今回はカーテンが自動で開閉するスマートホーム「SwitchBotカーテン」のレビューや使い方、購入前の注意点などを解説します。
この記事はこんな方におすすめです。
朝、気持ちよく目覚めるいい方法はないかな?
毎日仕事を始める前にカーテンを開けるのが面倒なので、自動カーテンを検討しているんだけど、実際どうなんだろう?口コミが気になるな。
そんなあなたのために、指定した時間になったらカーテンが自動で開閉する「SwitchBotカーテン」をレビューしていきます。
実際に使ってみたからこそわかるリアルなメリット・デメリットを解説します。
- 朝太陽の光で起きる目覚めの良さ
- 部屋が衛生的になる
- 閉め忘れがなくなる
- 開閉時の音量が気になる
- シンプルな割に値段が高い
- 充電が面倒
※本記事はSwichBotさんから製品提供をいただきレビューしており、アフィリエイトリンクを含みます。
SwitchBotでカーテンの自動開閉が可能になる
「SwitchBotカーテン」はカーテンレールに取り付けるだけで、自動でカーテンの開閉をすることができます。
スケジューリング機能を使って決まった時間に開閉したり、アレクサやSiriを使って音声操作も可能。
「タッチ&ゴー」という機能を使えば、5cmカーテンを動かすだけで、自動でカーテンを開閉させることも可能です。
- 太陽の光を目覚まし時計がわりに目覚めたい
- 朝は太陽の光を浴びて幸せホルモンを分泌したい!
- 仕事を始める時間に部屋を明るくしておきたい
- 夕方カーテンを閉めるのを忘れがち(外から見られたくない)
- サイズ:5.1×4.2×11cm
- 重さ:400g/個
- 価格:9,980円/個
- カラー:白のみ
- バッテリー:リチウムイオン
- 充電端子:USB-Type C
※別売りのソーラーパネルで太陽光充電も可能 - 連続使用時間:フル充電で最大8ヶ月
- 両開き・片開きに対応
- 対応レール:レールタイプごとに購入が必要(後述)
実際にカーテンを開閉させてみた感想
今まで手動で開閉していたので、自動で開く様子には感動するものがあります。
手動だと面倒で、一日中閉じたままということも珍しくなかったので、朝太陽の光で目覚めるのは気持ちがいいですし、部屋も衛生的な気がします。
ただ1点、「ウイーン」という起動音が若干大きく甲高いなと感じました。
使ったからわかるSwitchBot カーテンのメリット
①朝太陽の光で目覚めるのって気持ちがいい!
朝一番に太陽の光を浴びることで、脳が覚醒し自律神経を整えてくれると言われています。
わかってはいるものの、寝起きでカーテンを開けにいくって結構めんどくさくてサボりがち。
これが自動カーテンなら目覚めと共に太陽の光を浴びることができます。
ちょっとしたことなのですが、どこか爽やかで充実した1日が始まった気になれます。
目覚まし時計代わりに太陽光を浴びるというのもいいかもしれませんね。
②湿気とカビの予防で部屋が衛生的になる
理想は窓を開けて換気したいところですが、カーテンを開けるだけでも湿気によるカビを抑制してくれます。
そういった意味で、自動でカーテンが全開になるのは衛生的に良いと感じました。
特に冬場は気温差で窓周辺に湿気が溜まりやすいので、定期的に空気の通り道を作ってあげたいですね。
太陽光には除菌効果もあると言われているので、少しでも部屋を衛生的にできるのは嬉しいです。
③カーテンの閉め忘れが無くなる
手動で窓を開けた日の夜にカーテンを閉め忘れていたことに気付くことってよくありますよね。
防犯やプライバシーの観点から、夕方になったら閉めたいものですが、私もついつい忘れてしまいます。
自動カーテンなら「毎日17:00に」などと決まった時間に閉めてくれるので、そういった心配も不要です。
使ったからわかるSwitchBot カーテン購入前の注意点(デメリット)
①開閉時の音が気になる
カーテンの開閉時の起動音が早朝に突然鳴ると考えると、もう少し静かだといいなと感じました。
「ウイーン」という少し甲高い音なので、神経質な人はアプリの設定で「静音モード」にするなどして低減させるのが良いでしょう。
ただ、開閉時の数秒なので、イライラするというほどではありません。
②シンプルな割にお値段は9,980円/個
SwitchBotカーテンの価格は1個あたり9,980円、両開きなら19,960円。
カーテンを開閉するために9,980円払う価値があるかどうかは人によって意見が分かれそうです。
朝、太陽光にあたることは自律神経を整え、セロトニンを分泌させてくれる作用があるとも言われていますので、9,980円で心身ともに健康、仕事の生産性も上がるなら安上がりとも言えます。
③充電が結構面倒
充電はUSB-Cケーブルを使い6.5時間で最大8ヶ月の使用が可能です。
カーテンレールにあるSwitchBotカーテンまでケーブルを伸ばせる距離にコンセントがあるという家は少ないので、レールから本体を外して充電をする必要があります。
ただ、一度外すと微妙に位置が変わってしまうので、開閉ポジションにシビアな人は毎回設定をするという手間が発生します。
別売りで太陽光充電ができるそうですが、9,980円取るなら初期装備して欲しいなというのが本音です。
モバイルバッテリーで対応した方がコスパがいいかもしれませんね。
開封レビュー|パッケージや箱の中身は?
シンプル過ぎず、ゴチャゴチャしすぎずのパッケージ
ホームセンターにありそうな、親しみやすいシンプルなパッケージです。
自宅のカーテンレールに合わせてU字型というタイプを設置します(ココ重要)。
サイズも10×20×5cmくらいなので、想像以上でも以下でもありません。
箱の中身を開封していく!
