この記事では、5,000円以内で購入できるオープンイヤー型ワイヤレスイヤホン「TRUEFREE 01」をレビューしています。
ながら聴きイヤホンとしてオープンイヤー型のワイヤレスイヤホンが欲しいんだけど、安くてそこそこ聴けるものってないかな?
そんなに音にこだわりはないから、5,000円くらいで使い勝手のいいものが欲しいな。
今回はそんな方におすすめのイヤホンをご紹介します!
オープンイヤー型イヤホンといえば、Shokz「OpenFit」やOladanceの「OWS Pro」 が人気ですが、どれも2万円以上するので手が出しにくいという方も多いのではないでしょうか。
今回紹介する「TRUEFREE 01」は、5,000円(税込)で購入できるエントリー向けのオープンイヤー型のワイヤレスイヤホンです。
耳の穴を塞がずに音楽や映像コンテンツを楽しめるオープンイヤー型イヤホンは、家事や仕事、運動中や移動中などのながら聴きに最適、長時間使用しても耳が疲れにくいというメリットがあります。
そんなオープンイヤー型イヤホンが5,000円で手に入るということで、実際に使ってみて感じた、音質や向いている音楽、装着感や操作性などをレビューしていきたいと思います。
- ながら聴きに最適なオープンイヤー型が5,000円で手に入る
- ふくよかなサウンドで癒し系音楽に最適
- 長時間使用しても疲れにくい
- ハード系の音楽にはあまり向かない
- フィット感はあまりない
- ケースがデカい
※この記事はTRUEFREEさんから製品提供をいただいており、アフィリエイトリンクを含みます。
TRUEFREE O1の特徴(機能・サイズ・デザイン)
【特徴・機能】5,000円で買える定向電動式のオープンイヤー型ワイヤレスイヤホン
- 耳を塞がずに音楽が楽しめるオープンイヤー型
- 定向性伝音技術により音漏れを低減
- 片耳11gとネックバンドのない快適性
- 16.2mmの大口径ドライバーユニットと低音補強アルゴリズムを搭載
- イヤホンで最大10時間使用可能
- 5,000円で購入できるコストパフォーマンス
耳を塞がず周囲の音を感じながら音楽も楽しむことができるオープンイヤー型のワイヤレスイヤホン。
技術の進歩もあり一般的なイヤホンと遜色のない音質が楽しめるとのことで、ここ最近注目されています。
ただ、周囲の音も聞きながら高音質な音楽を楽しむためには、高度な技術が必要とされるため、比較的高価なものが多く、安価なものは音質が使い物にならないということも少なくありません。
今回ご提供いただいたTRUEFREE 01は、5,000円という手の届きやすい価格でありながら、実用性の高い音質や快適性を実現したオープンイヤー型ワイヤレスイヤホンです。
コーデック | AAC/SBC |
Bluetooth | 5.3 |
マルチペアリング | 最大2台 |
防水耐性 | IPX4(急な雨や激しい運動中の汗で濡れても安心) |
本体連続使用時間 | 最大10時間 |
ケース含む連続使用時間 | 最大45時間 |
メーカー保証 | 1年間 |
【サイズ・デザイン】片耳11g、シンプルで主張の少ないデザイン
ケースサイズ | 9.76 × 7.18 × 3.35 cm |
全体重量 | 170g |
イヤホン重量 | 片耳11g |
ボックスタイプのケースを開くと黒一色のイヤホンがフラットに並んでいます。
デザインは非常にシンプルで特別な主張はありません。
片耳11g、プラスチック製なのでそこまで重さは感じません。
手前の大きい部分がスピーカー部分、奥の丸い部分がバッテリーになっています。
耳掛けの部分もシリコン等ではなく、普通のプラスチックです。
金属部分から耳穴に向かって直接音を飛ばすことで、音が逃げることを最小限にしてくれます。
16.2mmの大口径ドライバーユニットが搭載されているので、ドライバー部分は大きめ。
バッテリー部分にはLとRの刻印がされています。
【充電ケース】つくりは問題ないけど、ポケットには入らない
横幅9.76cmの充電ケースは手のひらで握りことはできないサイズ感。
このサイズ感では、ポケットに入れて持ち歩くのは難しそうです。
ごく一般的なプラスチック素材、高級感は特にありません。
充電端子はUSB-C端子。
開口部分にはライトが3つ点灯し、充電残量を教えてくれます。
ケースを開けた状態で、スマホなどのBluetooth設定からTRUEFREEを選択すると接続完了。
特に接続が悪かったり、途切れたりすることはありません。
全体的にサイズが大きいものの、基本性能に関しては一定基準をクリアしていて一安心です。
装着感・操作性のレビュー
【装着感】最初は重みとフィット感が気になるけど慣れる
TRUEFREE 01は、耳にかけるように装着していきます。
特に装着しにくいとかはないのですが、最初はスピーカー部分とバッテリー部分の大きさに違和感がありました。
