この記事ではテレワークやリモートワークに欠かせない「WEB会議に必要なもの・あるといいもの」をご紹介しています。
この記事はこんな方にオススメです。
これからリモートワークを始めるんだけど、WEB会議がメインになるからコミュニケーションが円滑にできるようなものはないかな?
オンライン商談でWEB会議システムを使うから、商談相手の印象がアップするようなものはないかな?
今回はそんな方のために、WEB会議で必要なもの・あると便利なものをご紹介したいと思います。
IT系のサラリーマンとして5年以上リモートワークしている筆者の実体験に基づいてご紹介。
「テレワークが始まって不安」「もっとWEB会議の質を上げたい」という方の参考になれば幸いです。
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WEB会議で必要なもの4選
①PCまたはスマホ
当たり前ですが、PCまたはスマホがなければWEB会議をすることはできません。
画面共有や別タブで資料を見ながらコミュニケーションを取ることができますので、スマホより画面の大きいPCの方がかなり便利ではあります。
相手の顔と音声が見れればいいという方であれば、スマホでもいいかもしれませんね。
音質や映像の質に大きな差はないと言えるでしょう。
映像と音声を同時に届けるWEB会議では、PCのスペックが低いとフリーズしてしまうことがありますので、安いPCにはご注意を。
Wi-Fiの環境にもよりますが、M1 Macbook Airとかであれば、特に不便なく使えるでしょう。
②マイク付きイヤフォン
PCやスマートフォン本体のスピーカーも年々ハイレベルになっていますが、以下のような理由でマイク付きのイヤフォンは必須と言えます。
- 周りの騒音を拾いやすく相手が聞き取りにくくなる
- 周囲の音が邪魔で相手の音声を聞き取りにくい
- スピーカーでの会話は周りの迷惑
たまにオフィス内でスピーカーを使ってWEB会議をするおじさんがいますが、あれって本当に迷惑ですよね。
テレワークの外出先、共有スペースでは特に、周りの人にも配慮してマイク付きスピーカーを使いましょう。
もちろん、高音質であることが望ましいですが、Apple純正のイヤフォンでも十分使えます。
私は電池の持ちを気にしたく無いので有線の「EarPods(2,000円くらい)」を愛用しています。PCで使う場合は3.5mmのヘッドフォンプラグと書かれたものを買うようにしましょう。
無線にしたい人は「AirPods」も人気です。
「AirPods」は長時間使用でも耳が痛くなりにくいインナーイヤー型、「AirPods Pro」は遮音性に優れたカナル型ですので、用途や好みに合わせて選ぶことをおすすめします。
③WEBカメラ
ノートPCやスマホを使っている人であれば本体に搭載されていますが、デスクトップPCやクラムシェルモードでPCを動かすという方にはWEBカメラが必要になります。
WEBカメラは1,000円台から数万円するものまで幅広いですが、映像が多少汚くてもそんなに影響がないので、とりあえずの方であれば5,000円以下の安いものでも十分です。
- 画質:安いのは720pか1080p
- 端子:USB-CかUSB-A(PCに合わせて選ぶ)
- 画角:広いものは複数人用、狭いものは個人用
- マイク:マイクの有無
安いWEBカメラに付属しているマイクは音質が悪いことがあるので、別のマイクを使うのであれば、マイクなしのものを選んだ方がコスパは良くなります。
リーズナブルなWEBカメラの一例
④インターネット環境
最後に欠かせないのがネット環境です。
どれだけPCやカメラの性能が良くても、ネット環境が悪ければ意味がありません。
音声の遅延や途切れ、映像の乱れなどが無いように、安心できるネット環境を用意しましょう。
出先を除いて、スマホのテザリングやポケットWi-Fiはおすすめしません。
スピードが遅く、容量制限があるためです。
在宅でのWEB会議では「ひかり回線」のWi-Fiを使うなどしましょう。
できれば、有線接続が望ましいですが、それにはケーブルとPC側にイーサネット端子が必要になりますので、可能ならといった感じですね。
