今回のテーマは「週末副業」について。
テレワークでもできる副業を始めようと思い、趣味のカメラに関する副業に挑戦しています。
その中の1つがストックフォトサービス。
2021年10月にストックフォトサービス「写真AC」に登録、2022年1月現在まで約3ヶ月挑戦しました!
累計登録写真:200枚
写真ACで3ヶ月、200枚登録でどれだけ稼げるのか。
盛らず隠さず収益を公開します!
- 副業に写真ACを始めようとしている人
- 写真ACを始めたけどなかなか稼げない人
- どれくらい登録したら稼げるようになるのか知りたい人
3ヶ月&200枚登録時点の収益結果
総ダウンロード数は「355枚」
写真ACに登録して3ヶ月。
累計200枚の写真を登録しました。
3ヶ月間の合計ダウンロード数は355枚でした。
経験者であれば「たった355枚」という数字でしょう。
ただ、自分の写真を欲しいと思った人が300人もいたと思うと感慨深いものがあります。
※DL=人数ではありませんが
95,489人中の6,939位ですから、全体の上位1割にはいるようです。
収益はたったの「1,153円」
355DL×3.25円/DL=1,153円
2021年10月からストックフォトを開始、3ヶ月間で200枚登録時点の収益結果は1,153円。
たった1,153円だと!?
これが写真ACの相場なのかはわかりません。
もしかしたら写真アップのペースが遅いのかもしれません。
もしかしたら写真の質やサイト運用が悪いのかもしれません。
あくまで1ユーザーの結果として見てください。
月平均にすると384円
これでは到底「稼いでいる」とは言えませんよね。
ExライセンスDL数は「0DL」
エクストラライセンスとは、写真を個人のブログや資料に使うのではなく、商用利用する時のダウンロード時に発生する報酬です。
Ex写真の販売価格は3,000円/枚
そのうち2,000円が投稿者に支払われます。
通常ダウンロードでは3.25円ですから、これが売れたら大きいですよね。
まだDLは0ですが、もしかしたらExライセンスが稼ぐポイントなのかもしれません。
PV数「553PV」
PV数とは、自身のアップした写真がどれだけ閲覧されたかを示します。
3ヶ月間の累計は533PV
決して多い数字ではありませんね。
だた、ダウンロード数が355なので、見てくれた人の50%以上の人がダウンロードしてくれているということですね。
これは自分の写真に自信を持ってもいいということでしょうか?笑
ただ、PV数自体が圧倒的に少なすぎるので、需要(検索数)の高い写真で上位表示させていく方法を考えなければならないかもしれませんね。
どんな写真がダウンロードされたのか?
ダウンロード数の多かった写真
私の場合、「食」に関する写真のダウンロードが上位6つを占める結果となりました。
料理が好きだったり、家から出なくても素材を増やせるという点でアップ点数も多かったですし、ライティングを組んで撮影したので、ある程度差別化できたという理由かもしれません。
1位になった魚の写真は友人宅で海鮮パーティーをした際に偶然撮影したもの。
遊ぶついでに撮影した写真が1枚100円近くのお金を生むとは思いませんでした。
何がお金になるかはわからないので日頃からカメラを持ち歩くことが大切ですね。
また、上位にお猪口2種類、豆腐2種類がランクイン。1つの被写体でも色んな角度や背景、構図で撮影して点数を稼ぐのもポイントということですね。
ちなみに、ペティナイフのついでに撮影したフォークやスプーン、大きめの包丁も上位にランクインしています。ついで撮りが大切!
ダウンロード数の少なかった写真
ダウンロード数が少なかった写真の傾向としては、風景写真のダウンロード数が少なかったように見られます。
誰でもカメラ1台で撮影できる上に、プロレベルの写真で飽和しているので素人がちょっとカメラを勉強したくらいでは難しいジャンルなのでしょう。
ダウンロードされた写真の傾向と合わせてみても、「普通の人には簡単に撮れない写真」をいかに撮るかがポイントになっていることがわかりますね。
私の場合、料理撮影用に照明機材を集めたので、その辺が他の初心者とは差別化できたのかもしれません。
撮影のために料理を作らないといけないという手間の部分もあるのかも。
200枚登録までにかかった時間は?