ただ、しばらく付けているとだんだん慣れてきます。
耳にかかっているのと、耳穴を塞がないため、左右に揺れた時の浮遊感は否めませんが、これはオープンイヤー型なので仕方がないところでしょう。
耳掛けがプラスチックで固いので、そこだけ少し気になります。(5時間くらいつけると流石に痛い)
横側への飛び出しも少ないので、イヤホンが耳から飛び出ていてダサいみたいなことはありません。
【運動中の装着感】走ってもズレや外れることはない
運動中の使用感を試すために、近所のジムまで歩き、ジムではランニングマシンで走ってみました。
結論、歩くのも走るのもまったく問題なしです。
高くジャンプしても外れる様子はなく、ズレることもないので、安心感があります。
耳穴を塞ぐカナル型だと、着地のタイミングでドンドンという衝撃がありますが、オープンイヤー型はそもそも耳穴に触れてすらいないので、そういった感じがありません。
【操作性】反応は悪くないがタップに慣れが必要
操作は本体横をタップすると可能です。
操作 | 反応 |
---|---|
2回タップ | 再生/停止 |
右1回タップ | 音量アップ |
左1回タップ | 音量ダウン |
1.5秒タップ | 曲送り(右:次へ、左:戻す) |
着信中2回タップ | 応答/停止 |
着信中1.5秒タップ | 着信拒否 |
右3回タップ | Siri |
左3回タップ | ゲームモード |
操作は一般的なので、着信時の対応と3タップだけ覚えれば、問題ないです。
タップの反応も問題なく、レスポンスも早いです。
ただ、装着時は本体部分が少し斜めになっているのでタップしにくいと感じました。
本体部分を摘んだ状態でタップすれば問題なく操作できるので、慣れでしょうか。
音質に関するレビュー
【音質】全体的にふっくらして広がりのある音、遅延はない。
普段使っているiPhone SEに接続して、SpotifyやPodcastの音声コンテンツ、YouTube・Amazon Primeで映画を視聴しました。
音質の印象的には、低音がしっかり出てくるので、ふくよかで柔らかい印象の音質です。
耳がキンキンするようなイヤホンが苦手な人にはいいかもしれません。
ジャズやクラシックなどの柔らかい系の音楽に向いていて、バンド系の激しい音楽には向かない印象です。
動画コンテンツでは音ズレもないので、カジュアルに使う分には全く問題ないです。
【おすすめジャンル】ジャズ・クラシック・アコースティックなどのやわらか系
すこしほわっとした低音とオープンならではの音の広がりは、ジャズやクラシック、アコースティックなどの優しく柔らかい印象の音楽にはよく合います。
カナル型のようなド直球に来る音質ではなく、頭の周りを漂う音楽に包まれているような感じで、耳が疲れる感じがありません。
仕事のBGMやヒーリング音楽を聴いてリラックスしたいという時なんかに良さそうです。
【向いてないジャンル】メタル・ハードコア・ロックなどの固め系
逆に、全体的に低音がブービーな印象があるので、ギターのジャキジャキ感やドラムのアタック感が欲しいラウド系の音楽には合わないと感じました。
どこか余計な低音が回っていて、音の輪郭がボヤッとした感じがします。
オープン型なので、音の密閉感もなく、外に逃げてしまうことで迫力もあまりありません。
【室内使用】料理や家事をしながらでも問題なく使える
オープン型のメリットは、ながら聴きしやすいこと。
仕事のBGMや料理や家事の最中に使用しても、しっかり周囲の音が聞こえます。
だからと言って、音楽が外に逃げ過ぎることもないので、音楽もしっかりと楽しめます。
また、ネックバンドがないので、寝ながら視聴もストレスなく使えます。
音質も耳を疲れさせない柔らかい音質なので、入眠前にヒーリング音楽でリラックスさせたい時なんかにピッタリです。
【屋外使用】音漏れはする、周囲の音で音楽が聞こえないことも
耳穴を塞がず、少し離れた位置から耳穴に向かって音を飛ばしているので、外に音が漏れることは避けられません。
なので、電車の中で大きな音で聞くというのは避けた方がいいかもしれません。
また、外を散歩する時の自動車の音やジムで運動する時の機械音に音楽が負けてしまうこともあります。
こればかりはオープンイヤー型なので仕方がありませんが、これが気になる人は骨伝導型やインナーイヤー型のイヤホンの方が良いでしょう。
まとめ|5,000円以内なら納得のクオリティ
最後までご覧いただきありがとうございます。
今回は、TRUEFREE 01というオープンイヤー型のワイヤレスイヤホンをレビューしていきました。
仕事や運動、家事などのながら使いに人気なオープンイヤー型イヤホン。
TRUEFREE 01は「音質にそんなにこだわりがないから、使いやすくて不快感のないものが欲しい」という人のとりあえずに良いかもしれません。
この記事がワイヤレスイヤホンの購入を検討している方の参考になれば幸いです。