のスタンド内にUSB端子を接続して、スタンドの下にある窪みからケーブルを通します。
ケーブルは平ぺったいきしめん形状ですので、ケーブルの張力で不安定になることはありません。
ハブ2にはピンフックの穴がないので、壁ピンに引っ掛けるという設置方法は取れません。
壁に設置する場合は、両綿テープで貼り付ける必要がなるのですが、どうせならハブミニのようにピンフックは残して欲しかったポイント。
個人的には背面にマグネットでも搭載されていたらよかった感じました。
ハブ2は卓上設置して温度や湿度を表示してくれます。
仕事に集中していると、室温が高くなっていることに気付かなかったりするので、こまめにチェックできると安心ですね。
湿度は40~60%が最適とされていますので、カビやウイルスの繁殖を防ぐためにこまめにチェックしたいポイントです。
温度に合わせて自動で冷房・暖房・除湿を起動したり、サーキュレーターを起動できたりするので、常に快適な室内環境を作ることも可能です。
リモートワークは自分好みに最適化できるので、フルに活用しないと損ですね。
リモコン操作について
ハブ2は8万種類のリモコンに対応しているので、だいたいのリモコンなら連携可能です。
実際に我が家のリビングにあったリモコン(TV、VOD、エアコン、照明)を登録してみましたが、4つ全て問題ありませんでした。
リモコンが遠くにある時もスマホから操作できますし、Siriで音声操作も可能。
本格的に映画鑑賞したい時は「映画鑑賞」というシーンを登録しておけば「①部屋を薄暗く②VODの電源を入れる③エアコンを28度で静かに」を設定、音声操作で一発で変えることができます。
仕事を始める時は「エアコン・部屋の照明・デスクライト・サーキュレーター・カーテン開」という感じで仕事モード、仕事が終わったら一気にOFFにするシーンの登録も可能です。
一つの操作だけなら、リモコン操作の方が早いのですが、複数同時操作したい時はかなり便利です。
温湿度計について
ぶっちゃけ温度や湿度を気にすることって少ないのですが、いざデスクに置いてあると、思ったより室温が上がっていたり、湿度が60%を超えていたりと体に良くない時があります。
毎日の仕事環境なので、早めに気付いて対応したいものです。
温度・湿度に連携して家電の操作が可能なので、暑い時にわざわざ隣接するリビングまでリモコンを取りに行く必要がないのも嬉しいですね。
ハブ2はON/OFF2つのタッチボタンが搭載されていて、初期設定ではパネルのON/OFFになっていますが、アプリでシーン設定をすると、以下のようなカスタムしたシーンコマンドを割り当てることができます。
- ON:仕事モード(部屋とデスクの照明をON、エアコンを28度、カーテンを開閉)
- OFF:映画モード(リビングの照明を薄暗く、VODをON、カーテンを閉じる)
このように、ON/OFFは対になっている必要がないので、別シーンを設定することもできますし、1シーンのON/OFFとして使うこともできます。
音声操作もスマホ操作も面倒という時に、よく使うコマンドは指一つでできるというのは意外に便利ですね。
まとめ|ちょっとした違いだけでかなり可能性が広がる
最後までご覧いただきありがとうございました。
今回はSwitchBotハブ2のレビューということで、前モデルのハブミニと比較しながら、何が変わったのか、何ができるようになったのかをご紹介しました。
カタログスペックとしては、そんなに大きな変化があるようには感じなかったのですが、実際に使ってみると、このアイテム1つでできることの可能性がかなり広がったように感じました。
ハブミニと温湿度計を個別で両方購入すると8,000円以上するので、それなら少しだけ背伸びして1つにまとめた方が昨日も増えてお得に利用することができますね。
照明やテレビ・エアコンなど、毎日複数のリモコンを押していく作業がめんどくさいと感じている人は、一度試してみる価値ありのスマートホームガジェットでした。
この記事がSwitchBotハブ2の購入を検討している方の参考になれば幸いです。