この記事では、30代男性サラリーマンの筆者がリモートワークをする中で購入してよかったものを紹介していきます。
リモートワークを始めて5年以上、デスク周りのアイテムから生活家電まで、様々なものを購入してきました。
購入することで仕事の効率や生活の質をアップさせてくれるものもあれば、購入したもののあまり使わなくなってしまったものや購入メリットを感じなかったものもありました。
そんな購入品の中から「リモートワークのQOLをアップさせてくれたモノ」を10個だけ厳選して紹介していきますので、リモートワークの作業効率や快適性をアップさせたいと思っている方の参考になれば幸いです。
- リモートワーカーのQOLが大きく変化するかどうか
- できるだけ万人におすすめできるモノかどうか
- 筆者が実際に使用しておすすめできると思ったモノから厳選
※この記事は筆者が実際に使用したものからおすすめできるものを紹介しておりますが、記事中にはアフィリエイトリンクを含みます。当サイトを応援いただける方のみリンク先で購入いただけますと幸いです。
※一部購入品ではなく、メーカーからの提供品も含んでおりますが、使用してよかったものだけを紹介しております。
リモートワークで買ってよかったものランキング TOP10
①自動昇降式デスク(天板は自作がおすすめ)
- 体に負担のない姿勢で仕事できるようになった
- 部屋の広さに合わせてデスクの広さを最大化できた(天板自作の場合)
- 仕事用・コンテンツ視聴用と用途に合わせた快適姿勢が取れるようになった
- 色や模様など自分好みのデスクが手に入った(天板自作の場合)
デスクワークは長時間同じ姿勢を維持することで、血流が悪くなり、腰痛や肩こりなどの体の不調の原因になりますが、自動昇降式デスクなら、ボタン一つで立ったり座ったりと作業姿勢を変えることができます。
私の使っているFlexi SpotのEJ2は、4つのメモリー機能があるので、立ち座りや使用者に合わせて最適な高さを覚えさせることが可能です。
立って作業をしない人でも、仕事をする時に快適な高さと映画やドラマを見る時に快適な姿勢は違うので、用途に合わせてベストポジションでPC操作できるのはとても便利です。
天板は別で購入することで、お部屋のサイズや作業環境に合わせて最適なスペースで仕事をすることができます。
私はコストを抑えるために、ホームセンターで板を購入・加工、脚と合わせても3万円台に抑えることができました。
DIYはちょっとめんどくさいという人は、KANADEMONOなどでサイズ指定の天板を購入するのも一つの方法です。
②大型の外部ディスプレイ(27〜34インチがおすすめ)
- 目線が上がって、体に負担のない姿勢で作業ができるようになった
- 画面を目から離すことができるので、目が疲れにくくなった
- スクロールせずにたくさんの情報を表示できるようになった
- 2画面、3画面並列で作業ができるようになった
- 映画鑑賞の没入感があがった
長時間ノートPCで作業するのは、作業姿勢が悪くなり腰痛や肩こりの原因に、画面が近いことで眼精疲労や頭痛の原因になります。
そのため、毎日の作業に使うPC画面のサイズにはこだわっていくことをお勧めします。
PCの映像を外部モニターに出力して作業することで、目線が上がり自然と姿勢が良くなりますし、画面との距離を取ることにもつながるので、目の疲れを予防することもできます。
おすすめの画面サイズは、2ウインドウ並列で作業できる27〜34インチです。
あまり大きすぎると場所を取りますし、目やマウスカーソルの移動が大変になるので、自分の使用環境に合ったサイズ感を知ってから購入することをおすすめします。
私は34インチのウルトラワイドモニターを使用していますが、この画面サイズであれば3ウインドウ並列も可能です。
スプレッドシートや動画編集ソフトなど、横長画面だと作業しやすくなるソフトを使う人にもおすすめです。
ワイド画面はデスクの雰囲気もかっこ良くなります。
③ロボット掃除機(水拭き機能付きがおすすめ)
- 仕事中に部屋の掃除を完了させてくれるようになった
- 定期的に水拭きするので、床色が明るくなった(本来の色)
- 掃除頻度が上がって衛生的になった(花粉や黄砂対策にも)
- 床にものを置かない習慣ができた
- ソファやベッドの下も常に清潔にできるようになった
リモートワークで1日中家の中にいると、オフィス出勤よりも部屋が汚れるスピードが早いです。