箱の中には思ったよりも物が入っていました。
- SwitchBotカーテン本体
- サイドレール
- 充電用USB-AtoCケーブル
- ロール装着補助パーツ
- フック付け用ロールとクリップ
- ロールアタッチメント
- サポートガイド
- 取扱説明書
充電は最初から85%されていましたし、レールへの設置も最初からセットされているロールで問題なかったので、説明書以外の付属品は使いませんでした。
本体は想像よりもコンパクト(5.1×4.2×11cm)でした。
アプリの初期設定の方法
ダウンロードしたら、アプリを立ち上げてユーザー登録をします。
その後に、ホーム画面右上にある「+」からデバイスの登録をします。
本体の裏側に丸いリセットボタンがありますので、アプリの指示に従って長押しすると、白く点滅してペアリングが完了します。
設定は全てアプリの指示通り動けばできるので、とても親切な設計になっていると感じました!全体的に機能がシンプルでいいです。
寝室のカーテンレールに取り付けてみた(設置方法)
まず、取り付けたい位置のカーテンフックを一つだけ外します。
- 両開きタイプの場合:各カーテンの一番内側
- 片開きタイプの場合:オープン時の逆サイド
両開きタイプを片側1個で開閉するということも可能ですが、オープン時に片側にカーテンが集まる点だけ注意が必要です。
本体のロールをレールの隙間に差し込んで、90度回転させると写真のようにレールに本体が引っかかります。
これで設置のほとんどが完了なので、設置は誰にでも可能だと思います。
フック部分は少し下に伸びるようになっているので、本体とカバーの両方を持った状態で軽く下に引っ張りながら合体させていきます。
軽い力でグッと押し込めば写真のように一つになります。
最後に、外したカーテンフックを元に戻していきます。
フックを戻すと、本体はほとんど見えない状態になるので、お部屋の雰囲気を壊さないようになっています。
思ったよりも設置は簡単でした!工具や力もいらないので、組み立てが苦手な人でもきっとできます。設置にかかった時間は1個あたり2分程度でした。
開閉距離の設定方法
SwitchBotカーテンの設置が完了したら、アプリから「どこが全開・どこが全閉」という開閉位置の設定をしていきます。
アプリの案内に沿って、全開の時の位置と全閉の時の位置を覚えさせていきます。
物理的にこれ以上動かないというMAX位置から少し緩めた位置に調節するのが良いでしょう。
両開きの場合は、2つのSwitchBotがぶつかって喧嘩しない位置に微調整する必要があります。
過度にぶつからず、隙間も開かないちょうどいい位置に調節します。
これで基本設定は完了ですので、スマホから開閉できる状態になりました。
開閉距離の設定は神経質になりすぎると時間がかかるので、ざっくり設定してから後で調節していくことをお勧めします。
自動開閉設定(スケジューリング)の方法
指定した時間になったら開閉する設定の方法を解説していきます。
SwitchBotカーテンのTOPから「スケジュール」をタップすると上のような画面になります。
最初はスケジュールが1つもありませんので、下部の「追加」をタップしてスケジュールを追加していきます。
スケジュールは「開く時」「閉じる時」のように個別で設定していきます。
まずは開く時のスケジュールとして「時間・曜日・開閉率・モード」を選択していきます。
モードは「高性能モード(早い)」と「静音モード(遅いけど静か)」の2種類があります。
次にカーテンを閉める時のスケジュールを作成します。
こちらも同様に「時間・曜日・開閉率・モード」を選択するだけです。
「平日は朝7:00に土日は8:00に開きたい」というときは、平日用と土日用とそれぞれ個別のスケジュールを立てていけばOKです。
購入前の注意点
カーテンレールの種類をチェックしよう!
カーテンレールにはいくつかの種類があることをご存知でしょうか?
I字型・U字型(角形)・ポールタイプの3種類がオーソドックスなカーテンレールの種類です。
SwitchBotカーテンはカーテンレールの種類によって購入するモデルを変える必要性があります。
この点は購入前に必ずチェックしておきたいですね。
詳しくは公式サポートサイトでチェック
U字タイプ
ポールタイプ
よくある質問
- アレクサなどの音声で操作できますか?
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SwitchBotハブシリーズと併用すれば、アレクサ、Googleアシスタント、Siri、IFTTT、LINE Clova(Beta)などで音声操作が可能です。
- 付けたり外したりは簡単にできますか?
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誰でも簡単にできます。サイドのボタンを押してレールパーツを外して、90度開店させるだけでレールから外れるようになっています。工具も力も必要ありません。
- そのほかのSwitchBotアイテムと連動できますか?
-
SwitchBot温湿度計で気温湿度を計測、SwitchBotハブを介して、指定した気温・湿度に合わせてカーテンの開閉が可能です。また「シーン」の設定をすることで「朝の日差しをトリガーにカーテンを開き、リビングのエアコンをオン」といったスマートホームの実現が可能です。
【レビュー】SwitchBotの温湿度計プラスは室温を自動調節できる 室温を自動調整したい人必見!この記事では気温や湿度に合わせてエアコンや加湿器を自動操作してくれる「SwichBot温湿度計プラス」をレビューしています。この記事を読めば製品購入のメリット・デメリット、使い方や注意点などもわかります。
朝の太陽はQOLを上げてくれる
最後までご覧いただきありがとうございました。
今回はSwitchBotの自動開閉カーテンを実際に使ってみた感想をレビュー形式でご紹介。
実際に使ってみて感じたメリットやデメリットなどをまとめてみました。
少しお値段はしますが、1日の始まりを気持ちよく過ごせるというのは、QOLにおいてとても重要なことだと実感することができました。
リモートワークで一日中家から出ない日もあるので、こういったスマートホームガジェットを活用して、自然と太陽の光に当たる仕組みも大切かもしれませんね。