200枚登録に3ヶ月かかりました
2021年10月中旬に写真ACに登録、そこからサボった期間もありながら3ヶ月かけて200枚を登録しました。
これに関しては、もっと早い人がたくさんいるので、副業の人でも無理のないペースだと思います。
1つの被写体で5パターンの構図やアングルをアップする時もあるので、想像より一気に増える感じですね。
週の平均登録数は15枚
200枚÷90日(3ヶ月)で単純計算すると、週に15枚程度。
平日と週末の週2回撮影だとしても1回あたり8枚程度なので、そんなに頑張った感はありません。(頑張れよw)
あくまでプライベートタイムのついで撮影でこれくらいと思ってもらえれば良いかと思います。
安定してダウンロードされてきたのは結構最近
上の画像は写真ACのデイリーDL推移です。
こうしてみると1月中旬からグッと伸びた感じがありますが、それまでは低空飛行が続いていますね。
ここ最近、ライティングを使った料理撮影に力を入れて取り組み出したので、それがここ最近の上昇につながっているのかもしれません。
写真ACに費やした労力は?
①週末のお出かけついでに屋外撮影
休日の家族とのお出かけ、一人でふらっとカメラ散歩する時などは元々カメラを持ち歩いています。そのため、そのついでに写真ACで必要とされそうな被写体やワンシーンがないか注意して、見つかればシャッターを切っているだけです。
なので、素材写真の撮影のために出かけるといった時間や労力はかけていません。
②平日は日常のブツ撮り
平日の仕事終わりに撮影に出かけるというのは難しいので、お昼ご飯や夕食で作った料理の中で素材写真として使えそうな料理があれば撮影しておくようにしています。
料理ができてから「これ素材用に写真を撮りたい!」とライティングを組んでいては早く食べたい家族に迷惑がられるので、ライティング機材と撮影スペースはいつでも料理撮影ができるようにスタンバイしてあります。
あくまで普段の生活のついでにやる。
これ私の写真ACのやり方です。
③空いた時間に画像補正
撮影するものがない時や休日の暇な時間を見つけては少しずつ画像補正をしています。
画像補正をするのとしないのとでは写真の仕上がりが一目瞭然、これをやるだけでDL率が全然違うと思っています。
作品ではなく、あくまで素材写真なので凝った加工はしません。
暗いところを明るくしたり、汚れを消したりという程度。
1枚あたり1分もかかりませんね。
④アップロードは一瞬で終わります
写真が完成したら、あとは写真ACにアップしていきます。
写真を一括でアップ、タイトルとハッシュタグをつけていくだけです。
1枚あたり30秒程度なので、SNSの投稿より簡単ですね。
カメラなどの機材費は総額46万円、撮影費用は0円
撮影機材費用:合計459,872円+月額1,078円
撮影に使用する機材の購入金額を合計すると、総額で46万円近くになりました。カメラは始めると沼にハマるといいますが、見事にハマっています。
ただ、もともとカメラが趣味なので結構なお金をかけましたが、写真ACを始めるためにはここまで集める必要はありません。なんならスマホで撮影して無加工で投稿すれば機材費はスマホとPCのみでOKです。やっていく中でクオリティを求めていくと機材が欲しくなってくるかもしれません。
ただ、趣味のカメラや仕事のために購入したものばかり。写真AC用に揃えた機材費は0円なんですよね。
それでは、私の使っている機材をご紹介します。カメラに興味のない人はサッと飛ばしちゃってください。
①フルサイズミラーレス一眼:17万円(中古)
カメラはミラーレス一眼を中古で購入しました。
2世代前の型にはなりますが、初心者には十分過ぎるスペックです。
最近の一眼カメラはどれも性能がいいので、写真AC用のためならどれでもいいと思いますが、プロはセンサーサイズの大きいフルサイズカメラを使う人が多いとのことでフルサイズ機を購入しました。
SONYはオートフォーカスが早く、動画にも強いということで最近人気のメーカーですね。
②標準ズームレンズ:10万円
標準ズームレンズと呼ばれるレンズであれば、広く撮る「広角」でも少し遠くを切り取る「望遠」でも万能に撮影できるので、1本購入するなら「標準ズームレンズ」が便利です。料理のブツ撮りなどは、このレンズの望遠側で撮影しています。