とはいえ、頻繁に掃除機をかけるのは腰が重いので、ロボット掃除機に全てお任せしてしまいましょう。
ロボット掃除機であれば、仕事中や朝の準備をしている間に自動で掃除が完了します。
また、モップで水拭きしてくれるタイプを購入すれば、常に床をピカピカな状態にしてくれます。
吸引機能だけでは、床の黒ずみまでは防げませんが、水拭き機能搭載のものにして「こんなにも床が白かったのか」と気付かされました。
花粉や黄砂が気になるシーズンも床がざらざらすることなく、衛生的かつ快適です。
モップ付きのロボット掃除機はカビの発生を防ぐことが大切ですので、自動洗浄と乾燥をしてくれるものをおすすめします。
④エルゴノミクスオフィスチェア(5万円以上がおすすめ)
- 体に負担の少ない姿勢で作業をすることができた(肩こり腰痛知らず)
- 疲れたら少し仮眠できるようになった(リクライニング)
- 映画鑑賞が快適になった(フットレスト)
「オフィスチェアをケチると一生後悔する」というのは、決して過言ではないと私は身をもって経験しました。
安物のオフィスチェアで仕事をしていた頃、腰痛・肩こり・尻痛に悩まされて、仕事どころではありませんでした。
現在は、椅子を変えたので、腰痛・肩こりは解消しましたが、お尻の痛みは慢性的なものになってしまい、いまだに長時間椅子に座ることができない体になってしまいました。
一生付き合う体の不調になる前に、オフィスチェアだけはケチることなくこだわっていただきたいです。
目安としては、5万円以上のものがおすすめです。
5万円以上のものになれば、位置調節の幅が広く、足腰、腕、首など、それぞれを体に最適化させることができます。
座面のクッション性やコスパを重視する人は、ゲーミングチェアを購入するのも1つの方法ですが、耐久性や通気性は劣りますので、メリット・デメリットを理解して購入いただければと思います。
映画鑑賞や仮眠を取りたい人は、リクライニングの角度つき、フットレストが搭載されているものをおすすめします。
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⑤多機能トラックボールPCマウス
- 手首や腕への負担が減った(腱鞘炎対策)
- 理想的な姿勢がキープできるようになった
- 頻出ショートカットキーをワンクリックで起動できるようになった
マウスカーソルの操作は、PC搭載のトラックパッドでも可能ですが、長時間の操作は手首や腕の疲労の原因になります。
長時間操作しても疲れにくいマウスとして、トラックボールがおすすめです。
一般的な親指操作モデルであれば、親指を動かすだけでマウス操作が可能。
手首や腕を動かす必要がないので、腱鞘炎になったり、姿勢が崩れて肩こりになるリスクを軽減できます。
マウス自体を動かす必要がないので、キーボードの真横に置いてもつっかえるということがありません。
そのため、右手のキーボードとマウス間の移動距離を最短にすることができます。
また、トラックボールの中にはクリックやスクロール以外のボタンが複数搭載されているものがあり、これがPC作業を楽にしてくれます。
ボタン1つ1つに好きなコマンドを割り当てることができるので、よく使うコマンド(コピー、ペースト、カット、全選択など)を設定することで、キーボードを触ることなく指1本で操作することが可能です。
⑥自動開閉式カーテン
- 太陽の光で目覚める気持ちよさを知った
- 生活のリズムが整った(朝活・睡眠の質)
- 衛生的になった(太陽光除菌、換気面)
- 閉め忘れで外から丸見えになることが無くなった
「朝起きたらカーテンを開けて太陽光を浴びると良い」ということは知りつつも、起きてすぐにカーテンを開けたり、夕方に閉めるのって結構めんどくさいですよね。
そんな方におすすめなのが、自動開閉カーテンです。
カーテンレールに取り付けるだけで、設定した時間にカーテンを開閉してくれるスマート家電。
朝起きる時間になるとカーテンが開き、太陽の光を浴びながら起床することができます。
朝の目覚めがスッキリしますし、決まった時間に太陽光を浴びることで体内時計が整いますので、睡眠の質もグッと上がったと感じています。
カーテンを閉めっぱなしだと、窓際の湿気や空気の循環も悪くなってしまうので、衛生面でも良いのではないでしょうか。
本体にソーラーパネルを取り付けることも可能なので、日中は太陽光で本体を充電してくれます。
