ロボット掃除機の水拭き機能はいらない?使ってわかったメリットとデメリットを解説!

ロボット掃除機の水拭きは必要なのか?

この記事では、ロボット掃除機の水拭き機能の必要性について、実体験をもとに解説しています。

この記事はこんな方にオススメ
テレコアラA

ロボット掃除機の購入を検討しているんだけど、水拭き機能はあった方がいいのかな?

テレコアラC

水拭き機能について詳しく知らないので、メリットやデメリットを知ってから購入したいな。

今回はそんな方のために、ロボット掃除機の水拭き機能の必要性について、実際に使って感じたメリット・デメリットをご紹介しながら解説してきます。

私の結論としては「水拭き専用機種は必要ない。便利な機能ではあるものの、合う環境と合わない環境がある。」という着地となりました。

では、どんなメリット・デメリットからそのような結論に至ったのでしょうか?

あくまで私個人の感想にはなりますが、1ユーザーの参考としていただければ幸いです。

この記事の内容を簡単にまとめると

ロボット掃除機の水拭き機能とは?

めんどうな水拭きをロボット掃除機が自動化してくれる

水拭き

ロボット掃除機の水拭き機能とは、ウェットシートを装着したロボット掃除機が床を走行することで、モップがけしたようなツルツルの床にすることができる機能です。

クイックルワイパーなどが一般的になり、雑巾掛けをしているという人は少なくなりましたが、クイックルワイパーでも床一面を水拭きしようと思うと時間も手間もかかり、こまめにするのは気が重くなりますよね。

そういった水拭きの負担をロボット掃除機に任せることで、時間も手間もかけることなく、こまめな水拭きが可能になり、いつもツルツルで気持ちの良いおうち時間を実現してくれます。

水拭き機能一体型と水拭き機能専用機がある

水拭き機能搭載のロボット掃除機には、一体型と専用機がありますので、それぞれの特徴を理解して購入することをオススメします。

水拭き機能一体型(ライトユーザー向け)

一般的な吸引機能を搭載したロボット掃除機にウェットシートを装着することで、1台2役こなすことができます。

ロボット掃除機2台(吸引と水拭き)を置く必要がないため、コンパクトな日本の住環境に合っていますし、2台購入するよりもリーズナブルにまとめることができます。

デメリットとしては、機能・走行性能が水拭きに特化していない場合があることと、水拭きシートを取り付けるためのパッドを取り付ける手間が必要な点があります。

水拭き機能専用機(水拭きにこだわる人向け)

吸引機能がなく、水拭き機能に特化したモデルです。

メリットについてはメーカー・機種にもよりますが、以下のようなモデルがあります。

  • 汚れに水を噴射したり、洗剤を使用して頑固な汚れを落とすことができるモデル。
  • カーペットの上など侵入禁止エリアを設定できるモデル。
  • 四角になっていて四角まで残さず水拭きできるモデル。
  • 水拭きだけでなく乾拭きも可能なモデル など

このように、水拭きの中でも細かなニーズに応えることができます。

また、モップ面が広くより多くの汚れを取ることができる点、シート以外の取り付け作業が必要ないというメリットもあります。(水噴射機能がある場合は給水が必要)

デメリットとしては、吸引型のロボット掃除機も導入した際に2台分のスペースや費用が必要になる点があげられます。

ロボット掃除機の水拭き機能のメリット

①こまめな水拭きで汚れの定着を防いでくれる

レーザー

人が生活していれば、自然と汚れはついてしまい、水拭きする期間が空くほど、頑固な汚れ(床の黒ずみ)として定着してしまいます。

定着してしまった汚れは簡単に落とすことが難しく、ゴシゴシ擦ったり、洗剤等を使って落とす必要がありかなり手間がかかります。

その点、水拭きできるロボット掃除機があれば、何かの作業中やリラックスタイム中に水拭きを完了させることができますので、手間も時間も必要なく、こまめな水拭きが可能になります。

そうすることで、汚れが定着する前に落としてくれますので、床の黒ずみも防いでくれます。

テレコアラA

床が黒ずんでいると、衛生的にも気分的にも良くないですし、裸足で歩けなくなりますよね。

②埃や花粉などの舞い上がりを防いでくれる

ボタン

水拭きで床に適度な水分があることで、微粒子の舞い上がりを防いでくれますので、ハウスダストアレルギーや花粉症の人も安心して過ごすことのできる空間に近づくことができます。

どうしても吸引タイプの掃除だけでは、微粒子を吸い尽くすことは難しく、空気中に舞い上がってしまうこともあります。

花粉の季節や黄砂の季節だけでも水拭きをすると、ストレスなく健康的に過ごせるのではないでしょうか。

③手荒れや体への負担を減らしてくれる

SwichBot K10+

雑巾を用意したり、洗剤を使って水拭きをすると、手荒れの原因になったり、手足や腰に負荷をかけてしまうことがあります。

ロボット掃除機なら、最初のシート装着やタンクへの給水(必要な場合)だけすれば、あとはロボットにお任せ。

冷たい水に手が触れることもなければ、体力を使うこともありません。

体を労わるという意味で、両親へのプレゼントとしてもいいですね。

ロボット掃除機の水拭き機能のデメリット

①定着した汚れまでは落とせない(一体型は)

