こんにちは。
テレ沼です。
このブログでは、「テレワークを楽しく・快適に」をコンセプトにガジェットレビューやテレワーク飯、週末副業などについて実体験を配信しています。
今回のテーマは「昇降式スタンディングデスク」について
- 仕事での生産性をアップさせたい!
- 長時間座りっぱなしなので体が心配!
- 仕事の集中力をアップさせたい!
- スタンディングデスクを比較検討中!
テレワークや在宅ワークが広がったことで、ホームオフィス環境を充実させたいという方も多いのではないでしょうか?
パソコンやモニター、オフィスチェア、キーボードやマウスなどPCデスク環境の改善ポイントは様々ありますが、全てのベースは「PCデスク」。
仕事内容や体に合わせて最適なデスクを使用することは、生産性にとても重要と考えている方も多いですよね。
今回は、生産性アップに期待ができると注目されている「昇降式スタンディングデスク」について、その効果やメリット・デメリット、種類別比較もご紹介していきます。
この記事が快適なテレワークの参考になれば幸いです。
昇降式スタンディングデスクとは?
昇降式スタンディングデスクとは、ハンドルやボタンを使って高さを変え、立っても座っても仕事ができるデスクのことです。
従来のオフィスデスクといえば、椅子に座った状態で使用するのが当たり前でしたが、近年長時間の座り姿勢は健康や生産性に悪影響を及ぼすと言われています。
テレワーク環境で時間座りっぱなしになってしまうという方が増え、注目されている昇降式スタンディングデスク。かくいう私も導入してその便利さを痛感した一人です。
立って働くという時代にあった働き方改革、そのおすすめアイテムを深掘りしていきます。
座りっぱなしの悪影響とは?
「長時間の座り作業は死亡リスクをあげる」という研究結果が報告されています。
2021年、米国ガン協会所属のアルパ・パテル博士らによる研究結果で、「1日6時間以上座って過ごす人は、座る時間が3時間未満の人に比べて、死亡リスクが女性で34%、男性で17%高くなっている」ということがわかりました。
また、長時間座って過ごし、運動をあまりしない人は、座る時間が短い人に比べ、女性で94%、男性で48%死亡リスクが高くなっていたそうです。
つまり、長時間同じ姿勢にならないように日頃から気をつけていく必要があるということですね。
スタンディングデスクの効果とメリット6選
①腰痛や肩・首の凝り対策
前述したとおり、長時間の座り作業は健康面において悪影響とされています。腰痛・肩や首の凝りなどに悩まされているという人も多いのではないでしょうか?
椅子によって長時間血流が阻害されるような姿勢が続くことでこのような症状になりやすいと言われていますので、スタンディングデスクを使うことでこのような症状の対策につながると考えられます。
②姿勢の矯正
椅子に長時間座っていると、腰・首・肩の不調を感じ、その痛みをかばうために姿勢が悪くなってしまうことがあります。
スタンディングデスクを活用することで、強制的に腹筋や背筋を使うことになりますので、正しい姿勢で仕事をすることができます。
また、昇降式のデスクであれば自分の身長、座高、腕の長さなどに合わせてベストな高さにセッティングすることがができるため、常に姿勢をベストな状態に保つことができます。
③運動不足解消
スタンディングデスクを導入して改めて実感したのですが、座り作業というのは本当に筋肉を使っていません。
座り作業をずっとしていた人がスタンディングデスクに切り替えると、最初の数日は「逆に腰痛になった?」と思うほど筋肉痛になります。
スタンディングデスクで数時間作業することで、胸・腹筋・背筋をメインにしたいい姿勢を意識するようになるので、自然と運動不足の解消に繋がっています。
⑤集中力アップ(眠気抑制)
「テレワークでは切り替えができず、あまり集中できない。」という方も多いのではないでしょうか?
私も例に漏れず、自宅での午前中はイマイチ集中できない。きっとオフィスに行ってもそれほど集中はしていなかった。笑
スタンディングデスクを活用すると、矯正的に立ち姿勢という運動をしながら仕事を開始できるので、眠くなることなく集中して作業することができています。
⑥なんか仕事できる風でモチベUP(笑)
朝、カーテンからの陽の光を浴びて、コーヒー片手に立ちながらパソコンで今日1日の予定をチェックする。
こんなイカしたライフスタイルに憧れているという人も多いのではないでしょうか?