夕方になると、設定した時間で自動でカーテンを閉めてくれるので、プライバシーも守ってくれます。
「カーテンを開閉するだけなのに…」と感じるお値段ではありますが、想像以上にQOLが上がったアイテムでした。
⑦乾燥機能付きドラム式洗濯機
- 仕事中に洗濯&乾燥が完了するようになった(たたむだけ)
- こまめに洗濯するのが苦痛じゃなくなった
- 天気や季節に左右されず洗濯ができるようになった
- 生乾き臭に悩まされることがなくなった
リモートワークのメリットは、仕事の合間に家事ができるということです。(ちゃんと働いていますよ)
乾燥機能付きのドラム式洗濯機があれば、午前中に洗濯を開始すれば、お昼休みには乾燥まで完了させてくれます。
お昼休みに洗濯物を取り出して畳めば、洗濯物がシワになることなく収納することができます。
出社スタイルの時は、平日夜か休日にしか洗濯できず、冬の夜は乾かないし、雨が降れば外干しできず部屋干し。
部屋干しすると衣類がなかなか乾かない上に、乾いたらどことなく生乾き臭が…なんてこともありました。
リモートワークのメリットを活かして、季節や天気を気にせず、こまめに洗濯したいですね。
⑧外付けキーボード(60%サイズがおすすめ)
- タイピング作業が快適になった
- 冬でも手が冷たくなくなった(Macは冷たい)
- MacBookのキーボード劣化が減った(売価がキープできる)
外部モニターに接続してPC作業をするなら、キーボードも外部モニターにすることをおすすめします。
自分の作業内容や好みに合わせてタイピングできるようになると、作業の快適性がグッと上がります。
また、冬場のMacBookはボディの冷たさが毎朝辛かったのですが、そのストレスからも解放されました。
さらに、MacBook側のキーボードで操作しなくなることで、キーボードのすり減りやボタンの状態を綺麗に維持することができますので、リセールバリューの高いApple製品をより高値で売ることもできます。(それだけのためにキーボードを買うのは意味ないですけど)
また、数字入力を頻繁にする人以外はテンキーのない60%サイズのキーボードがおすすめです。
テンキーがないことで、マウスに手をのせた時にも姿勢が左右対称になり、体の歪みや体への負担を軽減することができます。
また、右手のキーボード・マウス間の移動距離が最短になりますので、作業効率アップや体への負担を低減させてくれます。(トラックボールと組み合わせると最強です)
⑨モニターアーム
- PCモニターをベストなポジション・角度にすることができた
- 仕事用・映画視聴用でモニター位置を気軽に変えられる
- モニター下のスペースがスッキリする
外部モニターを付属のスタンドのまま使用していると「もう少し高い位置にできたらいいのに」「用途によって最適な位置って違うんだよな」と感じることがあります。
スタンド側で調整できればそれでもいいのですが、スタンド側の限界だったり、位置調整が面倒なスタンドもありますよね。
そんな時にモニターアームがあると、その時々に合わせて最適なモニター位置で作業やコンテンツ視聴ができるようになります。
仕事をする時は、姿勢を正した時の目線の先、モニター全体を俯瞰できるように少し離した位置に。
ダラっと映画を見る時は、椅子をリクライニングした状態に見やすい角度にして、映画に没入できるように少し近くに。
こんな感じで、縦横奥と用途に合わせて最適なモニター位置に移動させることができます。
また、スタンドがないことで、モニター下のデスクスペースをスッキリさせることができます。
時計やスマホの充電器、スピーカーなどを置くことができますので、デスクスペースを有効活用できます。
スタンドの脚って、安定感のあるものほど場所を取りがちなので、それがなくなるだけでかなりスッキリした印象になりますね。
⑩マグカップウォーマー
- いつでも温かい飲み物が飲めるようになった
- 無理に熱いうちに飲む必要がなくなった
- 自分の好みの温度で飲めるようになった
仕事中にコーヒーなどのドリンクを飲みながら作業する人におすすめなのが、マグカップウォーマーです。
温かい飲み物が入ったマグカップをのせて、温度設定をすれば、設定した温度にキープしてくれます。
これがあれば、飲んでいる最中に冷えてしまうことや冷めないうちに無理に飲み干すということがなくなります。