一般的に水拭き機能は、ウェットシートを装着したロボット掃除機が走行するだけですので、こびりついた頑固な汚れを力強くゴシゴシと磨くことはできません。

そのため、汚れの定着を防ぐという意味で活用することをオススメします。

水拭きに特化したモデルの中には、洗剤や水を噴出して汚れを浮かせて取ることのできるモデルもありますので、ある程度の汚れもきれいにしてほしいという方は、噴出機能のあるモデルを選びましょう。

②シート着脱の手間がある(例外あり)

水拭きシートを取り付け

ウェットシートを装着するタイプの水拭き機種は、掃除ごとにウェットシートを装着する必要がありますので、その手間がどうしても必要になります。

また、吸引機能との一体型モデルの場合、シートを取り付けるためのパッドも取り付けが必要になるケースがあります。

こういった手間があり、自然に使わなくなってしまう方もいるので要注意です。

シートではなくモップ、水分はタンクの水を使うというモデルであれば、毎回の手間は省くことができますが、カビのリスクも発生しますので、個人的には毎回すてることのできるシートタイプ派です。

③カーペット、溝掃除には使えない

水拭きという特性上、カーペットなどの水拭きすべきでないものには使えません(水分が付着します)ので、お部屋にカーペットがある場合は「侵入禁止エリア設定」のできるモデルを購入することをオススメします。

侵入禁止エリアの設定には、SwichBotのK10+のようにスマホアプリから設定できるものもあれば、ルンバシリーズのようにオプションデバイスを物理的に置くことでバーチャルウォールを設置することができるモデルがあります。

また、吸引・水拭き一体型のモデルの場合は、各モードごとに侵入禁止設定ができるかもチェック項目に入れることをオススメします。

④消耗品にお金がかかる

水拭き

モップやシートは水や汚れを含むため、消耗品としてランニングコストが発生します。

そのため、そういったランニングコストも計算しながら購入するモデルを検討することが大切です。

ウェットシートを使う場合でも、「市販品を使えるモデル」と「メーカー専用シートしか使えないモデル」がありますので、できれば市販品を使えるモデルの方がランニングコストは抑えることができます。

私の結論|水拭き専用機を買うほどではない人にはおすすめ!

クリーンベースにセット

今回はロボット掃除機の水拭き機能は必要なのか?というテーマで、実際に水拭き機能を搭載したロボット掃除機を使っている私が感じたメリット・デメリットをご紹介しました。

結論として、水拭きがあることでお部屋の清潔感・快適性はグッと上がります。

しかし、吸引タイプのロボット掃除機に加え、水拭き専用機種を購入する必要があるかと言われると、置き場所や費用の面で「私は必要ない」と感じました。

これに関しては、購入者の水拭きに対しての重要度が影響してくるかと思いますので、一体型モデルと専用モデルのメリット・デメリットを正しく理解して、合ったものを購入いただければと思います。

水拭き機能搭載機を買うときの注意点
  • 走行効率が良い機種を選ぶこと(走行中に乾いてしまう)
  • 水拭きシート(消耗品)の値段が安いこと(市販品が使えると最高)
  • 侵入禁止エリア設定のできる機種を選ぶ(カーペットや絨毯など)
  • タンクがあるなら乾燥させやすいもの(カビが生えるリスクがあります)

私が愛用している水拭き機能搭載機種はこちら

K10+

私は今までに6台のロボット掃除機を使用してきましたが、現在使用しているモデルが過去最高のものと感じています。

SwichBotのK10+というコンパクトで水拭きを機能搭載したロボット掃除機です。

直径25cm未満の小ささは日本人の住環境によく合い、「マッピング機能・ごみ収集ステーション・水拭き機能・侵入禁止エリア設定可能」と高スペックながら6万円台で購入することができます。

こちらについては個別でレビュー記事がありますので、良かったら参考にしてみてください。

あわせて読みたい
SwitchBot「 K10+」のレビュー|日本人のためのロボット掃除機! この記事では、SwichBotのロボット掃除機「K10+」をレビューしています。直径25cm未満の圧倒的なコンパクトさに加え、静かな走行音、レーザーによる障害物回避機能搭載とアパートでも使える製品です。ゴミ収集ステーションもコンパクトなので、スペースが限られている日本人の住環境にオススメのロボット掃除機です。

この記事が水拭き機能搭載のロボット掃除機を検討中の方の参考になれば幸いです。

この記事の内容を簡単にまとめると