趣味の撮影では、他にも広角レンズと望遠レンズを持っていますが、写真ACの写真には滅多に使いませんね。
③ライティング機材:合計19,872円
ライティングの機材は主に料理写真のためにできるだけ安いものをチョイスして一通り揃えました。
ブツ撮りはライティングの有無でかなり差が出るので自宅でのブツ撮りで稼ぐならライティング機材は必須ですね。
Neewer TT560フラッシュスピードライトセット
5,299円
被写体を明るく照らすことで写真を鮮やかにしたり、陰影をつけることで立体感を出すことができます。このストロボはかなり安いものですが、初心者には十分過ぎるのでとりあえず買っておいて、あとから新調するのがおすすめです。
Neewer FC-16
3,599円
カメラからストロボに発光指示を出すコマンダーと呼ばれるリモコンです。これによって料理の奥側から光を当てるいわゆる「半逆光」で撮影することができ、美味しそうなシズル感を出すことができます。
Amazonベーシック ライトスタンド
1,980円
ストロボを設置するためのスタンドです。アマゾンの格安品のため、少し触ると倒れそうですが、大きな高級ストロボではないのでとりあえずこれにしました。高価なストロボにしたらスタンドも良いものにしないと。
UNPLUGGED STUDIO 40インチ ホワイトアンブレラ
5,014円
ストロボを直接当ててしまうと光が強すぎてしまうので、、一度傘に反射させた光を料理などに当てることで太陽のような自然な光にしています。
Godox S2アップグレードS型ブラケット
3,000円
ストロボ、スタンド、アンブレラをつなぐためのアタッチメントです。もっと安くて軽いものがあるのですが、将来的にしっかりしたストロボを購入することを考えて、ちょっといいものを買いました。少し大きくて思いので、外には持ち歩けません。
ストロボからの光を奥側から当てると、料理の手前側の影になって暗過ぎる場合があります。そんな時に白い板を手前において光を反射させることで影を柔らかくしています。
④パソコン:17万円
私が使用しているのはintelCPUが使われている2018年モデルです。
写真の補正をする際には、動画編集ほどではありませんが、そこそこのスペックが必要になるので、CPUを16Gに拡張させて購入しました。
確かCPUの拡張はApple公式ストア限定だったはず。
最近発売されたM1チップ搭載のMacBook Airは10万ちょっとで16Gのハイスペックが手に入るので、そろそろ買い換えたい!
⑤補正ソフト:月額1,078円
画像補正にはAdobeの写真現像ソフトを使用しています。
本業でAdobe製品を使うことが多いので、これを使っていますが、動画ソフトやフォトショップも入ったフルパッケージだと月額6,000円を超えるので、月額制サービスではなく買い切りの現像ソフトに切り替えたいなと思っています。LuminarXとか。
撮影費用は0円
家族とのお出かけついで、一人で散歩ついで、家で料理を作ったついでなど、何かのついでに撮影しているので写真ACにアップするためにかかる費用は0円です。
強いていうなら、出かけるガソリン代や電車賃、料理撮影なら食材費程度でしょうか。
機材さえ揃えてしまえば、原価0円というのはありがたいですね。
200枚登録してみて感じたメリット
①趣味のカメラのついでにお小遣いが入る
「好きなことをしてお金を稼ぐ」って憧れますよね。
私の場合、写真が趣味なので写真で副業ができたらいいなと以前から考えていました。
ストックフォトサービスなら、空いた時間に撮影や写真のアップをすればOKなので、本業に支障がでることは絶対にありません。クライアントワークではないので、本業が忙しくなったらお休みできるというのは安心して始めやすいですよね。
また、素材写真として世の中の人がどんな写真を求めているのか?自分のどんな写真に魅力を感じてくれるのか?などのマーケティング的な勉強になったり、商業用の写真を撮ることで自己満足の写真では学べない写真の勉強にもなると実感しています。
②それ用の時間も費用もかからない