せっかくホットコーヒーを用意したのに、お客さんや上司からの電話が入って冷めてしまったなんてことも防げます。
好みの温度に設定できるものが多いので、熱々で飲みたい人や猫舌の人など、それぞれの美味しいと感じる温度で楽しめるという点も嬉しいですね。
失敗しないリモートワークグッズを選ぶ4つのコツ
毎日使うものは安物を買うと後悔する
ものを購入する上で、お値段はとても大切な要素ですよね。
とはいえ、お値段と品質はある程度比例しますので、お金をかけるものとそうでないものを見極めることが大切です。
ひとつの目安として、使用頻度の高いものはいいものを買うという考え方をおすすめします。
リモートワークにおいては、PCやモニター、椅子やデスク、マウスやキーボードは作業効率や体への負担という点で全ての人が共通して使用頻度の高いものかと思いますので、少し高価だと感じても妥協することなく購入しましょう。
「悩む理由がお金なら買い」とはまさにこれらのための言葉でしょう。
・営業職の方であれば、日々のオンライン商談で使うWEBカメラやマイクに。
・デザイナーさんであれば色の再現力の高いモニターやPCのスペック(CPUやGPUなど)に。
・事務の方であればタイピングや数値入力に使うテンキー付きキーボードに。など
業務において何が成果に直結するのかを考えて優先順位を考えていきましょう。
面倒でもサイズは必ず確認しよう
どれだけ機能やスペックが優れたアイテムでも、設置する環境や作業に合っていなければ意味がありません。
「想像より大きなモニターで目線の移動が疲れる」
「アダプターが大きくて持ち運びに使えなかった」
「一番低くしたのに背が低くて合わなかった」など
設置する環境と製品のサイズをしっかり確認することはもちろん、ECサイトのレビューでどのようなギャップが報告されているのかを確認するようにしたいですね。
ケーブルの端子や長さは必ず確認しよう
製品本体だけでなく、電源供給やデータ転送に使う接続ケーブルの端子や長さも事前に確認しておきましょう。
・電源ケーブルであれば、USB Type-AやType-C・micro USB、専用ケーブルなど。
・映像転送はHDMIやディスプレイポート、USB-TypeCなど。
・ケーブルが付属するものであれば、そのケーブルが使える環境にあるのか。
・付属しない場合は今あるものが対応しているのか、新たにどれを購入すべきなのかなどを検討する必要があります。
USB Type-Cケーブルであれば、充電専用のものや映像出力もできるもの、電力供給が60Wのもの、データ転送速度が40Gbpsのものなど、種類もさまざまなので、端子は同じなのに使えないとならないように注意が必要です。
また、ケーブルが必要電力供給に足りていても、コンセントにつながっている電源アダプターの出力が弱ければ、PCなどに供給する電力が足りないというケースもあります。使うデバイスの必要電力を確認した上で、適したアダプターを購入しましょう。
また、ケーブルの長さが足りず、おきたい場所に設置できないというケースもあるので、ケーブルの長さも確認しておくことをお勧めします。
準備・メンテナンスが面倒なものは使わなくなる
どれだけ高機能な製品でも、使用するための手間が多いものはいずれ使わなくなります。
・カビ防止のためにまめな掃除が必要な空気清浄機やロボット掃除機
・解体して水洗いするのが大変な調理家電
・点灯させるためにスマホアプリを開く必要があるLEDライト
全てのものが当てはまるわけではありませんが、起動させるためのアクションやメンテナンスにお金や手間がかかるものではないか必ず確認しましょう。
メンテナンス性の高さをPRしているものを候補に入れたり、レビュー記事やレビューコメントからメンテナンス面でのデメリットを確認して、自分でも使えそうか判断することをおすすめします。
まとめ|用途に合わせてベストなお買い物をしていきましょう
最後までご覧いただきありがとうございました。
今回は30代リモートワーカーの私が選ぶ「リモートワークで買ってよかったものランキングTOP10」と「購入の際のコツ」をご紹介しました。
リモートワークと一言でいえど、職種や個人の価値観によって重視するポイントは様々ですので、あなたに最適なワークスペースとは何かを考えた上で、便利なアイテムを購入していただければ幸いです。
この記事がこれからリモートワークをする人、現在リモートワークをしている方の参考になれば幸いです。