かくいう私もそんな憧れを抱いた一人。
かっこいいと自分になってする仕事ほどモチベーションと生産性が高い仕事はないことでしょう。
スタンディングデスクの注意点とデメリット3選
①長時間の立ち姿勢も逆効果
長時間の座り作業が体に良くないということですが、長時間の立ち作業も同様にあまりよいものではないそうです。ベストなスタイルは立ちと座りを交互に繰り返すこと。これが体への負担を減らし、集中力を最も高める働き方と言われています。
また、立ち姿勢も正しい姿勢を意識しないと反り腰や左右アンバランス等の良くない姿勢になってしまうケースがあるので、スタンディングでも常にいい姿勢を意識することは大切です。
②部屋のスペースを圧迫する
スタンディングデスクを導入して気づいたことは、高さがあるゆえに部屋の空間を圧迫するということです。以下の写真は私のデスクスペースですが、スタンディングだと妙に部屋が狭く感じるのではないでしょうか?
このように縦幅が伸びるだけとはいえ、使わない時はシッティングの高さに戻す方が部屋の中で快適に過ごすことができます。
③一度座ったら立つのが面倒になる人も
YouTubeでスタンディングデスクを購入した方のレビューを見ていると、「最初の方は面白くて立ち仕事していたけど、慣れてくるとめんどくさくて座ってしまう」というコメントをよく聞きます。
もちろん座って作業する方が楽なので、その欲望に打ち勝つ精神力がないと「無駄にスタンディングできるデスク」になってしまう可能性があります。
自分の生産性と健康のため、イカしたビジネスマンでいるためにも強い心で立ち上がる覚悟が必要です。
昇降式スタンディングデスクの種類別比較!
それでは、スタンディングデスクにはどのようなものがあるのかを種類別に比較してご紹介していきたいと思います!
手動昇降式
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天板の高さを付属のハンドルを回すことで上げ下げすることができるタイプです。昇降式スタンディングデスクの中でも比較的安価に手にいいれることができ、電源を必要としないので、ケーブルが増えるのが嫌という方にはオススメです。
デメリットとしては、ハンドルを回すのが面倒になってしまって固定デスクになってしまったという方が多いのでご注意を。
ガス圧手動式
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オフィスチェアの座面を上げ下げする要領でガス圧を使って天板を上下することのできるタイプです。手動昇降式のようにハンドルを回す必要がなく、レバーをつまみながら上げ下げすることができるので、低予算でもワンタッチで上下させたいという方にはオススメです。
デメリットとしては、デスクにモニターやPCなどデスク上に多いと動かないものもあるようなので、対荷重等には十分注意が必要なのと、商品の選択肢が少ないという点があげられます。
電動昇降式
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ボタン一つで天板を上下させることができるので、気軽にスタンディングに移行できるのが電動式のメリットです。昇降が面倒に感じてしまうとスタンディングとして使わなくなりがちなので、予算が許すなら電動式がオススメです。電動式の場合、高さを記憶してくれる機能が付いているモデルを選ぶと、毎回自身のベストな高さで作業をすることができます。
デメリットとしては、手動より少し値段が高くなる点と電源が必要になるのでケーブルが一つ増える点があげられます。
折りたたみ式
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デスクに自宅を占拠されたくないという方には、折りたたみ式のスタンディングデスクもあります。自宅で仕事をしない時は生活スペースとして有効活用できるので、TPOに合わせてスペースを活用したい人、あまり部屋が広くない方にオススメです。
使用する都度組み立てるめんどくささ、デスクトップPCなどの置き型PCには不向きという点がデメリットとしてあげられます。
卓上式
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卓上式はすでにお使いのデスクに置くことでスタンディングデスクになるタイプです。今のデスクを気に入っていて捨てるのが勿体無い。大掛かりなデスクを組み立てたり、粗大ゴミ等で机を捨てるのが面倒という方にはおすすめの気軽に導入できるスタンディングデスクです。基本的にはオフィス家具同様の手動式が多いようです。
PCを置く以外スペースは広くないので、立ち仕事中にメモを取ったりしたい人には不向きかもしれません。
スタンディングデスクの選び方
①どのタイプのスタンディングデスクにするか?
前述したように卓上、手動、電動とスタンディングデスクにも様々な種類があります。
電動タイプよりも、手動タイプの方が比較的安価に購入できるので、あまり予算がないという方は手動式でも良いかもしれません。ただ、手動式は上げ下げが面倒になってしまって動かさないという方も多いので、本末転倒にならないようにご注意ください。
また、電動昇降式デスクには、昇降ボタン以外に高さを記憶させられるメモリー機能を搭載したモデルもあり、ボタン一つで自分のベストプレイスに昇降することができますので、予算が許すのであればこちらがおすすめです。
②希望の高さ・部屋のサイズに合っているか?