撮影に関しては、お出かけや家での料理のついでに「これは写真AC用に良さそうな被写体だ。」とシャッターを切っているだけ。写真の加工やアップロードも趣味の現像ついでササっとやるだけ。AC写真用に費やす時間や費用はほとんど必要ありません。
なので、少額ではありますが得た収益はほぼ利益ということになるのかもしれません。
③一度登録したら不労所得が入り続ける
写真を撮影して、アプロードした後は何もすることはありません。
写真が必要とされ続ければ半永久的にお金が入ってきます。
「不労所得」というと怪しい感じがしますが、これこそがストックフォトの魅力ですね。
1枚の写真が月に30円生むとして、それを1,000枚登録しておけば、何もしなくても毎月30,000円。
毎月奥さんを回らないお寿司に連れて行けますね。笑
200枚登録してみて感じたデメリット
①すぐにはお金にならない
不労所得が得られる仕組みとはいえ、写真をアップしたらバンバンダウンロードされるという訳ではありません。
私のように200枚程度では月に300円程度です。
ACフォトで稼がれている人でも「まずは1,000枚登録」と言われますので、コツコツ写真を増やしながら撮影やマーケティングのスキルを上げていくしかありませんね。頑張ります!
②一気に収入が増えることもない
写真1枚3.25円ですから、1,000DLでようやく3,250円。
これをできているクリエイターですらごく一部と言われていますので、「あくまでフォトストックサービスはお小遣い稼ぎ」程度に考えておかないと挫折します。
ACフォトで稼ぐには、「必要とされる被写体をクオリティ高く、たくさんアップする。」
長い目でコツコツ、これに尽きるのではないでしょうか。
③単価の高いストックサービスに変えるべきか悩む
ストックフォトサービスは写真AC以外にもたくさんあります。
ダウンロードが基本有料だったり、1枚あたりの単価が高いサイトであれば、クリエイターに入る収益も大きくなっていきます。
写真ACは1枚3.25円と報酬は低めですが、プロ並の写真でなくてもダウンロードされることがあるので、初心者でも収益0が続きにくいサービスと言えます。
ただ、写真ACである程度ダウンロードされていくと「他のサービスの方が稼げるのかな?」と悪魔が囁きます。
自身のある写真だけでも他のサービスでチャレンジしてみるのもアリかもしれませんね。(利用規約の関係で、1枚の写真を複数サイトにアップすることはできません。)
換金基準は5,000円から
換金するなら1500回以上のダウンロードが必要
写真ACでは、5,000円から振込申請をすることができます。
そのため5,000円÷3.25円=1,538.46…DLが必要になります。
3ヶ月で1,153円(356DL)ですから、このペースのままだと「あと4倍(12ヶ月)」かかる計算になりまね。
どんどんDLペースを上げなければ!
毎月5,000円獲得には毎日50DL以上必要
毎月5,000円が自動的に入ってくるようになるとかなり気持ちの面でも「お小遣い稼ぎできてる」という感覚になりますので、まずはそこを当面の目標にしたいところ。
毎月5,000円稼ぐためには、現在の月間1,500DL以上。
毎日50DLされる必要があります。
現在は5~10DLくらいなので、あと10倍ダウンロードされないといけませんね。
現在200枚登録の10倍なので、2,000枚!?
労力は少ないので長い目で見て続けていこう
いかがでしたでしょうか。
今回は写真AC登録3ヶ月、200枚登録時点の収益結果をご紹介しました。
「お金を稼ぐのはそんなに簡単なことじゃない。」
子供の頃に大人たちから言われた言葉を思い出す結果になりました。
ただ、200枚登録すると少しずつDL数が安定してくるので、今後の伸び率に期待しながら長い目で続けていきたいと思います。
「写真を上げているのに稼げない!」とお悩みの方も、焦らずコツコツ頑張っていきましょう。
今後は、300枚登録、400枚登録などのタイミングで収益報告できればと思いますので、その時に自慢できるくらいの収益になっていることを願いながら頑張っていきます!よかったら応援のほど、お願いいたします!
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