高速ひかり回線の例
WEB会議にあると便利なもの6選
①外付けUSBマイク
WEB会議での印象を左右するのは、映像(見た目)よりも音声と言われています。
ノイズの入った音声は、無意識に相手を不快にしたり、印象を落としてしまうことがります。
少しでも相手の印象を良くしたいという方は外付けのUSBマイクの購入をオススメします。
- シンプルに声質が良くなる(イケボ化)
- 飲み物や食べ物の咀嚼音の入りを防げる(オンライン飲みなど)
USBマイクを選ぶ際には、音質の評価(声質・周囲の音の拾い)以外にも、マイクアーム対応・非対応、音量などの調整の方法、接続端子(USB-AやUSB-C他)などを自分の使用環境に合わせて選んでいきたいですね。
人気のUSBマイクの一例
②スピーカーマイク
自宅やオフィスの会議室など、誰もいない環境でWEB会議をしたいという方にオススメなのが、WEB会議用のスピーカーマイクです。
イヤフォンをせずにWEB会議ができるので、普段の会話に近い感覚でコミュニケーションを取ることができます。
スピーカーとマイクを別々にすると、スピーカーの音をマイクが拾ってキーンというハウリングが起きてしまいますが、これがあればそんな心配はいりません。
人気スピーカーマイクの一例
③ヘッドセット
本格的なマイクが一体型になったヘッドフォン(イヤフォン)です。
イヤフォン付きマイクでは、少し音質が不満という方に人気ですね。
画面に映る映像がちょっと「仕事できる人風」になるアイテムです。
人気ヘッドセットの一例
④外付けモニター
WEB会議で情報共有の質を上げるために「画面共有」が頻繁に使われます。
共有される画面を見ながら参加者の表情を確認するためには、画面が大きい方が便利です。
そんな時には、外付けモニターにノートPCの映像を出力すると快適になります。
モニターサイズは好みにも寄りますが、1ディスプレイなら27~31インチ程度がオススメ。
デュアルディスプレイならワンサイズ小さいものを2枚並べるのが良いかもしれませんね。
外付けモニターの一例
⑤高画質WEBカメラ(1080P以上)
WEB会議での映像にこだわりたいなら高画質WEBカメラの購入がおすすめです。
- 1080p(2K・FHD)または4Kと書かれているもの
- 30fpsより60fpsの方がヌルヌル
- 明るさ調整機能
- 色やコントラストの雰囲気
- オートフォーカス(AF)の性能
- 画角:個人用なら狭くてもOK
WEB会議程度であれば4Kであっても費用対効果を感じることはあまりないかもしれませんので、重くなることも考えて正直1080pで十分かと思います。
fps(1秒間に何枚の写真で映像を構成するか)においても、WEB会議で60fpsだからできること、30fpsでできないことも特に無いでしょう。
「WEB会議でのトークをYouTubeなどで配信するので見栄えが大切」という人は4K60fpsのものを選んでもいいかもしれませんね。
それよりも、色表現や明るさ補正(白飛び黒潰れ防止)、コントラスト、画角の方が大切な気がします。
画角は広すぎると、無駄に部屋を見せてしまうので、在宅なら狭くて十分です。
高画質WEBカメラの一例
⑥照明器具
面接や商談などで好印象を与えたいなら、配信用の照明器具を使うのもオススメです。
一般的にPCは照明を背にして使うことが多いため、逆光で顔が暗く写りがち。
モニターの反対側に照明を置くことで、肌の色が明るくなり好印象を作ることができます。
ただし、メガネをかけている人はメガネにリングライトの輪っかが反射してしまうのでご注意を。
WEB配信用照明の一例
WEB会議で印象アップ、快適なテレワークを!
最後までご覧いただきありがとうございました。
今回は、WEB会議を快適にするために「必要なもの・あるといいもの」を計10個ご紹介しました。
リアルコミュニケーションで化粧やヘアセット・服装などに気遣うのと同じで、映像や音声にこだわることで、相手の印象をグッと変えることができます。
テレワーク・リモートワークでの「みだしなみ」として、PC環境を万全に整えていきたいですね。
この記事が快適なWEB会議を目指すあなたの参考になれば幸いです。