商品によって、最も高い位置と低い位置が決まっていますので、購入の際は希望の高さに設定できるのかを必ず確認しましょう。子供用にも使えるように買ったのに、お子さんに合った高さまで下がってくれなかったなんてことも。
また、天板に合わせてデスク脚の幅を調節することのできるモデルもありますので、お部屋のスペースに設置することができる商品かを必ず確認しましょう。昇降式デスクは、天板が昇降するため一般的なデスクと違って壁に接するように設置することができません。(壁に触れていると壁紙が剥がれます)その点も留意して天板の周りにスペースが空くような商品を購入しましょう。
③天板は別売り?それともセット売り?
スタンディングデスクの中には、天板がセットになっているものと別売りになっている商品があります。
天板のサイズを自分のお部屋や作業内容に合わせてベストなものにしたい方や天板を自作予算を抑えたいという方は天板を別で購入したり、木材からDIYすることがオススメです。
私の場合、天板をホームセンターで購入してDIYしたので、かなり安く希望のサイズでスタンディングデスクを手に入れることができました。
私のスタンディングデスクをご紹介!
私の使用しているスタンディングデスクは
Flexispotの「EJ2」というモデルです。
私のスタンディングデスクのスペック
- Flexispotの電動昇降式スタンディングデスク「EJ2」
- ホームセンターの木材で作った天板(140×80cm)
- 立ち、座り含め全4つのメモリー機能あり
- 誤作動防止の昇降ロック機能あり
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なぜデスクを自作したのか?
デスクをDIYしてみようと思った理由は主に3つあります。
1つ目は、予算をできるだけ抑えたかったから。天板セットの商品だと天板の材質がイマイチ、別売りのオーダー天板も検討したのですが、天板だけで5万円くらいかかってしまうことがわかりました。DIYであればかなり安価に購入できました。
2つ目は希望のサイズや色で作りたかったからです。セットの天板ですと120×60cmなどのサイズが多く、大型モニターを少し距離を取って使いたい私にとっては奥行きが少し足りませんでした。自作することによって自分のベストなサイズと色の天板が手に入れることができました。
最後の理由は、単純にDIYに挑戦してみたかったからです。YouTubeで「スタンディングデスク」と検索すると様々なDIY動画が出てくるので、以下のような動画に感化されて挑戦したのです。
自作デスクの合計金額は?
- Flexispot EJ2(自動昇降式):24,000円
- 天板用木材:6,000円
- 木材カット代:200円
- ワックス:1,000円
- 紙やすり:144円
- 電動ドライバーレンタル代:330円
合計金額 31,674円
3万円ちょっとで140×80cmという大型天板の電動昇降式デスクが手に入るので、自作はかなりオススメです。DIY初心者の私でもYouTubeの動画を見ながら真似するだけで簡単に作ることができたので、よかったら挑戦してみてはいかがでしょうか?
過去のブログで自作の様子を配信しているのでよかったらチェックしてみてください!
番外編:集中力を上げるポモドーロテクニック!
ポモドーロテクニックとは?
ポモドーロテクニックとは、「25分作業をしたら5分休む」ということを繰り返す時間管理術のことです。
1980年代にイタリア人のフランチェスコ・シリラによって考案され、現在も高い集中力をより持続させて働くテクニックとして様々なビジネスマンが活用しています。
- 達成するタスクを決定する
- 25分のタイマーをセットする
- タイマーが鳴るまではそのタスクに没頭する
- タイマーが鳴ったら5分休憩する
- 4回繰り返したら長め休憩を取る(15分~30分)
ポモドーロとは、イタリア語で「トマト」を意味する単語で、シリラ氏が大学生時代に25分を計るのに使っていたタイマーがトマトのデザインがされたキッチンタイマーだったことからこの名前が付けられました。
25分の間はできるだけ一つのタスクに集中すると決めることで作業に集中し、途中でやむおえず作業が中断された場合は、最初から25分を開始。このように決めたタスク以外に集中力を奪われない時間管理方法が最高の集中力を維持する方法と言われています。
昇降式スタンディングデスクにポモドーロテクニックを活用!
このポモドーロテクニックを昇降式スタンディングデスクと併用していくことで、めんどくさくなりがちな昇降の動機を作って健康的に集中力を持続させていくことができるのではと実践しています。
- 25分スタンディングで作業
- 5分休憩しながらデスクをシッティングに
- 25分座り姿勢で作業
- 5分休憩しながらデスクをスタンディングに
スタンディングデスクで生産性をあげよう!
いかがでしたでしょうか?
今回は昇降式スタンディングの効果やメリット・デメリットについてご紹介しました。
健康的な体を維持することが高い集中力を維持する基本となるので、より自分の体に負荷のない環境で働きたいですよね。自分に最適な姿勢でベストなワークパフォーマンスを発揮していきましょう!
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