WEB会議用に安い有線オープンイヤー型イヤホン買ったら実にクソでございました。

DyoacのDY02というオープンイヤー型有線イヤホンをレビュー

リモートワークで使うイヤホンは、充電残量や電波途切れを気にせず使える有線のものがいい。

その中でも、耳を塞がず、長時間のWEB会議でも耳が痛くならないオープンイヤー型のイヤホンを探していました。

今回、Dyoacの「‎DY02」という2,999円(税込)で購入できるものを見つけ、試しに購入してみましたので、音質や装着感など使ってみた感想をレビューしていきます。

価格の割に音質は良かったのですが、タイトルにもある通り使い続けたいと思えるものではありませんでした。

どんなところが微妙だったのか、この記事で解説していきます。

※この記事は、あくまで私の主観100%のレビューですので、参考程度にご覧ください。

DY02
総合評価
( 1.5 )
メリット
  • 耳を塞がないオープンイヤー型
  • 両耳9gの超軽量
  • 値段の割に音質は良い
デメリット
  • 耳掛け部分がプラスチックで痛い
  • 耳掛けが固く装着に手間取る
  • ケーブルの分岐部分が顔に近いので圧迫感がある
  • ケーブル劣化でネトネトしそう
この記事の内容を簡単にまとめると

Dyoacの有線オープンイヤー型イヤホン「‎DY02」とは

「‎DY02」の特長とスペック

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DY02は、Dyoac(読み方不明)というメーカーから発売されているオープンイヤー型の有線イヤホンです。

耳を塞がないオープンイヤー型は、耳穴の蒸れを防いだり、周囲の音を聞きながら視聴することができるというメリットがあります。

指向性のスピーカーにより、耳穴に直接音を届けることで、音を逃さず音漏れも防止してくれるとのこと。

有線なので面倒なペアリングも必要なく、充電残量や電波不良による途切れなどの気にする必要もありません。

価格(Amazon)2,999円(税込)
重さ両耳合計 9g
素材ABS、TPE
カラー1色(ブラック)
接続有線(3.5mm or USB-C)
ドライバーサイズ12mm
コードの長さ1.2m

サクラレビューを評価するサイト「サクラチェッカー」では1.59と危険判定の出ているイヤホンでした。

外観レビュー(サイズ・デザイン・質感)

パッケージと内容物

パッケージ

どこかでみたことのあるような白くてスーッと開くタイプのパッケージ。

値段の割には高級感を感じます。

イヤホン

箱を開くと白っぽい袋に入った本体と取り扱い説明書が入っています。

説明書

説明書は日本語で書かれているので安心です。

サイズ感・デザイン・質感

DY02

ツルッとした黒いボディのイヤホンにコントロールスイッチのついた有線ケーブルです。

今回は3.5mm端子ver.を購入しましたが、USB-C端子ver.も販売されていて、値段は同じ2,999円(税込)です。

サイズ

両耳で9gという恐るべき軽さ、長時間使用することを想定した軽量化です。

スピーカー

内側のU字になっているところがスピーカーで、ここから耳穴に直接音を届ける仕組みになっています。

耳掛け

耳掛け部分はプラスチックになっていて柔軟性は皆無、測ると8mmほどと結構太いです。

3.5mm端子

3.5mmの接続端子は結構しっかりしたつくりになっています。

ケーブル

ケーブルは編み込みのようになっていますが、少し太めの一般的なケーブルに模様が入っているだけのように見えます。

柔軟性はありますが、時間経過とともにネタネタになりそうな手触りのケーブルです。

スイッチ

装着した時の胸元に当たる部分には操作スイッチがあります。

センターボタンは1回で再生/停止、2回で曲送り、3回で曲戻し。

両端の+/-ボタンは音量の上下だけの操作になっています。

スイッチの裏側はマイクになっています。

結局使わなくなった理由を解説する

①耳掛けが太くプラスチックなので痛い

耳掛け

DY02の耳掛け部分は約8mmと太く、素材はプラスチックなので、装着していると耳が痛くなります。

ある程度の価格帯のイヤホンであれば、細く柔軟性のある素材が使われていることが多いので、耳裏に当たり続けてもそうそう痛くはならないのですが、これは装着後30分で違和感を感じました。

せっかく長時間使用に適している両耳9gという軽さがあるにもかかわらず、耳掛けで痛みを感じては全く意味がない。

②耳掛けに柔軟性がないので装着しにくい

装着方法

DY01の装着方法は上の画像のように、耳の上から巻き込むように装着していきます。

これは一般的なオープンイヤー型と変わりないのですが、装着しやすさが皆無です。

耳掛け

装着しにくい理由は、耳掛けの柔軟性の無さです。

前述したように、耳掛けの素材はプラスチックになっていて柔軟性が全くありません。

そのため耳にかける際に、耳を無理やり隙間に押し込むような形で装着するしかなく、片手でサッと装着するということができません。

装着感も「本当にこれで装着できているのか?」と思うほどのフィット感の無さです。

③ケーブルの分岐部分が近く、圧迫感がある

ケーブル

最後の気になるところは、分岐部分までの距離の近さです。

スイッチ上部からケーブルが分岐するような形になっているのですが、その位置が妙に上の方になっています。

実際に装着してみると顎下15cmもない位置にスイッチが来て妙な圧迫感を感じます。

スイッチも溝落ちから5cm以上上にくるので操作しにくいです。マイクの位置としてはこれくらい近い方がいいのでしょうか。

一応いいところも伝えておく

値段の割には音質がいい

有線だからというところもあるのですが、2,999円(税込)という価格を考えると音質は良いです。

オープンイヤー型なので、低音を楽しむ音楽や映画を見るのには適していませんが、WEB会議やYouTubeを見る程度ならむしろ人の声が通ってちょうど良いです。

室内であれば、外の音に音が負けるということはありません。(外で有線使わないのでわかりません)

iPhoneのおまけについてくるEarPodsよりは音質が良いように感じます。

両耳9gなのでとても軽い

軽い

両耳9gと軽いので重たいと感じることはありません。

とはいえ、前述したように耳掛けがプラスチックで固いので、長時間使用にはおすすめできませんし、耳掛けタイプなのでコンパクトでもないので、携帯性が良いわけでもありません。

まとめ|有線オープンイヤー探しの旅は続く

オープンイヤー型イヤホン

最後までご覧いただきありがとうございました。

今回はDyoacのDY02というオープンイヤー型有線イヤホンのレビューをしていきました。

2,999円という価格なので、全く期待していませんでしたが、まさか音質より装着感にがっかりするとは思いませんでした。

決しておすすめとは言えないので、今回はアフィリエイトリンクを貼っていませんが、気になる方はアマゾンで検索して自爆していただければと思います。

失敗もブログのネタと言い聞かせて、次回の有線オープンイヤーに期待したいと思います。

おすすめのものがあれば、お問合せフォームやXなどで教えていただけますと幸いです。

この記事の内容を簡単にまとめると