この記事では、スタンディングチェアの効果とメリット、合わせてFlexiSpotのBH2というスタンディングチェアをレビューしています。
この記事はこんな方におすすめです。
スタンディングデスクを購入したけど、ずっと立っているのも辛いな。スタンディングデスク用の椅子があると聞いたけど、実際どうなんだろう?
FlexiSpotのBH2というスタンディングチェアが気になっているんだけど、購入した人のレビューを見てから購入したいな。
そんな方のために、スタンディングチェアの効果やメリットをご紹介。
合わせてスタンディングチェア「BH2」をFlexiSpotさんからご提供いただきましたので、実際に我が家のスタンディングデスク環境で使用してみた感想をレビュー形式でご紹介していきたいと思います。
この記事がスタンディングチェアを検討中の方の参考になれば幸いです。
- 無意識にいい姿勢をキープできる
- デスク下に収納できて部屋がスッキリ
- シンプルで主張しすぎないデザイン
- 普通の高さの椅子としても使える
- 長時間の作業には向かないのであくまで休憩用
- もう少し傾けられると嬉しい
- 傾けると滑り落ちる
※この記事はAmazonアソシエイトリンクを含みます。
スタンディングチェアは立ち作業のための椅子
「立ち作業のための椅子」という究極の矛盾ワード。
上の写真のように、立ち作業の際に軽く腰をのせられる椅子をスタンディングチェアといいます。
長時間座りっぱなしが腰痛などに影響するということで、スタンディングデスクを導入する人が増えていますが、逆に長時間の立ち作業もまた体に負担をかける場合があります。
そんな時に、軽く腰掛けて体の負担を分散してくれる椅子がスタンディングチェアです。
ちなみに私が現在使っているスタンディングデスクはFlexiSpotさんの「EJ2」。
ホームセンターで木材を購入してDIYしたお気に入りの電動昇降式デスクです。
普段座っているときは、これにRasicalのGrowSpica Proを合わせて使用しています。
高性能なオフィスチェアとはいえ、長時間座っているとお尻が痛くなりますので、スタンディングで作業することもしばしばです。
スタンディングチェアの効果とメリット
①腰痛の緩和
スタンディングチェアを使うことで、腰の筋肉が緊張することなく、自然な姿勢で座ることができます。
そのため、腰痛の緩和につながることがあります。
②血行の改善
スタンディングチェアを使うことで、脚が伸ばせるため、血行が改善されます。
血液が滞りやすい下半身の血流改善に効果があります。
③姿勢の改善
スタンディングチェアを使うことで、自然な姿勢を保ちやすくなります。
特に、背骨や肩周りの姿勢が改善され、姿勢の悪さによる肩こりや首の痛みなどを緩和することができます。
④集中力の向上
スタンディングチェアを使うことで、脳に酸素が十分に行き渡るようになり、集中力の向上につながることがあります。
長時間座り続けるデメリットとは?
①腰痛や肩こりの悪化
長時間同じ姿勢で座っていると、腰や肩などの筋肉が緊張し、血液循環が悪くなります。
その結果、腰痛や肩こりの症状が悪化することがあります。
②生活習慣病のリスク
長時間座っていると、血糖値が上がりやすくなり、インスリンの分泌が不十分になることがあります。
また、運動不足になることで、肥満や高血圧、動脈硬化などの生活習慣病のリスクが高まることがあります。
③静脈瘤や血栓症の発生リスク
長時間座り続けることで、下肢の血液循環が悪くなり、静脈瘤や血栓症などのリスクが高まります。
悪い姿勢による悪影響は日々の積み重ねですので、日々の環境から変えていきたいですね。
④眼精疲労の悪化
長時間パソコンやスマートフォンを使っていると、目が疲れやすくなります。
特に、画面を見る距離や明るさが適切でない場合は、眼精疲労の症状が悪化することがあります。
長時間の座り姿勢によって、姿勢が悪化してくると、無意識に画面との距離が近くなってしまいますので、体に負担をかけない姿勢をキープして目への負担も軽減してあげたいですね。
FlexiSpotのスタンディングチェア「BH2」をレビュー
「BH2」の特徴とスペック
- サイズ:座面直径38cm、基盤直径33cm、高さ56.5〜71.5cm
- 重さ:4.4kg
- 耐荷重:70kg
- 座面:メッシュ&クッション
オフィスチェアでありながら、とてもコンパクトなデザイン。
椅子によって自宅のスペースが取られるのは嫌という方にはピッタリのサイズ感ですね。
実際に使っている様子はこんな感じです。
スタンディングよりは楽、だけど姿勢はキープしながら作業をすることができます。
座面はRのあるクッション&メッシュ
座面は表面がメッシュ、その中にウレタンのようなクッション素材が入っています。
メッシュ素材なので、通気性が良く蒸れることはありません。
クッションはしっかり厚みがあり、長時間座っても痛みは感じませんでした。
座面がR状になっているので、お尻が包まれるような感覚で仕事をすることができます。
両サイドのレバーで高さを調節できる
座面の両サイドにレバーがあり、一方をつかむと昇降できるようになっています。
座りながらグッと掴むとスーッと高級感のある昇降を楽しめます。
昇降範囲は56.5〜71.5cmということで、普通の椅子としても使えますし、立ち姿勢とほぼ同じくらいの高さにもすることができます。
身長171cmの私くらいであれば十分にどんな姿勢でも対応してくれます。
耐荷重が70kgとのことなので、70kg以上ある方は全体重をかけないように要注意です。
スタンドは丸みがあり傾けやすい
スタンド部分は円形になっていて、バーの椅子のようでとてもおしゃれです。
底面はラバーのついたラウンド型になっているので、全方向に15度まで傾きをつけることができます。
こんな感じで前傾姿勢で作業をすることもできます。
ただ、個人的にはもう少し傾く際の抵抗感がなくスムーズだと良かったのと、座面がメッシュなので少し滑る感じが気になりました。
デスク下に収納できるから部屋がスッキリ
とてもコンパクトなサイズ感なので、使用後はデスク下に収納することもできます。
部屋が狭い日本の住宅事情にはありがたい設計です。
デザインも黒一色(アイアン部分除く)なので、どんなお部屋にもピッタリ合ってくれます。
BH2の組み立てはラクラク超簡単!
BH2はパーツが4つしかなく、1つ1つのパーツもコンパクトです。
そのため、組み立てが苦手な人や力に自信がない人でもラクラク組み立てられます。
私でも数分で組み立てられてしまったので、動画を撮る必要があったのか謎なほどです。
まとめ|スタンディングデスクユーザーなら一度は使ってみてもいいかも!
最後までご覧いただきありがとうございました。
今回はスタンディングチェアの効果とメリットということで、FlexiSpotのBH2をレビューしていきました。
実際に使った感想としては、「これ一つでオールOK」というところまではいきませんでしたが、午前中のスタンディング作業時の小休憩に使う椅子としては今後も愛用していきたいと思えるオフィスチェアでした。
デザインもシンプルで省スペースなので、サブチェアとしてデスク下に収納しておけるというのも使い勝手がよく、スタンディングデスクユーザーの方は一度お試ししてみる価値はあると思います。
この記事がスタンディングチェアを検討している方の参考になれば幸いです。